ここでは、トレチノインとハイドロキノンの使用方法について解説していきます。
A 通常、4ヶ月半が1クールです。治療中のこの間に皮膚が3回入れ替わると言われています。ハイドロキノントレチノイン療法と相性がものすごく良い人(10-15%くらいの人)は、その後継続することも可能ですが、通常はブライセルか、エンビロンシリーズに変更してメンテナンスしていただいた方が安全です。
洗顔・化粧水のあとでシミにピンポイントでトレチノインを塗ります。
この記事では、ハイドロキノンとトレチノンの効果や副作用・使い方について詳しく解説しています。ハイドロキノンとトレチノインをケアに取り入れたいと考える方は、ぜひ参考にしてください。
ハイドロキノン・トレチノイン療法は、東京大学の形成外科医が開発した塗り薬によるシミ治療法です。トレチノインは皮脂の分泌を抑え、ニキビ・シミ・シワ・オイリー肌・ミックス肌を改善。
トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。
製剤の安定性について、製薬会社によるデータをご紹介いたします。トレチノイン0.05%クリームを5℃、25℃、40℃の状態で保管し、1、2、3ヶ月後にデータを測定した結果です。いずれの温度でも3ヶ月後まで成分の性質に変化を認めませんでした。色調は5℃では3ヶ月後まで変化は見られませんでしたが、25℃では2ヶ月後からわずかに退色しました。40℃では1ヶ月後からわずかに退色し3ヶ月後にはわずかに褐色化しました。
施術した患者様からも、皮膚が真っ赤になる、皮膚がボロボロになる、かゆみや痛みがでる、といった、クレームばかりで、この薬を続ける方はわずかな方達だけでした。その、わずかな患者様の皮膚の変化は驚くものがあったため、かろうじて私はトレチノイン・ハイドロキノン・ステロイド療法を捨てずに入られました。
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トレチノインはビタミンAの誘導体で、皮膚に対して非常に強い作用を有しています。
メラニンに対する作用はありませんが、使用を続けていると表皮のターンオーバーが早くなり炎症を生じます。
その結果表皮内のメラニンを排出することが可能になります。
トレチノイン治療に最も適したシミは炎症後色素沈着と肝斑で、特に炎症後色素沈着にはよく効きます。
炎症後色素沈着や肝斑では、比較的弱い反応で色素が除去できることが多く、トレチノインで効果を出しやすいシミといえます。
しかし、トレチノイン自体が炎症を起こす原因となるので炎症後色素沈着や肝斑を悪化させるリスクを秘めていて、トレチノイン使用時は原則ハイドロキノンを併用します。
ハイドロキノンと違い、トレチノインによって老人性色素斑の治療が可能ですが、トレチノインをかなり強く作用させないと除去できないので、皮膚の発赤やヒリヒリ感をひどく起こします。
真皮内のメラニンや盛り上がりのあるシミはトレチノインでは除去できません。
少なくとも老人性色素斑に対する効果の面でトレチノイン治療がQスイッチレーザーを上回ることはありません。
そばかす治療にトレチノインは全く不向きです。
トレチノインに対する反応には個人差が大きく、反応が弱い場合は効果も出にくくなります。
妊娠中もしくは妊娠を望んでいる人には処方できません。
. 治療は、前半の漂白していく治療期間(2~8週間)と後半の炎症を冷ましていく期間(2~8週間)に分かれます。使用開始後、治療部位の皮膚が赤くなり、垢のように皮膚がぽろぽろむけてきます。その後、徐々に赤みが増してきますが、シミは薄くなってきます。始めの1~2週間は一番つらい時期ですが、その後お肌が薬に慣れてきて赤みやしみる感じもなくなっていきます。治療中は、必ず最低2週間に1度は担当医の診察を受けてください。シミの治療期間の目安は4~12週間です。シミが満足できるところまで薄くなった時点でトレチノインゲルを中止し、ハイドロキノンの外用を続けていただきます。トレチノインゲル外用中および外用中止後2~4週ほどの間は赤みが続きます。
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ハイドロキノンとトレチノインを併用してほとんどの方は肝斑が薄くなり、20%程度の方ではすべて消えてしまいます。
いつまで外用すればいいかとよく質問されます。トレチノインとハイドロキノンを外用すると肝斑が消える、あるいは薄くなると同時に肌質がよくなり、毛穴の開大が目立たなくなっているのに気づかれるはずです。これはトレチノインの効果です。また、ハイドロキノンを長く外用しても正常の皮膚の色が抜けることはありません。外用が気に入ればずっとつかってもよいと思います。シミが新しくできるのも予防できます。もちろん、いったん外用をすべて中止して肝斑が再び濃くなったら再開してもよいと思います。
治療期間は初めの1~1.5か月はトレチノイン・ハイドロキノン併用期間です。その後併用期間と同じ期間をハイドロキノン単独使用期間とします。つまり2~3か月が1クールとなります。ずっと続けて使用すると肌に耐性ができてしまい、効果が得られなくなる場合があります。その際効果が出たところで1度1ヶ月ほど治療を休止し、その後また再開する、というサイクルを繰り返す場合があります。
まず初めに洗顔をしてから、化粧水を塗ります。 02トレチノイン
当時を振り返れば、冷凍されたトレチノインの試薬を乳鉢で砕き、微量天秤で重さを測りながら所定の基剤に混和させ%の私製トレチノインを作成していました。ハイドロキノンも試薬を希釈し、%と%、%のものを作成していました。当初は基剤が荒く、使い勝手がとても良いとはいえない代物でした。
トレチノインとハイドロキノンは病院処方の他に通販できます。日々のスキンケア ..
ピーリング作用があり、古い角質を除去してコラーゲンの増殖をはかり、肌のターンオーバーを促進します。特にシミにはハイドロキノンとの併用療法(東大方式トレチノイン治療)が効果的です。
ハイドロキノンとトレチノインは、夜、以下の順に使用します。 ①洗顔
今回はトレチノインの効果的な使い方について、基礎知識や手順まで詳しく解説していきます。
相乗効果のあるビタミンCの化粧水がオススメです。 メラノCCの美容液→トレチノイン→ハイドロキノンの使い方も人気です。
またトレチノインはニキビ跡の赤身の改善にも有効なお薬の1つ。ただしニキビに対しては保険診療の薬も多くあるので、これらの治療法と比較しながら肌の状況を見て医師が判断いたします。興味がある方はぜひ気軽に相談していただけますと幸いです。
ハイドロキノンは洗顔後、ビタミンCローション・化粧水→ハイドロキノンクリーム→美容液・乳液・クリームの順番に塗りましょう。
「今あるシミを薄くして、将来のシミまで予防したい」という願いを、スキンケア感覚の塗り薬で叶えます。レーザー治療では改善が難しいとされている肝斑にも高い効果を発揮。また、火傷後の色素沈着や、乳輪などの黒ずみにも利用できます。
この塗り薬による治療では、ピーリング&肌再生効果のあるビタミンA誘導体『トレチノイン』と、強力な漂白作用のある『ハイドロキノン』を併用。トレチノインが表皮の深いところにあるメラニン色素をスムーズに排出し、同時にハイドロキノンがメラニン色素を生成する酵素の働きを抑制。今あるシミをケアするとともに、シミができにくい肌環境にします。また、ピーリング&肌再生効果によって肌表面の余分なものを取り除くので、ニキビ改善にも有効です。手軽なホームケアで、高い効果を実感できます。
摩擦によるダメージを与えないように化粧水で保湿します。 · トレチノインを患部に塗布する
こんな中で、トレチノイン・ハイドロキノン・ステロイド治療は驚くほどの効果を示したといわれています。
場合には化粧水のあとに保湿クリームを顔全体に塗布してからトレチノインを塗布
ビタミンCにはメラニンの合成を抑え、紫外線によってダメージを受けたDNAを修復する作用があり、シミの薬として以前から用いられてきました。
当院では肝斑や炎症後色素沈着の治療に、内服薬としてトラネキサム酸と一緒に処方しています。
副作用の少ない薬ですが、時々胃痛や胃のムカムカ感を起こすことがあります。
ビタミンCは内服薬としてだけでなく、化粧品として気になるシミの部分に直接浸透させることができます。
皮膚への浸透性をよくするためにビタミンCの外用はビタミンC誘導体を使用します。
高濃度ビタミンC誘導体の化粧品には、ローション、ジェル、スティックタイプのものなどがあります。
高濃度ビタミンC誘導体のローションやジェルは化粧水として普段使いが可能で、紫外線から肌を守り、シミやシワに対する予防効果が期待できます。
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A 特に休薬期間に決まりは無いですが、2回目以降は冬の時期に治療したほうが反応・効果が出やすくなります。夏の期間はブライセルか、エンビロンシリーズでメンテナンスしていただき、冬にハイドロキノン・トレチノイン療法がいいと思います。1回目は夏でも十分反応が出やすいので、時期はいつでもかまいません。2回目以降は、例えば11月に再開して3月いっぱいまで塗ると4ヶ月間塗ることになるので、ほぼ1クールで良いかと思われます。
②化粧水の後かスキンケアの最後、商品の使用方法に沿った順番で使用する ..
トレチノイン使用中は、紫外線の影響を非常に受けやすい状態になっています。そのため、紫外線のケアが悪いとかえってしみを作る事になりかねません。を使ってください。当院で扱っております。
また、皮膚の角質層がはがれるため、皮膚のバリアー機能や水分保持機能がなくなった状態にもなっています。乳液や保湿剤で十分なケアをする必要があります。保湿、紫外線ケアをした上で、普段通りにメイクして結構ですが、できれば遮光用ファンデーションなどを使用してください。肌がひどく乾燥して、治療が必要な状態になった場合は、当院皮膚科でお薬を処方することもあります。その場合の治療は、保険診療の対象となる場合もございます。
市販のハイドロキノン配合化粧水とは異なり、副作用でご紹介した肌荒れを ..
トレチノイン・ハイドロキノンの角質を剥がすピーリング作用によって、治療中の肌は刺激に対して敏感な状態になります。
そのため、肌の保湿とUVクリームなどによる紫外線対策をしっかり行うとともに、肌に塗るスキンケア用品等は刺激が少ないものを選ぶ事が重要です。
トレチノイン・ハイドロキノンの効果を最大限に発揮するには、使用法にちょっとしたコツがあります。高須クリニックでは安全かつ効果の高い使用方法を、丁寧に指導しています。
ハイドロキノンとトレチノインの混合クリームです。 ※当院にて処方歴の有る濃度 ..
(*)必須なものではありませんが、トレチノイン、ハイドロキノンと一緒に使用することにより美白の相乗効果が得られるため、お奨めいたします。ビタミンCローションは場合によっては少ししみる方もいらっしゃいますが、アレルギーなどの副作用がまったくないものです。
ビタミンCは直接肌に塗っても浸透しないのですが、当院でご紹介しているものはビタミンCの誘導体という形なので、効果があります。統合的な治療をお奨めいたします。
★ハイドロキノンの使い方 洗顔後、ビタミンCローション・化粧水を顔全体に塗布し、しっかり保湿してください。
顔全体に使用する際は化粧水の後にハイドロキノンを塗布し、クリームで蓋をします。
トレチノインを気になるシミやニキビ跡の色素沈着の部分に薄く塗る。 · 4
スポット利用の場合は洗顔後、化粧水や乳液で肌を整えた後に塗布します。濃度の目安は下記のとおりです。
トレチノインはニキビやニキビ跡、しみ治療、しわ等の改善に効果が見込まれるお薬です。 ..
当院では、しみの治療として、トレチノイン・ハイドロキノン療法を行っています。
できてしまったメラニンを追い出す作用のトレチノインの上に、メラニンの新生を抑制するハイドロキノンを重ね塗りし、メラニンの塊であるシミを取り除いて薄くする治療です。トレチノイン治療薬は単体だと、ニキビやシワやタルミの改善などに使用されますが、ハイドロキノンと併用することで、美白効果が高まります。
【効果のあるシミ】 皮膚の浅い部分(基底層から表皮)にメラニン色素が異常増殖・色素沈着している以下のようなシミに効果を発揮します。(太田母斑や真皮性のシミには効きません) 肝斑 褐色のシミで、額や頬、眼や口のまわりに左右対称に現れます。 雀卵斑(そばかす)
両頬や鼻の上に褐色の小さな斑点がたくさん散在するタイプのシミです。 炎症後色素沈着 ニキビ跡の色素沈着やアトピー性皮膚炎患者の色素沈着の改善にも有効です。 日光黒子(老人性色素斑)
主に中年以降の人の顔や手の甲、前腕など日光に長時間当たる部位によく発生します。 【治療の流れ】①まずは、診療時間内に受診してください。医師がシミの診察を行い、適切な治療を選択します。
↓②本治療の適応と判断されたら、ハイドロキノンクリーム、トレチノインクリームを濃度を選んで処方します。
↓③ご自宅で、気になるシミに1日1~2回、クリームを塗布していただきます。治療は2~6週間ほど継続します。途中、肌が赤くかさかさする現象が現れ、次第にシミが薄くなってきます。
【治療を受けられない方】妊娠中、授乳中の方
【料金について】
【もっと詳しく】トレチノインとは?
トレチノインとはレチノールやレチナールと同じくビタミンAの誘導体で、ビタミンAの活性本体です。生理作用はレチノールの100倍もあり、ニキビ、しみ、しわ、そばかすなどに有効です。米国ではまず、難治性ニキビの治療薬として認知されました。その後、シミやシワなどの紫外線による皮膚の老化にも効果が認められることがわかり、現在までに多くの患者さんに皮膚の若返り治療薬として使用されています。 トレチノインの皮膚に対する作用
① 角質をはがす② 表皮の細胞分裂を促進し、皮膚の再生を促す
③ 皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を抑える④ 真皮のコラーゲンの生成を促し、タルミや小ジワを改善する
⑤ 表皮内でヒアルロン酸などの分泌を高め、皮膚をみずみずしく保つ お肌に塗布することで、古くなった角質をはがし、表皮の細胞分裂を急速に早めて新しい皮膚を再生します。その際、表皮の底に沈着したシミの原因(メラニン色素)までもぐんぐん浮き上がらせてはがすだけでなく、ハリや潤いのもととなる真皮層のコラーゲンやエラスチン線維を刺激するので、生成が高まり短期間でしみやシワの目立たない弾力のあるみずみずしい素肌へと生まれ変わらせるのが特徴です。
ハイドロキノンとは? ハイドロキノンとは、しみの原因となるメラニン色素をつくる細胞(メラノサイト)の数を少なくする美白剤です。数年前から市販の化粧品へのハイドロキノン配合ができるようになり、ハイドロキノン配合の化粧品が発売されるようになりましたが、市販化粧品に許可されているハイドロキノン(医薬部外品)の濃度は低く、効果的なしみ治療は期待できません。また、知識のないまま使用することによりお肌に悪影響を与える恐れもあります。