これらの症状は、ジスロマックが腸内細菌に作用するために起こります。
アジスロマイシン水和物を服用する際、最もよく見られる副作用は胃腸の不具合です。多くの患者が軽い、あるいは中程度の胃腸トラブルを経験し、具体的には吐き気、嘔吐、お腹の痛み、下痢などの症状が出ます。
カビというのは、バクテリア(細菌)と違って、抗生物質が効かないんですよ。
治療効果のモニタリングと副作用の観察を丁寧に行い、各患者に最適な治療期間を決定することが重要です。
なぜなら、「医療制度は保険や政府からの支出によって維持されている。精度そのものは医療行為を行うためにあるのであって、行わないためにあるのではない。さらに製薬会社は、少しの新規投資、もしくは全く新規投資無しで巨額の利益を得られる現状に満足している」(p.226)からだ。ただし、ブレイザーは数々の解決策を提示しつつ近未来を予測する。
「現在、訴えられる恐怖というのは、何かを「しない」ことで訴えられる恐怖である。レントゲン写真を撮らなかった、抗生物質を投与しなかった、帝王切開をしなかった、といって訴えられる。しかし将来的には、不必要で正当化できない行為を行ったことで訴えられる恐怖が生まれるだろう。恐れは、最も有効な平衡装置である。」(p.232)
アジスロマイシン水和物(ジスロマック)の適切な使用と重要な留意ポイント
ところで、我が家の二歳児は、昨日もジスロマックを処方された(普段はメイアクトが多い)。熱が上がったり下がったりが4日ほど続いて、両親はマイコプラズマ肺炎かもしれない、と心配していた。優しい元大学病院勤めだったと思われる小児科医は「どうやら肺炎の心配はなさそうだけれど」と言いつつ、心配性の親を安心させるために、「念のため」ジスロマックを処方した——もちろん、憶測に過ぎないが。その小児科医は、患者の(親の)話に耳を傾け、説明も丁寧だし、悪い医師とは思えないそうだ(僕も話を聞く限り「いい先生」だと思います。結局ジスロマックは飲ませていない僕は「身勝手で頭でっかちな親」なのかもしれませんが・・・)。少なくとも僕の近所では、そんな、善意による「取り敢えず、抗菌薬」の処方は、まだまだ続きそうである(※2)。
これらの不快感は一時的なものが多く、食事と一緒に薬を飲むことで和らげられる場合が多いですが、長引く時は医師に相談する必要があります。
ジスロマック (アジスロマイシン水和物) ファイザー [処方薬]の解説
「私が心配しているのは、抗生物質が効かなくなるということだけではない。それだけではなく、内なる生態系崩壊のために、無数の人々が病気に罹患しやすくなる。そのことを心配しているのである。この二つの出来事は、関連しながら進んでいる・・・(p.221)」
もちろん、昨今問題になっている薬剤耐性菌についても、15章の<抗生物質の冬>(抗生物質の春、あるいは、「マイクロバイオームの冬」の気がするのですが・・・)で詳しく取り上げられている。しかし、ブイレザー氏は耐性菌の増加だけを抽出して問題視するのではない。耐性菌が次々に生まれる環境とは、すなわち、耐性菌が跋扈しやすい環境でもある。抗生物質を服用することにより、耐性菌が生まれる過程では、必ず、常在菌の細菌叢は単純化し不安定になっているのである、つまり「感染に対する感受性」が増大するのである(p.213)。
あと、病院によっては、ジスロマック何錠か飲んでそやっきりで治りますという病院と、今..
多剤併用中の患者に対しては、薬物相互作用のリスクが高まるため、注意深いモニタリングを行いながら使用し、副作用の早期発見と対処に努めます。
つまり、ピロリ菌除去による胃がん撲滅(より正確には、胃の疾患の抑制)には「トレードオフがある」ということである。このトレードオフは、胃と食道という隣接する器官のもので少し視野を広げることで把握できそうではある。が、ブレイザーの真骨頂は、そこからさらに飛躍するところにある。消化器への影響に留まらず、喘息やアレルギーとの関連にまで視野を広げてしまうのである。その詳細は本書をお読みいただくとして、ここで示唆されるのは、エンドポイントを特定の疾病による障害や死亡(あるいは特定の臓器の機能)に据え置いていると、このようなトレードオフは見落とされてしまうということ。いや、そもそも、急性の疾患ではないものや(無症状・無自覚のピロリ菌保有者に対しする処置のような)予防的介入を行った際に、その影響が長い時間を経て出現する場合、そういったトレードオフは見落とされがちになるのは、自然なことのようにも思える。これは、急性かつ重症化しやすい感染症の原因菌と常在菌を同列に扱うことの危うさと云えるかもしれないし、現代の疫学研究において「特定の疾病による死亡率での検証ではなく、全死亡率で検証するべきである」という正論にも通底するものがあるだろう(※1)。
日本では「ピロリ菌除菌」が「胃がん撲滅」の旗印の下にすすめられてきた ..
人体にはヒトの細胞の3倍以上に相当する、100兆個もの細菌が常在している。そして、子宮内には常在菌は(ほとんど)ないと考えられている。ということは、100兆個もの細菌というのは、生まれてから(出産の過程を含め)、我々の体内に入り込み、共生するに至った、と。つまり、それらの細菌は、手渡し、口移し、スキンシップ、(下水の設備によって差はありますが)糞便、、等々で、先祖代々継ぎ足しの秘伝のタレが如く受け継がれてきたものなのである。これだけで、人類史、いや、生物史の妄想がムクムクと取り留めもなく膨らむが、これはあくまで本書の前提に過ぎない。
本書の問題意識は、その脈々と受け継がれ、共生の過程で変化し続けてきたヒト体内のマイクロバイオームが、ここ数十年で危機にさらされていること、そして、そのことによる人の健康への影響にある。ヒト体内の細菌の多様性が失われている原因は、ヒトや家畜、農作物への抗生物質(の過剰使用)、先進国においては上下水道の発達といった環境の変化にあると考えられるが、ブレイザーは、抗生物質の使用自体を否定するような「トンデモ」ではない。寧ろ、自身が抗生物質によって一命を取り留めたエピソードを交え、現代医療において、抗生物質がなくてはならない武器であることを強調している。つまり、掛け替えのない武器だからこそ、その効力を失わないために抑制的な使用がいかに重要かを説いているのである。
近年、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の除菌により、胃炎や消化性潰瘍が改善するこ
17.1有効性及び安全性に関する試験
アジスロマイシン経口剤投与のみの成績〈皮膚科感染症〉
17.1.1国内第II相/第III相試験浅在性化膿性疾患(せつ、せつ腫症、よう、丹毒、蜂巣炎、リンパ管(節)炎、ひょう疽、化膿性爪囲炎)に対する有効率は91.8%(67/73)であった。
17.1.2国内第III相試験二重盲検比較試験で浅在性化膿性疾患に対するアジスロマイシン錠の有効性が確認された。
〈呼吸器感染症〉17.1.3国内第II相/第III相及び海外二重盲検比較試験
呼吸器感染症(咽喉頭炎、急性気管支炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍)、慢性気管支炎、気管支拡張症(感染時)、慢性呼吸器疾患の二次感染、肺炎、肺化膿症、マイコプラズマ肺炎)に対する有効率は97.6%(373/382)であった。また、二重盲検比較試験で肺炎、慢性気道感染症に対するアジスロマイシン錠の有効性が確認された。〈耳鼻科領域感染症(副鼻腔炎)〉
17.1.4海外オープン比較試験耳鼻科領域感染症(副鼻腔炎)に対する有効率は100%(36/36)であった。
〈歯科・口腔外科領域感染症(歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎)〉17.1.5国内第III相試験
歯科・口腔外科領域感染症(歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎)に対する有効率は85.9%(73/85)であった。また、二重盲検比較試験で歯科・口腔外科領域感染症に対するアジスロマイシン錠の有効性が確認された。〈クラミジア・トラコマティスによる性感染症(尿道炎、子宮頸管炎)〉
17.1.6国内第III相試験クラミジア・トラコマティスによる尿道炎、子宮頸管炎に対するアジスロマイシン錠1,000mg(力価)1回投与の有効率(PCR法による陰性化率)は主判定時期である投与開始15日目では86.7%(98/113)であった。また、副判定時期である投与開始29日目では90.7%(98/108注))であった。
注)29日目の解析から除外した5症例は、投与開始15日目以降に併発疾患を発現した1例、抗菌薬を併用した1例及び投与開始15日目で観察を終了した3例であった。アジスロマイシン注射剤からアジスロマイシン経口剤へ切り替えた(スイッチ療法)場合の成績
〈呼吸器感染症(肺炎)〉17.1.7国内第III相試験
呼吸器感染症(肺炎)に対する非対照試験において、アジスロマイシン注射剤500mgを1日1回、2~5日間点滴静注した後、アジスロマイシン錠500mg(力価)を1日1回経口投与した。注射剤と経口剤の総投与期間は合計7~10日間とした。注射剤から経口剤への切り替えは、被験者の状態で医師が判断した。投与開始15日目の有効率は84.5%(60/71)であった。本試験で原因菌として分離同定された肺炎球菌はすべてアジスロマイシンに対する感受性は低かったが(MIC≧2μg/mL)、11例のうち10例が有効例であった。表肺炎球菌のアジスロマイシン感受性別、MIC別の臨床効果(投与開始15日目)
--------------------------表開始--------------------------n/Na)有効率(%)
感受性別:耐性(MIC≧2μg/mL)10/11(90.9)
MIC不明2/3(66.7)MIC別:
MIC=4μg/mL1/1(100)MIC=8μg/mL0/1(0)
MIC=16μg/mL3/3(100)MIC>64μg/mL6/6(100)
a)n=有効の例数、N=評価例数から判定不能を除いた例数有効率はn/N×100から算出した。
--------------------------表終了--------------------------本試験で報告された主な副作用は下痢14.7%(15/102)、注射部位疼痛5.9%(6/102)であった。[7.6、7.7参照]
17.1.8海外第III相試験呼吸器感染症(肺炎)に対する無作為化比較試験において、アジスロマイシン注射剤500mgを1日1回、2~5日間点滴静注した後、アジスロマイシンカプセル注)500mg(力価)を1日1回経口投与した。注射剤と経口剤の総投与期間は合計7~10日間とした。注射剤から経口剤への切り替えは、被験者の状態で医師が判断した。
投与終了10~14日目における有効率は77.4%(106/137)であった。本試験で報告された主な副作用は注射部位疼痛及び下痢各5.4%(各11/202)、注射部位感染/炎症3.5%(7/202)であった。[7.6、7.7参照]
注)国内で承認されている成人用製剤は錠剤及び注射剤である。〈骨盤内炎症性疾患〉
17.1.9国内第III相試験骨盤内炎症性疾患を対象とした臨床試験(詳細診断名:肝周囲炎、骨盤腹膜炎、ダグラス窩膿瘍、子宮内感染、子宮付属器炎)では、アジスロマイシン注射剤500mgを1日1回、1~2日間点滴静注した後、アジスロマイシン錠を250mg(力価)1日1回経口投与した。注射剤と経口剤の総投与期間は合計7日間とした。注射剤から経口剤への切り替えは、被験者の状態で医師が判断した。
投与開始15日目の有効率は94.1%(48/51)であった。主な原因菌であるクラミジア・トラコマティス及び淋菌に対する臨床効果(有効率)及び細菌学的効果(菌消失率)は、それぞれ、100%(12/12、6/6及び11/11、6/6)であった。本試験で報告された主な副作用は下痢11.8%(9/76)、注射部位疼痛及び悪心各5.3%(4/76)であった。[7.9参照]
ジスロマック錠(250mg)2錠分1 3日間、またはジスロマックSR成人用ドライシロップ(2g)1回2g分 ..
17.1有効性及び安全性に関する試験
17.1.1進行したHIV感染者における播種性MAC症発症抑制の臨床試験(1)MAC菌血症の発症抑制
CD4100/mm3未満の患者を対象とした、2つの無作為二重盲検比較試験が行われた。試験1はアジスロマイシン(週1回1200mg)とプラセボを比較するもので、CD4平均値35/mm3の患者182例を登録した。試験2は723例の患者を無作為に、アジスロマイシン(週1回1200mg)単独投与、リファブチン(1日300mg)単独投与及び両薬の併用投与の3群に分けた。CD4の平均値は51/mm3であった。これらの試験の主要評価項目は、播種性MAC症の発症とした。その他の評価項目は、臨床症状がみられたMAC症の発現率、及び薬剤に関連した副作用による投与中止とした。試験1では、無作為に割り付けられたアジスロマイシン投与群患者85例、プラセボ投与群患者89例が試験の選択基準に適合した。6、12、18ヵ月目に集積可能であった転帰の累積発現率を次の表に示す。
--------------------------表開始--------------------------累積発現率、%:プラセボ(n=89)
MAC無発症で生存MAC発症有害事象追跡調査不能6ヵ月69.713.56.710.1
12ヵ月47.219.115.718.018ヵ月37.122.518.022.5
累積発現率、%:アジスロマイシン(n=85)MAC無発症で生存MAC発症有害事象追跡調査不能
6ヵ月84.73.59.42.412ヵ月63.58.216.511.8
18ヵ月44.711.825.917.6--------------------------表終了--------------------------
プラセボ投与群とアジスロマイシン投与群における播種性MAC症の1年間累積発現率の差(プラセボ-アジスロマイシン)は10.9%であり、統計的に有意(p=0.037)で、95%信頼区間は(0.8%、20.9%)であった。この差の解釈においては、有害事象発現患者数がほぼ同程度であり、また追跡できなかった患者数がアジスロマイシン投与群で少なかったことを考慮する必要がある。試験2では、無作為に割り付けられたリファブチン投与群患者223例、アジスロマイシン投与群患者223例及びリファブチンとアジスロマイシンの併用投与群に割り付けられた患者218例が選択基準に適合した。6、12、18ヵ月目に集積可能であった転帰の累積発現率を次の表に示す。
--------------------------表開始--------------------------累積発現率、%:リファブチン(n=223)
MAC無発症で生存MAC発症有害事象追跡調査不能6ヵ月83.47.28.11.3
12ヵ月60.115.216.18.518ヵ月40.821.524.213.5
累積発現率、%:アジスロマイシン(n=223)MAC無発症で生存MAC発症有害事象追跡調査不能
6ヵ月85.23.65.85.412ヵ月65.57.616.110.8
18ヵ月45.312.123.818.8累積発現率、%:アジスロマイシン/リファブチン(n=218)
MAC無発症で生存MAC発症有害事象追跡調査不能6ヵ月89.41.85.53.2
12ヵ月71.62.815.110.618ヵ月49.16.429.415.1
--------------------------表終了--------------------------1年間の累積発現率を比較すると、アジスロマイシンの単独療法はリファブチンと少なくとも同程度に有効である。
リファブチン投与群とアジスロマイシン投与群における1年間の累積発現率の差(リファブチン-アジスロマイシン)は7.6%であり、統計的に有意(p=0.022)で、多重性により調整した95%信頼区間は(0.9%、14.3%)であった。また、アジスロマイシン/リファブチン併用療法は、リファブチン単独よりも有効であった。リファブチン単独療法とアジスロマイシン/リファブチン併用療法における1年間の累積発現率の差(リファブチン-アジスロマイシン/リファブチン)は12.5%であり、統計的に有意(p<0.001)で、多重性により調整した95%信頼区間は(6.6%、18.4%)であった。この差の解釈においては、有害事象発現患者数が3群ともにほぼ同程度であり、また追跡できなかった患者数がリファブチン単独投与群で少なかったことを考慮する必要がある。(2)播種性MAC症の臨床症状
無作為に割り付けられたアジスロマイシン単独投与群又はリファブチンとアジスロマイシンの併用投与群の患者において、菌血症の発現率の低下に伴い、発熱又は寝汗、体重減少及び貧血などの播種性MAC症の徴候と症状の発現頻度が減少した。(3)薬剤に関連した有害事象による投与中止
試験1においては、薬剤に関連した有害事象による投与中止は、アジスロマイシン投与患者では8.2%、プラセボ投与患者では2.3%であった(p=0.121)。また、試験2では、アジスロマイシンとリファブチンの併用投与群(22.7%)の方が、アジスロマイシン単独投与群(13.5%、p=0.026)又はリファブチン単独投与群(15.9%、p=0.209)よりも投与中止例は多かった。17.1.2進行したHIV感染者における播種性MAC症治療の臨床試験
(1)MAC菌血症の治療播種性MAC症患者に対し二重盲検比較試験が行われた。この治験では播種性MAC症に罹患した246名のHIV感染者に対しアジスロマイシン錠250mg1日1回(n=65)、又はアジスロマイシン錠600mg1日1回(n=91)又は、クラリスロマイシン錠500mg1日2回(n=90)のいずれかを投与し、それぞれにエタンブトール錠15mg/kg1日1回を併用し、24週間投与した。12週時までは、3週ごとに培養と臨床所見の観察を行い、その後24週までは1ヵ月毎に実施した。24週目以後は治験責任医師の判断で一般療法に切り替え、最終追跡調査まで3ヵ月毎に追跡調査した。患者追跡調査は観察期間訪問から3.7年間(中央値:9ヵ月)行った。治療中あるいは治療後に検出されたMAC分離株は可能な限り入手した。
主要エンドポイントは24週目の菌消失とした。血液培養で2回連続したMAC陰性(培養未実施は除く)を菌消失の定義とした。解析はMACに対する投与前の培養が陽性であった全ての患者を対象とした。12週目の中間解析において、アジスロマイシン250mg群はクラリスロマイシン500mg1日2回投与群と比較し、明らかに菌血症に対する効果が低かったため、中止することとした。
アジスロマイシン600mg1日1回及びクラリスロマイシン500mg1日2回投与時の結果を次表に示す。アジスロマイシン600mg1日1回又はクラリスロマイシン500mg1日2回をエタンブトールと併用した患者の治療効果
--------------------------表開始--------------------------アジスロマイシンクラリスロマイシン差に対する95.1%CIa)
投与前培養陽性の症例数6857-24週目---
菌消失率46%(31/68)56%(32/57)[-28、7]死亡率24%(16/68)26%(15/57)[-18、13]
a)(アジスロマイシン-クラリスロマイシン)の差に対する[中間解析実施のため調整した95.1%信頼区間]--------------------------表終了--------------------------
24週目の主要エンドポイントである血液培養による菌消失率(2回連続した培養陰性)は、アジスロマイシン600mg1日1回投与群がクラリスロマイシン500mg1日2回投与群より低い値を示した。(2)投与前のコロニー数別菌消失率
両投与群において、24週目の菌消失率は、投与前のMACコロニー数の増加にともない減少した。--------------------------表開始--------------------------
アジスロマイシン(n=68)クラリスロマイシン(n=57)投与前のMACコロニー数24週目の菌消失率(%)24週目の菌消失率(%)
≦10cfu/mL66.7%(10/15)70.6%(12/17)11-100cfu/mL46.4%(13/28)68.4%(13/19)
101-1,000cfu/mL36.8%(7/19)38.5%(5/13)1,001-10,000cfu/mL20.0%(1/5)20.0%(1/5)
>10,000cfu/mL0.0%(0/1)33.3%(1/3)--------------------------表終了--------------------------
(ジスロマック細粒小児用,ジスロマックカプセル小児用100mg) <適応菌種 ..
ジスロマックを3日分飲むと体の中で1週間効果が出る、口の中で効く薬が体の中に回っていって菌が減るということは、それで菌がいなくなる方向に行っているということです。ちゃんと歯磨きして、他人から移されなければ(キスやご飯食べ移しなど)、感染なので、自分の中からいなくなれば感染しないんですよ。
当院に来た患者さんは、ジスロマックとシロップでリスクがかなり減りました。
その状態を維持すると、歯周病の原因がなくなるじゃないですか、そうすると歯周病が治るんですよ、原因が消えるので。
ピロリ菌除菌治療歴のある方; 治験前3ヶ月間に治験薬を使用した患者 ..
通常量の半分に減量し、投与間隔を72時間に延長したところ、効果を維持しながら副作用のリスクを抑えることができました。