イソトレチノインは、主に顔の重症ニキビに対して処方される薬です。


※土日も予約なしで保険診療、自費診療対応
※当日の手術、レーザー、自費施術希望の場合は午前か午後の早めの時間に受診して頂けるとご案内がスムーズです。
休診:木曜・祝日


特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。

イソトレチノインは、重度のニキビ治療において効果的な内服薬です。皮脂の分泌を大幅に減少させることで、ニキビの主な原因に直接働きかけます。

しかし、この研究は業界主導で行われたことや、皮膚科医が抗うつ薬処方の前にイソトレチノインを中断した可能性などを考慮していないと指摘されています9

イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

A. イソトレチノインは光感受性を高めるため、内服中に光治療やレーザー治療など治療方法によってしみや色素沈着の原因となる可能性があります。内服薬についても併用できないものがあります。医師にご相談ください。

A. イソトレチノインは脂溶性のため、脂肪分と一緒に吸収されますので、食後に服用いただきます。空腹時は吸収が悪くなるため、効果がでにくくなります。用量についてはカウンセリングの上、医師が決定いたします。

これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。

現存する全世界で処方されているニキビの治療薬の中で、最も効果が高く再発率が低い薬剤ともいわれています。

イソトレチノインは皮脂分泌を抑えてくれるので、毛穴自体の治療にも有効的で、毛穴が目立ちにくくなります。

☑ あらかじめ判明している副作用を理解すれば、怖がるほどの薬ではない

1982年にFDA*に認可され、アメリカやヨーロッパで使用され続けられてきたイソトレチノインは、難治性ニキビ治療に革命をもたらした画期的な薬剤で、①にきびの原因となる皮脂の分泌を抑える作用②アクネ菌に対する抗菌作用③抗炎症作用の3点に優れている、重症のにきびに有効な治療です。

イソトレチノインは、一般的に「ニキビ治療の切り札」と呼ばれている飲み薬です。ニキビに関する肌悩みの他にも酒さや毛穴、皮脂などの悩みがある方に向いています。


イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?

・治療後写真:投与開始5ヶ月後
・治療内容:難治性ニキビ治療薬「イソトレチノイン内服20mg/日」
・料金:30日分16500円~

イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤でアレルギーの既往歴がある方

いくつかの前向き研究がありますが、ほとんどのものがイソトレチノインとうつ、自殺との関連性を示していません。

1日20mgから始め、治療効果をみながら40mg増量することもあります。

今回はイソトレチノインで期待できる効果や治療前に知っておきたい「飲み方」や「副作用」「効果はいつから出るのか」、「やめた後はどうなるのか」など治療についての疑問・質問なども解説します。

イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。

イソトレチノインの作用は未知の部分が多くありますが、主に以下の3つが知られています。

当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。

中等度~重度のニキビ患者132人に、イソトレチノイン治療と保存療法を行い比較したところ、抑うつ症状の発生率に違いはありませんでした11

多くの臨床試験で、イソトレチノインはなどにも寄与することが分かっています。

1999年6月から2000年3月までの間に、アメリカの薬局データベースから抗うつ薬とイソトレチノインのどちらを最初に投与されたかの調査が行われました。つまり、イソトレチノイン処方後に抗うつ薬の処方が増えるか否かの調査です

・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

【未承認機器・医薬品等】
イソトレチノインは、日本国薬機法上の医療薬品として認証・承認を得ていない医薬品です。

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

インフルエンザワクチンは、イソトレチノインとの相互作用による副作用、副反応は報告なく、諸外国の状況を鑑みて、受けても問題ありません。

イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。

【入手経路】
医師らが個人輸入しています。
イソトレチノインの個人輸入についての厚生労働省の注意喚起はこちらをご確認ください。

ベピオ、ディフェリン、エピデュオなど保険適応のお薬が基本となります。

2019年に102人の青年で、生活の質、うつ、不安、自殺、社会不安、強迫神経症の症状を評価した研究では、イソトレチノイン治療も抗生物質治療も影響を与えず、逆に治療前と比較して生活の質、社会不安、強迫神経症のスコアに改善が見られました12

イソトレチノインを服用する際には、以下の点に気をつけてください。

成増駅前かわい皮膚科:イソトレチノイン内服で治療した重症型ざ瘡の症例

効果は、16週-24週(= 4 – 6 ヶ月)で感じられます。

経口イソトレチノインには、皮脂腺を退縮させ、皮脂分泌を大きく減らす作用があります 7 20。この作用により、ニキビの原因菌であるアクネ菌は定着できなくなり、抗生物質よりもアクネ菌を減らすことができます 21

イソトレチノインはすべての患者さんに適応となる薬ではありません。

症例は、イソトレチノイン投与開始から5ヶ月後のものです。顔全体に発症していた、炎症ニキビ、化膿ニキビが減っているのが分かります。

皮脂は、ニキビの原因になり、ニキビを悪化をさせる良くないものです。

約4週間に1度の通院が必要です。治療期間は1クール、6ヶ月間です。治療の効果が弱い場合は、1クールの期間を8ヶ月間に延長することもあります。採血等の副作用チェックが必要なため、定期的に通院できるかどうか、事前にご確認をお願いいたします。

③ ベピオとの併用でスピロノラクトンは少量内服でも優れた効果を発揮する

イソトレチノイン内服治療は、ニキビが完全に消失するまで続ける必要があります。薬に内服に関しては医師の指示にしたがって、正しく服用を行ってください。

月に1回まで保険適応(診察料等込みで約¥2,000~¥3,000程度)

イソトレチノインは皮脂腺のアポトーシスを促すため 8、治療後もある程度は皮脂量の減少を認めます。しかし、収縮した皮脂腺のサイズはもとに戻るため、大部分の皮脂は戻ります。

A. 厚生労働省の認可がおりていないため、保険適応外となります。

過去の前向き研究はランダム化や盲検化されたものではないため、大規模なランダム化二重盲検試験(RCT)が必要なのですが、イソトレチノイン服用中は乾燥などの皮膚症状が出るため、RCTを行うことが難しいのが実情です。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

しかし、この研究ではイソトレチノインの治療期間や用量に関するデータの欠如や、ニキビのない患者との比較がないこと、ニキビの重症度が明らかでないこと、精神障害の診断に抗精神病薬の処方などが含まれず過小評価している可能性などが指摘されています5

月に1回まで保険適応(診察料等込みで約¥2,000~¥3,000程度)

日本ではまだ厚生労働省の認可がおりてないため保険が適応されず、副作用のリスクがあるため個人輸入やインターネット販売も認められていませんが、医師の診察と処方の下で用法用量を守って正しく服用すれば、これまで治らなかった重症のにきびの治療が期待できます。
製品名はアキュテイン、ロアキュタン、イソトロイン、トレティヴァと複数ありますがどれも同じ成分です。当院では、イソトロイン(isotroin)を処方しています。