歯周病を薬で治せるというイメージを持った方がたまに来院されます。


抗生剤と抗真菌剤の併用で歯周病が劇的に改善する内科的治療法を取り入れ外科的治療がほとんどなくなりました。 又等を用い最適なブラッシングをご提案します、歯磨き剤も防腐剤、界面活性剤を用いない体に優しいものをお勧めします


リアルタイムPCR検査を行い、歯周病菌がいなければ飲む必要はありません。

当院では抗生物質を飲みたくない、または飲めない方に対しては、レーザー治療(ペリオウェイブ / フォトダイナミックセラピー)を行っています。詳しくは歯周病のレーザー治療のページを御覧ください。

人の細胞よりも菌の方とくっつきやすい性質(感受性)を持った物質を利用しているお薬です。クラリス・ジスロマックというお薬があります。

したがって、継続的なメンテナンスによって歯周病予防を行いましょう。

当院では、歯周治療の一番大切なものは歯磨きであると考えます。ですから徹底的に歯磨き指導を行います。 かつては重度歯周病も含めて歯周病は歯磨き指導、歯の掃除、PMTC,歯茎の切開、歯肉掻把、歯肉切除など外科的な治療が中心でした。それでも治りにくい病気でした。 歯磨き指導はとても磨きやすいのを使い、歯磨き剤はブレスクラブを用いています。 さらに ジズロマック、ファンギゾン併用内科的歯周病を行うようになってから、現在はほとんど外科的な治療は行わなくても良くなり、現在では外科的治療に至る人は1割程度となっています。 抗生剤、ジスロマック、抗真菌剤ファンギゾンを併用した新しい内科的治療法では多数の歯周病に劇的に効果があります。殆どの人が 1週間で口の中のヌメリが取れるのを感じます。更には薬によって歯の動揺も収まって、歯茎も引き締まってきた、歯肉の色がピンクになった、口臭が無くなった、口の中がさっぱりしたと言われます。

歯学博士。日本歯科大学卒業後、近代歯周病学の生みの親であるスウェーデン王立イエテボリ大学ヤン・リンデ名誉教授と日本における歯周病学の第一人者 奥羽大歯学部歯周病科 岡本浩教授に師事し、ヨーロッパで確立された世界基準の歯周病治療の実践と予防歯科の普及に努める。歯周病治療・歯周外科の症例数は10,000症例以上。歯周病治療以外にも、インプラントに生じるトラブル(インプラント周囲炎治療)に取り組み、世界シェアNo.1のインプラントメーカー ストローマン社が開催するセミナーの講師を務めるなど、歯科医師の育成にも力を入れている。


歯周内科では、飲み薬であるジスロマックなどの薬剤を使用します。

つまり、抗生物質だけで歯周病を治すことはできないけれど、歯周病の治療と併用することで高い治療効果が得られます。とはいえ、患者さんのお身体の状態によってはお薬の使用が制限されることもあるので注意が必要です。

1 歯周炎
歯と歯茎との境目(歯周)の溝の深さ(歯周ポケット)が3mm以内だが、その溝に虫歯の原因となる細菌が溜まり、歯茎が炎症を起こしている状態。歯磨きの際に出血しやすくなります。

歯周病に抗生物質(ジスロマック/アジスロマイシン)は効くのか?

【歯周病がの方】:¥35,000+税
6週間で計6回の治療(当院衛生士が行います)と飲み薬(ジスロマックという抗生物質)を飲んでいただくプログラムです。

胃酸は胃のプロトポンプから分泌されています。プロトポンプにはアセチルコリン、ガストリン、ヒスタミン、の3種類の受容体があります。それぞれの受容体にアセチルコリンなどが結合することによってプロトポンプが作動するわけです。一番確かなのは大元のポンプを阻害してしまうのが効果的です。プロトポンプ阻害剤(=PPI)は下記のようなものがあります。これは市販されていません。市販されよく使われているのはH2ブロッカー(ヒスタミン阻害剤=H2受容体拮抗剤)です。胃腸障害には神経性のものなどいろいろあるのですが、いずれも胃酸の分泌を少なくすればなおってしまいますので、H2ブロッカーが市販されたのは画期的なことだと思っています。医者にゆくことを面倒くさがるかたでも初期の段階で軽快します。夜間はヒスタミン受容体のみが作動しますので夜間の分泌抑制には非常に効果的です。日中はアセチルコリン、ガストロン受容体も働いていますので効きが弱くなります。元から断つにはPPIになってしまうのですが、まずはH2ブロッカーからというところです。H2ブロッカーは市販のものでいろいろあります。


ペニシリンアレルギーかつ抗菌薬関連下痢症の既往がある場合に、代替薬としてアジスロマイシン(ジスロマック®)。

歯周内科治療は、従来の歯石除去や歯磨きだけの治療と比べると、はるかに短期間での改善が可能です。歯肉の状態によりますが、従来の治療だと4~5週間以上はかかることがほとんどです。

歯周病にジスロマック(抗生物質)は効果があるのか?|港区 田町の歯医者「芝パークタワーデンタルクリニック」

【歯周病がの方】:¥25,000+税
4週間で計4回の治療(当院衛生士が行います)と飲み薬(ジスロマックという抗生物質)を飲んでいただくプログラムです。

長い期間お薬の効果が得られるのです! ジスロマックの作用期間中に歯周ポケット内の機械的清掃を行うことで

したがって、抗生物質の効果へ依存することは歯周治療を行う上では歯周病専門医の視点ではあまりおすすめ出来る方法ではありません。

歯周病にジスロマック(抗生物質)は効果があるのか?|多摩市永山の歯医者「福嶋歯科医院」歯周病専門医在籍

唾液を採取することで、お口の中にいる菌の数と種類を調べます。原因菌の検出に加えて、患者さん一人ひとりのできます。

これにより歯周組織が改善され、歯周病を防ぐ最も有効な方法です。 抗菌剤使用による歯周病治療

歯周病の原因は「」という細菌です。口内の細菌の量や種類を調べることで、悪影響を及ぼしそうな菌をチェックし、治療方針を立てます。

様々な菌に対しての効果が期待でき、広い範囲の感染症に対して用いられます。 ◇ジスロマック

しかし、歯周内科治療の場合には、1週間で自覚症状の変化(口臭が消えた、ねばねば感がなくなった、歯ぐきの腫れが収まった等)を感じる方がほとんどです。アンケートによると、しているという結果も出ています。

歯周病は薬を服用することで治るものでしょうか? | 五反田の歯医者

患者さんご自身にも現状を知っていただくために、お口の中を撮影します。歯並びや、かみ合わせ、磨き残しなど細かく記録し、治療後の変化等を評価します。

歯周病の治療に使われる内服薬で歯周病は治るの? ~一時的な改善に

歯が大きくグラつく、口臭が強くなる、歯茎が赤く腫れて出血するなどの症状が出始めていると、と判断されます。
こうした病状の患者さんには、一般的な歯周病治療だけでは対応できない場合があります。
当院では、以下のような方法で、歯石の除去などが可能です。

歯周病治療に用いられるのは、細菌を除菌する効果を持つ抗生剤「ジスロマック」です。

歯周病は病気です。レントゲン撮影を行うことで、顎の骨の状態を確認します。

歯医者で使われる抗生物質は歯茎の腫れに効果あり? | 大森北口歯科様

歯周ポケットを除去する外科的処置です。
歯周ポケットを小さくすることで、プラークや歯石が溜まりにくくなり、歯周病になりなくい環境に整えます。
ただし、歯周ポケットを小さくする分、露出する歯根が虫歯になりやすくなるため、その後のセルフケアが非常に重要です。

大阪市東住吉区|歯科|歯医者 入れ歯 矢田歯科医院 「歯周病予防」

比較的軽度な感染症は上記の通りレンサ球菌が最も多く検出されるケースが多いですが、
注射剤が適応になるような中等度から重度の感染症、及び抗菌薬が既に投与され無効であった症例では、
嫌気性菌の検出率が高くなる傾向にあります。

ジスロマック(アジスロマイシン)は1日1回2錠、3日間の服用で歯周病嫌気性菌に対して強い抗菌力を発揮する抗生物質です。 歯周病予防うがい薬

歯周病治療では抗生物質を併用するフルマウス・ディスインフェクション(FMD)と呼ばれる治療方法があります。

歯医者を受診するようにしてください。 【厳選】ジスロマックの代わりとして使える市販薬 9選

歯周病菌を除去する方法にはさまざまなものがあります。ここでは当院が活用している機器をご紹介します。

歯科ではクラリスロマイシン(商品名:クラリス他)アジスロマイシン(商品名:ジスロマック他)が処方されることが多いです。 ..

各種クレジットカードのご利用が可能です。
保険治療、自由診療どちらもご利用できます。
詳しくは医院までお問い合わせ下さい。

左写真:重度の歯周病の顕微鏡写真 右写真:ジスロマック投与後の顕微鏡写真

改善後、再発を防ぐためには定期的なお手入れと、毎日の歯磨きがとても大切です。ここは、従来の歯周病治療も、歯周内科治療も同じです。 当院では、1~6ヶ月毎のメンテナンスを、患者様の状態に合わせてご提案させて頂きます。また、定期検診時にも必要に応じて顕微鏡での検査を行い、菌の繁殖程度をチェックします。一度改善したからと油断せず、お手入れに力を入れることがご自身の歯を守ることにつながります。

7) 鳥井康弘, 他: 歯科保存領域の感染症に対する抗菌薬アジスロマイシン (ジスロマック) の臨床効果

キノロン系薬剤にアレルギーの患者さん
妊婦または妊娠している可能性のある婦人
小児(耐性肺炎球菌感染症などに対して医科では小児に処方することもあります)

歯周病の治療に抗生物質を使用することが広く行われています。 アジスロマイシン(ジスロマック)などの広域性抗生物質を投与する歯周治療です。

治療前、治療経過、治療後を比較していくためにお口の中の写真を撮影します。普段ブラッシングの際にも手鏡等でお口の中をご覧になることもあると思いますが、なかなか奥歯や歯肉の様子までを観察することはしないと思います。患者様ご自身に現在の口腔内の状況、そして治療の成果を実感していただくために、口腔内写真の撮影は欠かせません。それはきっと言葉によるご説明だけではなく視覚で見た方が患者様にもご納得したうえで治療に臨んでいただけるからです。まさしく「百聞は一見に如かず」ですね。