まずはダークスピードMAXドライバーを実際に試打をしたレビュー(評価)をしていきます。
ヘッドスピードを徐々に高め、42m/sぐらいでようやくドライバーらしい弾道になりました。それでもギリギリ中弾道と呼べるぐらいのライナーで、スピンも非常に少ないです。こういったモデルにしては打点のミスに強いのですが、「MAX」や「X」と比較すると飛距離ロスはやや大きいですね。つかまりもかなり抑えられていて、結構強めのドローボールを意識して打たないと、フェード系になってしまいます。
コブラ ダークスピードMAXドライバー は、3兄弟の最もやさしいモデル。
Darkspeed max ドライバーを選ぶ理由
cobra darkspeed max ドライバーがゴルファーにとって理想的な選択肢である理由を以下にまとめます。
9.1 ヘッドスピードと飛距離の向上
空力デザインとスピードチャンネルフェースによるヘッドスピード向上で、飛距離不足を解消したいプレーヤーにとって理想的です。ロングドライブを実現し、ティーショットでコース攻略の幅を広げます。
9.2 ミスショットへの高い許容性
広いスイートスポットと寛容性の高い設計により、ミスショット時にも飛距離や方向性が安定して維持されます。
初心者から中級者でも、スコアメイクがしやすいクラブです。
9.3 自分に合った調整ができる高いカスタマイズ性
darkspeed max ドライバーは、ホーゼルやウェイトの調整機能により、自分のスイングに合わせた細かいカスタマイズが可能です。
弾道や打ち出し角を自由に調整することで、コースや天候に応じた最適なパフォーマンスを引き出せます。
10.
今作のダークスピードMAXドライバーと前作のエアロジェットドライバーの試打データ比較(どちらもウェイトはノーマルポジション)
ダークスピードMAXドライバーはLSやXと比べかなりつかまりやすくなっています。
「ダークスピード」シリーズは打点のミスに強く、低スピンで直進性にすぐれており、モデルごとにつかまりや上がりやすさ、スピンの入り具合に差が付けられています。各々アジャスト機能を有していますが、すべてつかまらない方向への調整なので、まずは標準仕様で打ってみて、ストレートかややドローになるぐらいのモデルを選ぶとよいでしょう。
今回のダークスピードの特徴としてエアロダイナミクス形状ということで、ドライバーの機能を維持しながら空気抵抗を極限までそぎ落としたデザインということですが、確かにきれいな流線型になっています。
中間的性能のダークスピードXドライバーでは、捕まらないユーザーにおすすめです。
前作のエアロジェットドライバーの打感はかなり硬めで打ちごたえのある打感でしたが、今作のダークスピードの打感は前作より若干軟らかくなった印象です。
マットブラックのヘッドにさりげなくブラックのコブラマークがデザインされていて、個人的にかっこよく思いました。
コブラ「ダークスピード MAX」をHS42m/s前後で徹底試打検証!【ロフト角別】
他の人気ドライバーとの比較
cobra darkspeed max ドライバーは、他の人気ドライバーと比較しても優れた性能を持っています。
以下に、主な競合モデルと比較ポイントを紹介します。
6.1 テーラーメイド stealth 2 ドライバーとの比較
テーラーメイド stealth 2 ドライバーは、カーボンフェースを採用した高い反発性能と直進性が特徴ですが、cobra darkspeed max ドライバーはスピードチャンネルフェースと空力デザインにより、さらなるスピードアップを実現しています。
特にヘッドスピードを向上させたいゴルファーにとって、darkspeed maxはより飛距離を引き出しやすい選択肢です。
また、スイングが軽く感じられる設計が初心者にも安心感を与えます。
6.2 キャロウェイ paradym ドライバーとの比較
キャロウェイ paradym ドライバーは、安定性と寛容性が優れたモデルで、スライス軽減設計が特徴です。
darkspeed max ドライバーは、寛容性も兼ね備えながら、空力性能を活かしたヘッドスピード向上に特化しているため、より飛距離を稼ぎやすいです。
特に、飛距離と方向性のバランスを重視するプレーヤーにとってdarkspeed maxが有力な選択となります。
6.3 ピン g430 max ドライバーとの比較
ピン g430 max ドライバーは、安定性と寛容性が高く、特にオフセンターヒット時の飛距離ロスが少ないのが特徴です。
darkspeed max ドライバーもスイートスポットが広く、ミスヒット時の影響が少ない点で共通していますが、darkspeed maxはさらにヘッドスピードの向上を図ったデザインが強みです。
スイングスピードを求めるゴルファーにとっては、darkspeed maxがより飛距離アップに貢献します。
7.
ダークスピードMAXドライバーは、市場にあるドローバイアスモデルの中では打ち応えのあるドライバーになっています。
ダークスピードMAXドライバーの特徴を簡単に解説していきます。
ターゲットユーザー
cobra darkspeed max ドライバーは、幅広いゴルファーに対応する設計が特徴です。
特に以下のようなプレーヤーに最適です。
5.1 飛距離を求める中級者・上級者
このドライバーは、飛距離性能を重視して設計されており、ロングドライブを求めるゴルファーにとって理想的なモデルです。
スピードチャンネルフェースと空力デザインにより、スイングスピードが向上し、飛距離がさらに伸びます。
5.2 安定した弾道を求める初心者
darkspeed max ドライバーは、スイートスポットが広く、ミスヒット時の飛距離ロスが少ないため、初心者でも安定したパフォーマンスが期待できます。
方向性のブレが少ないため、フェアウェイキープ率が向上し、スコアメイクに貢献します。
5.3 弾道の調整を求める上級者
調整可能なホーゼルシステムとマルチマテリアル構造により、プレーヤーが自分のスイングに合わせたカスタマイズが可能です。
ドローやフェードの弾道調整がしやすく、戦略的なプレーが求められる上級者にとって非常に有効です。
6.
左から『ダークスピード LS』『ダークスピード X』『ダークスピード MAX』。いずれもロフト角は10.5度
Xと比較して、最終的にMAXを購入しました。
打感の柔らかさはLTDxを1、エアロジェットを10とすると3~4くらいの感覚です。比較的柔らかいと思います。
シャフトは自前のディアマナGT50Sを流用するつもりでしたので、純正シャフトに関しては気にしていませんでしたが、今回のツアーADは素直な中調子でとても振りやすいです。43くらいのヘッドスピードでもしっかりついてきます。ですが、ヘッドがMAXだとシャフトの柔らかさとヘッドが捕まりやすいので、チーピンが出る場合がありました。
最初はXを購入するつもりで試打していたのですが、自前のシャフトでは一発の飛びはありますが、LTDxで出なかった右に抜ける球が何度か出たので、店員さんがMAXを勧めてきました。
ヘッドは10.5°のシャフトは自前の物。ヘッドは大きかったですが振り抜きやすく、球は真っすぐか少しドローが掛かります。スピンは2700前後の高弾道でしたが吹き上がることもなく良い球でした。
さらにスピンを抑えるために9°にすると高さも適度に抑えられスピンも2200前後に収まったため、9°を購入することにしました。店員さん曰く、捕まるヘッドにフェードのシャフトが合うんだと思いますとのこと。
MAXは思いのほか低スピンなヘッドなので、Xが捕まらなくて合わない人はMAXにトライしてみてください。
試打したコブラ「ダークスピード MAX」9.0度×純正シャフト「ツアーAD for cobra(S)」
メーカーもそこは理解してきて、今回のダークスピードは上記の層の心にバッチリ刺さるオールブラックのマット仕上げというデザインに仕上げてきました。
ロフト9度の『ダークスピードMAX』をHS42m/s前後のHSで打つ。
ダークスピードMAXドライバーを構えてみると、シャロー形状で投影面積の広い安心感のあるデザインをしています。
コブラ「ダークスピード MAX」をHS42m/s前後で徹底試打検証!【ロフト角別】
エアロジェットの打感がいまいち好きになれず、ダークスピードMAX9°を購入。
普段は10.5°のドライバーを購入するのですが、ダークスピードの場合スピンが多めで常に3000〜3500くらいで飛距離ロスにつながっていたので9°を選択。
スピンは2700〜3000前後に落ち着き、ドロー回転も控えめで直進性が上がる結果になりました。
慣性モーメントが大きいクラブは右のすっぽり抜けがあり、安心して振り切ることができませんでしたが、ダークスピードの場合安定してストレート〜ちょいドローしてくれるので、狙ったところに打ちやすいです。
弾道は他社のMAXモデルと比較すると低めです。
打感はLTDXほどではありませんが、比較的柔らかめで打音も静かでした。
中スピン・中弾道でキャリーでもランでも飛距離を稼ぎやすい安定系のドライバーなので、スライサーには似合うと思います。
弾道の高いスライサーにはオススメです。
引っ掛けが怖い方には純正ツアーADがいいと思われます。
コブラのダークスピードシリーズドライバーに合うボールはコチラ!
試打を終え、相変わらずコブラのクラブは個性が強いなあと感じました。クラブの個性とマッチしたゴルファーには、驚くほどの結果をもたらすはずなので、ぜひ1度手に取ってもらいたいですね。特に「LS」は、ヘッドスピードの速いゴルファーほど飛距離につながりそうな特性を持っています。パワーに自信のあるゴルファーは、ぜひ打ってみてください!
楽にパワーフェードで飛ばしたいゴルファーはベースモデルのダークスピードXドライバーがオススメ!
DARKSPEED MAX ドライバーは、スピン量を抑える低スピン設計による飛距離性能と、COBRA史上最大級の慣性モーメントにより、高い寛容性を実現しました。
後方のウェイトポジションは、直進性と高弾道をもたらし、ヒール部分のウェイトポジションは、ドロー軌道を可能にします。
DARKSPEEDシリーズは、今までにない「スピードと飛距離」と前作のテクノロ ジーをよりアップデートした商品となります。
さらに、今年の一推しのメッセージとしては、それぞれのドライバーとフェアウェイに配置されている 「ウェイト」 ポジションを変えることで、ゴルファーがイメージしている弾道を提供することが可能です。
パフォーマンス向上を求めるゴルファーに次のレベルのスピードと飛距離を提供するために設計された新モデ ルです。
究極のエアロダイナミクス・シェイピング
改良が施されたヘッド形状は、 フェースの中央部とバックフェース後方を高くした流線形のエアロ形状となっています。
スイングのスタートからフィニッシュまで全体をとおして、空気抵抗を軽減し、 ゴルファーのヘッドスピードを最大化します。
ウェイトシステム - 進化した弾道チューニング
操作性を高める調整可能なヒールとトゥのウェイトに加え、ソール後方にバックウェイトも追加したことで、寛容性も加えています。
異なるウェイトポジションを用意し、より多くの弾道オプションを提供することを可能にします。
パワーブリッジ・ウェイティング
ヘッド内部に配置したパワーブリッジウェイトシステム。前作よりも低く、フェース寄りに配置することに成功しました。
フェースとソールそれぞれから浮いた状態で 装着されており、より速いボール初速と、すぐれた打感をもたらします。
パワーシェル AI H.O.T フェース
H.O.T フェースは、フェース全体を15のポイントに分割し、AI を駆使して、それぞれのポイントを戦略的な厚さで設計し、フェース全体のより広い範囲で反発性能を高めて、ボールスピードを最大化させます。
そのフェース面積を、前作比で10% 拡大し、その効果をより高めています。
超絶ハイスピード
ツアーにインスパイアされたシェイプで、とても構えやsく、アグレッシブなフルエアロボディとなっています。
3モデル中、最も凄く低い重心位置により、低スピンで速い初速をもたらすことで、抜群の飛距離性能と高い操作性ももたらします。
ヘッドカバー付き、レンチ付き
※スリーブは付属していません。
※モニターの環境により実物と色が異なって見える場合がございます、予めご了承ください。
コブラの最新ドライバー「ダークスピード」3種をヘッドスピード別で打ち比べ!
ダークスピードMAXドライバーには前作より改善されたウエイトシステムが採用されていますが、ヘッド後方とヒールのウエイトを入れ替えることで約240rpmのスピン量を増減することができます。
ダークスピード MAX ドライバー Speeder NX for cobra
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