隠しきれないしみや目立つしわにお困りの方にぜひ紹介したいのがトレチノインです。


使用の方法を間違えると、思わぬ副作用が出たり、逆に効果が出にくかったりしますので、しっかりと理解してから使いましょう。


これからトレチノインを使用される方にとって、参考になる内容となっています。

トレチノインは赤みや皮剥け等の副反応がありますが、池袋皮膚科ではこの副反応をうまく利用して治療しております。

前述のようにトレチノインはニキビやニキビ跡、しみ治療、しわ等の改善に効果が見込まれるお薬です。
トレチノインにより角質がピーリング(剥離)され、コラーゲンも増殖するので、シミやシワの改善が期待できます。特にシミにはとの併用療法が特に効果が期待できます。
さらにトレチノインは皮脂の分泌を抑え、ニキビやニキビ跡治療や脂肌の改善が見込まれます。
その他、二の腕や太もも、背中のぶつぶつ(毛孔性苔癬)などの改善も期待できます。

イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

オバジシステムに変わり導入したDrフェルナンデスのエンビロンシリーズも歴史が長く、効果が高く、Drフェルナンデスに軍配が上がった形となりました。(Drフェルナンデスはずっと以前よりビタミンA療法を研究してきて、Drオバジも結局はビタミンA療法に追随し、行き着いた形となりました。)

ハイドロキノンは、濃度が高くなるほど漂白効果は高くなりますが、副作用の出現頻度も比例して高くなります。

. 以下は基本的な使い方です。症状などにより適宜変更されます。

表皮の細胞は表皮の一番深い層(基底層)で生まれてから、徐々に表面に押し上げられてきてやがて角質となり、最後は垢となって皮膚からはがれていきます。
この表皮の細胞の一生のサイクルをと呼び、約4週間かかることが知られています。

トレチノイン・ハイドロキノン外用治療中は、レーザー治療を行うことができません。
ヒーライトは併用可。

実際、トレチノインはニキビやニキビ跡に対して以下の効果を発揮します。

だいたいの内容は、お渡ししている説明紙でカバーできると思いますが、説明紙に収まりきらなかった内容や、それ以外によくある質問についてQ&Aとしてこちらに書いておきますので、参考にしてください。
ブライセルシリーズをベースに使うことで反応がムラ無くきれいに起こります。

漂白効果と副作用のバランスを考えた時、推奨される濃度は4%程度と考えられています。


そこで、メラニン色素の排出を促す効果に期待できるトレチノインがおすすめなのです。

トレチノインは表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っています。トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるために、表皮の細胞はどんどん押し上げられていきます。言い換えれば、ターンオーバーを2週間程度に速める手段として、トレチノインを使うということです。そのときにメラニン色素を一緒に持ってあがっていき、2ないし4週間でメラニン色素を外に出してしまいます。

それによってどのような効果をもたらすのかについて解説させていただきます。

イソトレチノインはで、毛穴の詰まりを抑制する作用、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用などがあり、 です。
(イソトレチノインには「ロアキュタン」「アキュテイン」「イソトロイン」「アクネトレント」などいくつかの商品名がありますが、全て同じビタミンAの一種から造られています。)

アメリカなどの欧米ではニキビ治療に必要な薬剤として早い段階から認知され、保険適用で処方されてきた歴史がありますが、日本では現状、厚生労働省の承認が降りていないので保険適用外の自費治療薬となっています。
(そのためされており、しなければなりません。)

トレチノインが効果的なシミの種類としては以下がいわれています。)

セラピューティックを行う場合、トレチノインという医師からの処方薬を使用します。

これらは、トレチノインの効果も比較的早く実感することができるシミです。

CDトレチノインとはシクロデキストリン包接トレチノインのことです。
トレチノインには、
・メラニンの排出を促すことでしみを改善
・コラーゲンやヒアルロン酸の分泌を高めて肌のハリや小じわを改善
・皮脂の分泌を抑えることでニキビにも効果的
などの作用があります。
通常トレチノインには、使用中の刺激症状・皮むけ・赤味などの症状が強く出現しますが、CDトレチノインはそういった症状を緩和させた薬剤です。
ハイドロキノンはメラニン抑制作用の強い、漂白剤とも呼ばれる美白剤です。
トレチノインと併用することにより、美白作用の相乗効果が期待できます。

・ハイドロキノンの外用を積極的に併用していただく方がよい時期です。

通常、市販されている美白剤にはメラノサイトがメラニン色素を作る量を減らす有効成分が含まれてはいますが、その作用が非常に弱く、現在沈着しているメラニン色素を外に出すような作用はないため、すでに存在しているシミには効果が出にくいです。

特に、即効性を求められるミドル世代以上の方におすすめの治療法です。

イソトレチノインはニキビに対する高い有効性が知られており、難治性ニキビや繰り返しできてしまうニキビに非常に高い効果があります。
また、現在できているニキビへの作用だけでなく、新しいニキビの発生を抑えてくれる作用もあり、内服期間にもよりますが、と言われています。

トレチノインをお子さまやご高齢の方へ使用する際には注意が必要です。

皮膚のターンオーバーとは、角質が作られ外に排泄されるまでの皮膚の周期のこと。若い方でしたら通常4週間ですが、年齢とともに遅くなり30~40代だと約6週間ほどになります。

トレチノインの長期使用については、最も長くて4年での報告ですが、。

しかしながら長期間使用し続けると徐々に効果が低下していきます。 3カ月使用して2週間休むぐらいの間隔が最もトレチノインの効果を出すことができます。

■施術範囲鼻下・口周り(マリオネットライン内側)・あご(フェイスラインまで)

通常のビタミンA(レチノール)でもターンオーバーを早める作用はありますが、トレチノインの生理活性はビタミンAの約50倍~100倍。市販薬よりも強力な治療薬になります。

トレチノインによる炎症が起こらないように、弱めに使用することがポイントです。


イソトレチノインはレチノイドというビタミンAの類似体に属する成分の名称のことで、医薬品ではレチノイン酸、化粧品ではレチノールという成分で配合されています。
昨今レチノールはニキビや皮脂、毛穴などに有効な成分として有名になってきていますが、医薬品の方が高い濃度となっています。

使用開始時のトレチノインやハイドロキノンの塗り方についてお伝えします。

トレチノイン+ハイドロキノン療法 3ヶ月後
●使用した薬剤:トレチノイン 2,200円×3個/ハイドロキノン 2,600円×3個
●リスク:赤み、かゆみ、かぶれ

色素沈着が消えたら、トレチノインは中止し、ハイドロキノンのみを塗ります。

A 痛みが強い場合は塗る量を減らしていただいてもかまいません。皮がむけてヒリヒリするのは正常な反応です。反応が強すぎてドロップアウトするよりは、継続して治療していただいた方が効果が出ます。①我慢しながら量を減らして調節していく、②一旦塗るのをやめて3-4日すると反応が止まるので、それから量を減らして様子を見ながら少しずつ増やしていく、のどちらかで対応してください。

トレチノインを塗布してから時間をおいて保湿剤を使用しても大丈夫です。

トレチノイン療法は、年齢とともに衰えて来る、お肌のターンオーバーを正常に戻し、その結果、にきび・しみ・しわ・肝斑を改善する療法です。トレチノインとは、ビタミンA(レチノール)の誘導体で生理活性(生物に生理的変化をひき起こす働き)は、ビタミンAの約 300倍あります。レチノイン酸は、誰でも血液中にごく微量流れているものですから、抗原抗体反応を起したり、アレルギー反応を起したりすることはありません。

シワの改善効果がある成分には、トレチノイン以外にいくつか挙げられます。

トレチノインは赤みなどが出現することもあるため、使用目的や生活スタイルに合わせて使い方を変える必要があります。
当院の場合は、0.1%のみ取り扱っています。そのため、いつでもすぐお渡しできる状況です。

では、実際にどのようなトレチノインクリームを選べばよいのでしょうか。

トレチノインには表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出す働きがあり、外用すると、表皮の細胞は活発に増殖して押し上げられていきます。