自衛隊は、本訓練を通じて統合運用能力の維持・向上を図るとともに、我が国 ..


各国の避難者が輸送機に乗り込んだところで、NEO/TJNO訓練は終了となった。なお、今年のコブラゴールドで自衛隊は3月8日に行なわれた実弾射撃訓練(CALFEX)の一部にも参加している。こうした積極的な姿勢の背景には、東南アジア諸国との協力関係を深めるためにも、今後ますます多くの訓練課目への参加を目指す、自衛隊側の熱意が感じられた。


アジア最大規模の軍事演習「コブラ・ゴールド」 中国軍も参加 | NHK

脱出のためのアメリカ軍輸送機が到着し、そちらへ避難者を誘導する段階となり、不審な男性が規制を突破して空港に侵入してきた。警戒にあたっていた中央即応連隊の隊員らが対処し、男性を空港の外へと押し出したのち、事情を聴く。緊迫したシーンだ。男性は「一緒に連れて行って欲しい」と訴えた。このような、現地人が国外脱出を求めて空港に詰めかけるケースは、2021年のアメリカ軍のアフガニスタン撤退でも起きており、今回の訓練で再現された。

民間のバスや軍の車両で空港格納庫に集められた避難者たちは、日米タイの受付に振り分けられていく。持ち物検査や身体検査が行なわれたのち、パスポートの確認となる。ここまでは、我々が海外旅行をする際の出国手続きと変わらない。だが、ここは紛争地。命からがら逃げてきた人々全員がパスポートを所持できているとは考えづらい。そこで、身元確認ができない人に対処するため、外務省も訓練に参加し、臨時パスポートの発行手続きや、先述した日本と関わりある外国籍の人間への対応を演練した。また、身体検査エリアでは、検査を拒否して暴れる者、危険物を持ち込む者などがランダムに仕込まれており、各国ともそうした突発事案にすみやかに対応する姿が見られた。

日米タイなどの多国間訓練「コブラゴールド」開幕 中印も限定参加

訓練はタイ中部のウタパオ空港が舞台となり、同港の格納庫内に避難者の受け入れと円滑な避難実施のため拠点、「避難統制センター(Evacuation Control Centers、ECC)」が設置された。また、集まって来る避難者の役は、タイ在住の日本人がボランティアで参加した。一般的にこうした訓練の「民間人役」は軍人・関係者が演じることが多いが、「自衛官が演じると当たり前のように指示に従い、訓練の滞り無い進行を目指してしまう。これではリアリティに欠ける」(自衛隊幹部)との理由から在住日本人の協力を仰いだようだ。ボランティアとして参加した約30名の日本人民間人たちのなかには小さな子供を含む家族連れなどもおり、狙い通り“リアル”な状況が再現されていた。

今年のコブラゴールド演習には、TJNOの実行部隊の役割を担う陸上自衛隊の「中央即応連隊」と、移動手段となる輸送機を運用する航空自衛隊の「航空支援集団」が参加し、タイ国内を「紛争が勃発した某国」と仮定し、日本とアメリカ、タイが部隊を派遣したというシナリオで訓練が実施された。

自衛隊の海外「邦人救出」訓練 (日米タイ合同 コブラ・ゴールド2015)

さて、NEO訓練だが、日本はこの言葉を用いず「TJNO(Transportation of Japanese Nationals Overseas)」、すなわち「邦人輸送」と呼んでいる。異なるのは名称だけで行なう内容は変わらない。TJNOは、自衛隊法84条に明記された任務で、すでに実戦の経験もある。2004年、イラク戦争激化にともないイラク南部のタリル飛行場からクウェートまで報道関係者を輸送したのが第1回目となった。TJNOは当初、輸送対象を日本人に限定していたが、現在は外国籍の配偶者や日本企業で働く外国人などにも対象が拡大されている。2023年にはイスラエル情勢の悪化にともないTJNOが実施され、日本人のほか韓国やベトナム、台湾の人々も輸送している。

日本が大々的に参加したのが、3月3日に行なわれたNEO訓練だ。NEOとは「Noncombatant Evacuation Operation、非戦闘員退避行動」の略で、海外で紛争や災害などに巻き込まれた自国民を安全に連れ帰るために行なわれる。2000年代以降の国際テロの増加や、地域紛争の多発によって各国とも、その重要性を認識し、訓練を重ねている。一連のコブラゴールド演習のなかで、この訓練では日本が主導的立場を担っている。

「令和5年度多国間共同訓練コブラゴールド24」用装備品等の輸送

タイ中部、チャチューンサオ県。オープニングレモニーが行われたウタパオ国際空港のあるチョンブリー県に隣接する県です。1月31日、コブラゴールドの重要な任務のひとつである、学校建設の開始式典が行われました。校舎の柱を建てる前に、僧侶による祈願が行われます。日本でいうところの地鎮式ですね。アメリカ軍、タイ軍、インドネシア軍の工兵部隊の「訓練」によって建設されるこの校舎は、幼児教育に使われる予定で、40人の子供が学ぶことができるといいます。同時に、この学校で学んでいる子供達に机や椅子、ランドセルのように学習用具を入れて学校に通うためのバックパックに、ノートや筆記用具も寄付されました。

一般的な報道では、コブラゴールドは「軍事演習」という形になっていますが、実は軍事演習という言葉で想像される戦闘訓練だけでなく、もうひとつ重要な側面があるのです。


陸海空自衛隊の在タイ邦人救出作戦 コブラゴールド16 | NDLサーチ

米軍とタイ軍が主催する東南アジア最大級の多国間軍事演習「コブラ・ゴールド」の一環で、マレーシアとインドネシアも参加した。

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14年5月のクーデター後、米国は人権面などでタイ軍政を批判。米軍は高官の訪問を中止し、コブラゴールドへの参加規模も縮小していた。だがその間、タイ軍と中国軍に接近が目立っていた。

おいて、多国間共同訓練「コブラ・ゴールド17Jが実施され、国際平和支援法

台湾や韓国では町中に「避難路」「シェルター」などの表示が出ていますが、これは文字通りのシェルターであって、単なる地下施設とは違います。堅牢で、数日分の食料やガスマスクなども備蓄されています。

に基づき、日本人と米国人を自衛隊機まで陸上輸送し、在外邦人等の保護措置

【ウタパオ(タイ中部)=佐藤友紀】日本や米国、タイは3日、タイ中部ウタパオで海外に住む邦人らを有事の際に保護し、輸送機で安全に退避させる訓練を実施した。

海上自衛隊…若き訓練生たちの成長『バンキシャ!』 日テレNEWS ..

鹿児島県出身で防衛大学校を卒業し1993年3月に入隊。第11施設群長、統合幕僚監部国際協力室長などを歴任した。2015年の米、タイ両軍主催の多国間軍事演習「コブラゴールド」では訓練班長として、自衛隊で初となる海外での陸上邦人退避訓練を指揮した。

27日、タイ中部ウタパオで開催された「コブラゴールド」の開会式(共同) ..

日本の防衛省やタイ軍によると自衛隊員や各国軍関係者計250人以上が集まり、政情不安が発生したという想定で、輸送機への搭乗手続きやけが人の搬送方法を確認した。タイに住む日本人約30人らが実際に米軍輸送機に搭乗した。

自衛隊と韓国軍のほか、インドネシアとマレーシア、シンガポール。

陸上自衛隊第4施設団長兼大久保駐屯地司令に18日、前西部方面総監部防衛部長の坂元秀明陸将補(49)が着任した。同日、宇治市広野町の同駐屯地で着任式と記者会見に臨み、「2府19県の防衛警備を担う中部方面隊最大の施設科部隊として、南海トラフ地震や豪雨災害にも即応し、能力を発揮する部隊として育成したい」と語った。

○海上自衛隊及び航空自衛隊は、米空母や米戦闘機・爆撃機と共に、複数回 ..

【サタヒープ(タイ中部)西脇真一】米・タイ軍主導による東南アジア最大級の多国間共同訓練「コブラゴールド」が14日、タイで本格的に始まった。タイと中国の接近が進むなか、サタヒープ海軍基地であった式典には、ハリス米太平洋軍司令官が出席。2014年の軍事クーデター後、タイを訪問した最高位の米士官となるハリス氏は、あいさつで「われわれはタイが必要だ」と連呼した。

1/144ワールドタンクミュージアム・陸上自衛隊AHー1Sコブラ・シャークマウス 汚い ..

政治的思惑も大きかった。当時は東西冷戦の真っただ中にあり、アメリカはベトナム戦争の敗北により周辺国に共産主義が波及するのを阻止したかったし、全方位外交をとるタイにとっても演習の実施により大国アメリカとの繋がりを持つことができた。

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「コブラゴールド」演習は、第1回目が1982年に実施された歴史ある訓練だ。当初はタイとアメリカによる二国間演習だった。ベトナム戦争(1965~1975年)において、アメリカ軍は東南アジア特有の気候や環境での戦闘行動や生存自活、また現地人とのコミュニケーションにおおいに悩まされた。そこで、実地で学ぶべくタイと協力する道を選んだ。

委員おっしゃるように、コブラゴールドのケースにおいて日本の自衛隊がどのような ..

タイ各地で3月8日まで実施。実弾射撃やサイバーセキュリティー分野の連携も図る。米国のロバート・ゴデック駐タイ大使は開会式のあいさつで2011年の東日本大震災に触れ「訓練は多くの災害対応でも役立ってきた」と強調した。

(タイ東部)=井上航介】タイ国軍と米軍が主催する東南アジア最大級の多国籍軍事演習「コブラゴールド ..

今年の共同訓練には、タイ・米国・インドネシア・シンガポール・マレーシア・インド・日本・中国・韓国が参加し、1月24日から2月24日の期間実施される。日本の自衛隊からは、約130人が参加する。参加する人は統合幕僚監部等から約20人、陸上自衛隊から約70人、海上自衛隊から約10人、航空自衛隊からは約30人となる。自衛隊が行う訓練は、指揮所演習・在外邦人等保護措置訓練・人道・民生支援活動(衛生)・人道・民生支援活動(建設)を予定している。

自衛隊も参加・多国間訓練「コブラゴールド」もうひとつの重要任務

この共同訓練は1982年から開始されたものであり、毎年開催されているものである。タイ政府としては、アメリカ政府と共同軍事訓練を行う貴重な訓練であったが、タイで軍事クーデターが発生してからは、アメリカ軍からの参加人数が減少していた。しかしながらタイ政府からの呼びかけもあり、今年のアメリカ軍の参加人数は昨年よりも増加し司令官も参加する事が決まっている。アメリカ政府が、南シナ海問題で強硬的な開発を進める中国政府へ対抗する意味合いもあり、タイ政府との防衛交流を重要視したためである。

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ひょっとして左端に映ってるのはコルセア?
ググッたらタイ海軍、コルセア保有してるそうで。
しかもミニ空母持ってるそうな。
でもコルセアは空母艦載機じゃないそうです。

陸上自衛隊の海外「邦人救出」訓練 タイで軍事演習 コブラ・ゴールド

【ウタパオ共同】タイ軍と米軍が主催する東南アジア最大級の軍事演習「コブラゴールド」の開会式が27日、タイ中部のウタパオ海軍航空基地で開かれた。正式参加するのは日本の自衛隊と韓国軍のほか、インドネシアとマレーシア、シンガポール。人道支援訓練にはオブザーバーとして中国やインド、オーストラリアなども加わり、計30カ国約9500人が連携する。

アメリカ・タイ両軍主催の多国間軍事演習「コブラ・ゴールド」で行われた陸上自衛隊の海外邦人救出訓練邦人役は在タイ日本大使館職員とその家族 .

2015年2月15日、自衛隊は、タイ軍とアメリカ軍が主催する東南アジア最大の多国間軍事演習「コブラゴールド」で、邦人退避訓練を実施した。

訓練は、震度7程度の地震が発生して都市機能が消滅し、混乱の中で、反政府デモが勃発したとの想定で行われた。

退避するタイに住む日本人らが乗り込んだ車が、陸上自衛隊員に警護されながらタイ東部のリゾート地・パタヤなどから出発し、タイ中部のウタパオ海軍航空基地に到着した。手荷物検査を受けたあと、航空自衛隊のC130H輸送機に搭乗した。

2013年のアルジェリア人質事件の後、在外邦人の陸上での輸送が許可されたため、陸上での退避訓練を初めて海外で行なった。邦人退避訓練は2008年からスタートして、今回で8回目。訓練には、自衛隊員や現地の日本人ら約170人が参加した。

自衛隊のコブラゴールドへの参加は11回目。主催国と日本以外には、シンガポール、インドネシア、韓国、マレーシア、中国、インドも訓練に参加している。
【編集 : 高橋大地】