0.064% ベタメタゾンジプロピオン酸エステル(リンデロンDP®) 0.05% ジフル ..
ステロイドによる全身性の副作用は,一般的なステロイド外用剤の使用量で起こることはないとされている.一方,大量のステロイド外用剤を使うと内服と同じ副作用が起こるとの報告もある.0.05%クロベタゾールプロピオン酸エステル軟膏を1日10g単純塗布した場合の副腎皮質機能抑制は,ベタメタゾン錠を1日0.5mg内服した場合に相当する1).ステロイド外用剤により副腎機能抑制が起こりうる1日あたりの予測量はに示したとおりである2).これより多いステロイド外用剤が長期治療に必要な場合,全身性の副作用が出ないか副腎機能をモニタリングしながらの投与が必要である.
ベタメタゾンジプロピオン酸エステル(リンデロンDP) 0.05% ジフルプレドナート ..
ヒトの体内では、恒常的にステロイドのホルモンが副腎皮質から分泌(プレドニゾロン換算で2.5~5mg/日)されていますが、これを上回る量のステロイドを摂取すると、この分泌が行われなくなっていきます。ステロイドの服薬を急に中止すると離脱症状が起こるのは、これが主な原因です。
治療に用いられるステロイド,つまり合成コルチコイドは,ヒドロコルチゾン,プレドニゾロン,メチルプレドニゾロン,トリアムシノロン,ベタメタゾン,デキサメタゾンの6種類に分類される().ヒドロコルチゾンの糖質コルチコイド作用(抗炎症作用)を1として,それぞれ4倍,5倍,5倍,25倍,25倍と増強する.鉱質コルチコイド作用は,ナトリウムの再吸収亢進とカリウムの排泄効果がある.つまり,高血圧や電解質異常として副作用が出現する場合がある.こういったことから,アトピー性皮膚炎の治療はステロイド外用剤でコントロールすることが望ましく,副作用の観点から内服ステロイドはなるべく使用を避けたい.やむをえず内服ステロイドを用いる場合は,内服直後に高血圧や高血糖などの副作用に注意する必要がある().また,数週間以上内服することは骨粗鬆症や白内障のリスクを考えると可能な限り避けたい.また,長期内服による副腎機能抑制や,急な内服中止による副腎クリーゼの発症は忘れてはならない.
ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル 0.05%, アンテベート ..
佐藤製薬株式会社では、ベトノバールG軟膏0.12%およびベトノバールGクリーム0.12%を医療用医薬品として製造販売しています。いずれも有効成分として、ベタメタゾン吉草酸エステル0.12%およびゲンタマイシン硫酸塩 0.1%(力価)を配合した製剤です。このたび、OTC医薬品として新発売したベトノバールSシリーズは、有効成分としてベタメタゾン吉草酸エステル0.12%のみ配合した製剤です。
メサデルム(一般名:デキサメタゾンプロピオン酸エステル)は、抗炎症作用や血管収縮作用のあるステロイド外用剤で、炎症による皮膚の赤みやかゆみ、はれなどを改善する作用があります。
は強さにより5段階に分けられますが、メサデルムの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、フルコート(フルオシノロンアセトニド)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、、などがあります。
中, デキサメタゾンメタスルホ安息香酸エステルナトリウム, サンテゾーン, 0.02
デキサメタゾン抑制試験は、クッシング症候群(「」の項参照)が疑われた場合に行う検査で、デキサメタゾン(商品名:デカドロン)は副腎(腎臓の上にある小さな内分泌臓器)で作られるコルチゾールの作用を強力にした内服薬です。
「ベトノバールS」シリーズは、スイッチOTC成分「ベタメタゾン吉草酸エステル」を配合した湿疹、皮膚炎治療薬です。ベタメタゾン吉草酸エステルは、OTC医薬品の中では最も強いステロイドランクである、「ストロング」ランクのステロイドで、すぐれた抗炎症作用をもち、つらいかゆみのもととなる炎症をしずめ、湿疹・皮膚炎を治します。また、患部の場所や状態に合わせて、軟膏、クリーム、ローションの3つの剤形から選ぶことができます。ベトノバールS軟膏は、患部を保護し、しみにくいため、傷のある部位にも使いやすく、またベトノバールSクリームは、のびがよく、ベタつきにくいため、使用感の気になる部位に使用しやすい特徴があります。そして、ベトノバールSローションは、無色透明のさらっとしたローションタイプで、頭皮などの有毛部にも塗りやすい特徴があります。
ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム, リンデロン, 0.01
リンデロンV(一般名:ベタメタゾン吉草酸エステル)は、抗炎症作用のあるステロイド外用剤で、炎症にともなう皮膚のかゆみや腫れ、赤みなどの症状を改善する作用があります。
「リンデロン」という名称は、Nebennierenrinde(副腎皮質)の語尾部分の「rinde」+RON(語尾調整)に由来し、ベタメタゾンの吉草酸エステル(Valerate)の「V」を付けて「リンデロンV」と命名されました。
ステロイド外用薬は強さにより5段階に分類されますが、リンデロンVの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、メサデルム(デキサメタゾンプロピオン酸エステル)、ボアラ(デキサメタゾン吉草酸エステル)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、フルコート(フルオシノロンアセトニド)などがあります。
体内で作られるステロイドの量は5㎎/日。ステロイドの最高投与量は60㎎/日。セレスタミン1錠はプレドニン換算で2.5㎎。
ベタメタゾン2~4mg朝1回で開始し、有効なら効果を維持できる投与量まで減量する ..
3件の試験で副腎皮質ステロイドの投与経路について比較していた。ある試験ではデキサメタゾンの2つの方法(内服または筋肉注射)を、別の試験ではベタメタゾンの異なる製剤を、3件めの試験ではベタメタゾンの2つの方法(異なる投与間隔)で比較していた。これらの試験は小規模でバイアスのリスクが中等度だったため、最適な投与方法の指標になるかわからなかった。
ベタメタゾンジプロピオン酸エステル軟膏0.064%「テイコク」
1件の大規模試験がすべての児の長期予後について観察するよう試みており、2歳時点で報告していた。2歳時点での神経発達障害(脳の機能に影響を与えるような病気)のリスクについては、全体としてほとんどあるいはまったく差がないことがわかった(中等度の質のエビデンス)。薬剤の選択は聴覚障害(中等度の質のエビデンス)、発達遅滞(中等度の質のエビデンス)、学習障害(中等度の質のエビデンス)などの特定の発達予後についてほとんど、あるいはまったく差を生じないかもしれない。薬剤の選択によって視力障害に差が生じるかは不明であった(低い質のエビデンス)。また、デキサメタゾンが脳性まひ(運動やバランス・姿勢の維持の機能に影響する一連の障害)のリスクを増加させるかについては、これを観察した1件の試験で発生がほとんどなかったために不明であった。この結果に対する薬剤の違いについて正確に評価するには、より多くの小児からの情報が必要である(低い質のエビデンス)。
吉草酸ベタメタゾン(0.12%) プロピオン酸ベクロメタゾン(0.025%) プロピオン酸 ..
早産の前にもっともしばしば使われている副腎皮質ステロイドである、デキサメタゾンとベタメタゾンの2種類を比較していた試験が9件あった。母体にとってはこれらの薬物に違いがないかもしれないが、デキサメタゾンの方が感染と副作用のリスクがより低いことを否定できなかった(中等度の質のエビデンス)。赤ちゃんについては、薬剤の選択が試験開始後の死亡リスクに違いをもたらすかは不明であった(中等度の質のエビデンス)。どちらの薬を使っても、おそらく呼吸窮迫症候群(高い質のエビデンス)と慢性呼吸器疾患(中等度の質のエビデンス)のリスクについて、ほとんどあるいはまったく差がない。脳室内出血のリスクについては、デキサメタゾンとベタメタゾンでほとんどあるいはまったく差がない(低い質のエビデンス)。壊死性腸炎(小腸と大腸の炎症)のリスクについては、試験において発生することが非常にまれであったために、薬剤の選択による差は不明であった(低い質のエビデンス)。
[PDF] デキサメタゾン、ベタメタゾン Dexamethasone, Betamethasone
デキサメタゾンとベタメタゾンの効果は、多くの結果に対してほとんど同様であることがわかったが、早産時にどちらが最適な副腎皮質ステロイドなのかはわからなかった。これらの薬の2歳以降での影響を報告した試験は見つからなかったので、小児の健康に対する長期的な影響についてはコメントができない。