一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg


・1日1回1カプセルを食後に内服します。
(*必ず食後に内服してください。)
・飲み忘れた場合は、次の日にその日の分量のみ内服してください
(*過剰摂取しないように注意してください)
・ニキビの再発抑制効果を得るためには最低でも6か月間内服いただくことをおすすめしております。
・イソトレチノインの開始には事前の血液検査が必要になります。
・内服開始後も定期的に採血が必要です
(*採血料も自費となり1回2,500円ご負担いただきます)。
・女性は月経開始を2、3日確認してから、本剤内服を開始してください。
・女性は内服中ならびに内服終了後最低でも1ヶ月間は避妊してください。
・内服中、内服終了後2ヶ月間は献血をしないでください。
・内服中は日光過敏となる可能性があるため、日焼け止めを使用し、長時間紫外線にあたらないように注意してください。


一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 20mg

にきびの受診はご予約不要です。
ご不明な点があればお電話か予約フォームにてお問い合わせ下さい。

保険診療の治療に併用してニキビを改善したい方におすすめのコースです。

一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg

海外では中等度~重度のニキビに対するイソトレチノインは第一選択として位置づけられおり、世界のスタンダードなのです。すでにお気づきのように日本のニキビ治療は海外に比べて大きく遅れています。当院でイソトレチノインを希望される患者さんの重症度はそれほど高くはない印象です。むしろ中等度で再発率の低い治療を希望される方が多いようです。難治性ニキビはもちろん、治療満足度が低い場合にも有力な選択肢です。当院ではマニュアル通りに処方するのではなく、イソトレチノインの最適な内服量や使用法を提示します。また副作用を軽減させるための対策も説明します。

トレチノイン外用薬」は、古い角質をはがし、肌の表皮細胞の生まれ変わらせることで、シミ、しわ、ニキビ、に効果が期待できる塗り薬です。

特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。

イソトレチノインの内服で逆に顔の赤みが増すことが内服した5%程度の患者さんで見られます。これは内服中の一過性の現象なので、内服をやめれば赤みは元に戻ります。

②イソトレチノイン内服治療は再発率が低く、再発しても症状は軽度で済む

これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。

ご要望の多かったニキビ治療にお得なコースができました。
コースを組んだ方は、毎月同じ金額コースの中で好きなものを選択いただけます。
ホルモンバランス、ストレス、疲労度などによって日々変化のあるニキビ肌にその時最適な治療を選ぶことができます。
何の治療が自分のお肌に向いているのか…いろいろな治療を試したい方にはぴったりの治療です。

イソトレチノインの適切な服用量と使用法を患者に指示せず、副作用も適切に管理していないクリニックがあります。そういった場合、有効率が低くなり、再発率も高くなります。適切な用量と治療期間を守ることが大切です。


イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?

イソトレチノインは光の感受性を高めるお薬ですので、日光過敏になる可能性があります。そのため、治療中と治療終了後最低2ヶ月間は日焼けを避けてください。

レーザー治療の再会は、トレチノイン終了後1ヶ月からとなります。

ただし、レーザーの種類や出力などによって可能なものもあり、当院では過去の治療経験や文献を踏まえて、あえて治療中にニキビ跡のレーザーを推奨することもあります。

イソトレチノインには、以下のような注意すべき副作用があります。

イソトレチノインは光の感受性を高めるため、内服中に光やレーザーを受けると、シミや色素沈着、瘢痕の原因となることがあります。

イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。

アメリカやドイツの研究では、1クールの期間中、累積で体重1 kgあたり120 mg以上の用量を服用することが、再発率を低下させるためには重要であると報告されています。つまり、体重60 kgの重症ニキビ患者の場合、1クールの期間をを6ヶ月間とすると、1日あたり約40 mgが必要量となります 17

イソトレチノイン診療を受ける場合に、薬代以外の費用はかかりますか?

イソトレチノインを飲む適切なタイミングは、「食直後」です。脂溶性(しようせい)のため、脂肪分と一緒に吸収されていきます。空腹時に飲むと吸収が悪くなるため、効果が弱くなります。当然、飲み忘れにも注意していただきます。

イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。

イソトレチノインは再発率が比較的低いお薬ですが、それでも約30%前後の患者さんは再発し、数クール治療を受けなければならないケースがあります。できるだけ再発率を少なくするためには、「適切なタイミング」で薬を飲み、「適切な用量と期間」を守ることが大切です。

当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。

なお、エトレチナート(チガソン)という乾癬の治療薬がありますが、こちらは親油性がより強く半減期が120日間と長いため、服用後に2年間の避妊が必要となります。イソトレチノインの半減期は15時間~20時間ですので、チガソンとは体内の残留性が異なります。

「アクネトレント®」は、イタリアの で製造されたイソトレチノイン内服治療薬です。

イタリアで10年の臨床研究を経て国際特許を取得した、コラーゲンの生成を強力に促進するケミカルピーリング剤です。
「高濃度トリクロロ酢酸(TCA)」と「低濃度過酸化水素(H2O2)」を正確な濃度で配合することにより、フロスティングを起こすことなくお肌の深い部分にアプローチすることができます。
毛穴・キメの乱れなどのアンチエイジングのお悩みやかなり浅いニキビ痕の治療であればPRXピーリングはおすすめな治療です。

では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?

・ニキビができやすい
・小じわが増えてきた
・ハリと弾力のある肌を手に入れたい
・肌のくすみが気になる

イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。

イソトレチノインの重大な副作用の一つに、妊娠した女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすという重篤な副作用があります。

イソトレチノインは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。

当院では、医師全員がイソトレチノイン治療に精通しており、下記の事項を習熟しています。

ニキビが改善してからも、再発を防ぐために治療を継続する必要があります。

ニキビ跡のクレーター(凹み)については、真皮という皮膚の深い部分に瘢痕組織(傷痕)が出来てしまっているため、イソトレチノインの効果は期待できません。

重症なニキビの治療にはイソトレチノインの内服をおすすめいたします。

イソトレチノインは、皮膚のターンオーバーを亢進する作用があり、新しい肌に置き換わるスピードが速くなります。そのため、ニキビ跡の紅斑(赤み)を改善させる効果が期待できます。

アメリカでもしわやニキビの治療薬として既に使用されています。

イソトレチノインの効果は、最初の1ヶ月は悪化する可能性がありますが、その後2~3ヶ月で現れてきます。

ニキビが改善してからも、再発を防ぐために治療を継続する必要があります。

イソトレチノインによるニキビの治療では、適切な用量を使うことで1クール(約6ヶ月間)で98%の患者さんが治癒、または改善します。現存する全世界で処方されているニキビの治療薬として、最も効果が高く再発率が低い薬剤とされています。

・以下の方は、イソトレチノインの治療は避けていただいています。

イソトレチノインとアキュテインは同じお薬です。イソトレチノインが成分名、アキュテインが製品名です。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

イソトレチノイン内服中は肌が乾燥するため、保湿が重要です。当院でイソトレチノインを内服中の方は、処方後2カ月以内は一部のを割引価格で購入できるようになりました。詳しくは院内の資料をご覧ください。