日本語 ボナプラザン、アモキシシリン、シタフロキサシンによる三次除菌療法


・ピロリ菌がきちんと除菌されたかを確認する(除菌効果判定)必要があります。


シタフロキサシンがピロリ菌の除菌に有効であると判断された場合、ボノプラザン(胃酸を

胃カメラ検査(半年以内に受けたもの)で慢性胃炎の診断が下された場合、ピロリ菌感染検査を3割負担で受けられます。感染検査で陽性が出た方は、除菌治療も3割負担の対象となります。

・ピロリ菌の除菌治療に成功した方のうち、少数の方で逆流性食道炎の発症が見られることがあります。これはピロリ菌の除菌によって、これまで低下していた胃液の分泌が正常に戻ることで起こると考えられています。胸焼けやみぞおちから胸にかけての痛みなどが生じるようであればご相談ください。

ピロリ菌の除菌療法とは、1種類の「胃酸の分泌を抑える薬」と2種類の「抗菌薬」の合計3剤を同時に1日2回、7日間服用する治療法です。

2013年(平成25年)2月の改正によりピロリ菌感染検査は、胃・十二指腸潰瘍などの疾患を抱えた方だけではなく、胃カメラ検査で慢性胃炎が発見された方も、自己負担額の3割で受けられるようになりました。
また、胃カメラ検査でピロリ菌感染検査を受けて陽性が出た方は、除菌治療も3割負担で受けられます。
ピロリ菌感染の外来はもちろん、消化器内科などを受診して胃カメラ検査を受けた患者様も同じく3割負担の対象です。

重要性: 除菌の成否を確認することが重要です。ピロリ菌が残っていると、再発のリスクがあるためです。

[PDF] ヘリコバクター・ピロリ除菌治療剤 ラベプラゾールナトリウム錠

胃カメラ検査で慢性胃炎や指定の疾患が確認できた時は、血液検査でピロリ菌の抗体検査を行い、陽性の場合は除菌治療を行います。

抗生物質(2種類)と胃酸を抑えるお薬(酸分泌抑制薬)を1週間服用します。初回治療の際はアモキシシリンとクラリスロマイシンという抗生剤を使用します。薬剤アレルギーでこのお薬が使用できない方や初回治療がうまくいかなかった方は抗生剤の種類や治療期間を変えて治療していきます。
新たに発売された酸分泌抑制薬を用いた除菌治療の成功率は、一次除菌・二次除菌ともに90%前後であり、二次除菌まででほとんどのピロリ菌感染症が除菌可能になりました。

成功率は、約90%です。アモキシシリンはペニシリン系抗生剤のため、ペニシリンアレルギーの方は、1次除菌治療を行うことが出来ません。

胃カメラ検査を行わずにピロリ菌の感染検査・除菌治療を行う際は自費診療になります。
胃カメラ検査でピロリ菌感染検査を行い陽性が確認された場合は、除菌治療の保険適用は2回目までになります。また、保険を適用した診療の場合、治療で使うお薬には指定があります。保険適用の除菌治療で使用可能なお薬はサワシリン(ペニシリン系)とクラリスロマイシン(クラリス)です。上記以外の抗生物質は保険適用外となります。
サワシリンとクラリスロマイシンにアレルギーを持っていて他のお薬を使用する場合は、自費診療となります。

ヘリコバクター・ピロリ除菌療法の標準療法は、1次除菌はプロトンポンプ阻害薬(PPI)、アモキシシリン(AMPC)、クラリスロマイシン(CAM)、2次除菌はCAMをメトロ二ダゾール(MNZ)に変えた3剤併用である。ぺニシリン系薬にアレルギーがある患者にはAMPCは使用できないが、上記以外の除菌療法は保険適応がない。現時点ではぺニシリンアレルギー患者への除菌レジメンは確立しておらず、シタフロキサシン(STFX)、レボフロキサシン(LVFX)、ミノマイシン(MINO)等を組み合わせた以下の除菌レジメンが試みられている(保険適応外使用)。


[PDF] 「ペニシリンアレルギーを持つ患者さんのピロリ菌除去」

ピロリ菌の除菌治療では2種類の抗生物質を使用しますが、ピロリ菌の中には抗生物質に対して耐性を持っている場合があり、使用した抗生物質に耐性があるピロリ菌であった場合は除菌治療が上手くいかないことがあります。1回目の治療で除菌できなかった際は、抗生物質の種類を1つ変えて、再度除菌治療を行います。2回目までの除菌治療は保険適用で受けられます。除菌治療の成功確率は1回目が70~80%で、2回目が97~98%となっています。除菌治療は3回目も行うことができますが、その場合は保険適用されず、自費診療となります。

[PDF] ピロリ除菌について 当院で行っているピロリ菌感染 ..

ピロリ菌の除菌が成功したか確認するために判定検査を行います。成果を確実に判定するために、抗生物質の内服を終えてから、2ヶ月以上の期間を空けて尿素呼気試験を行い成功の有無を判断します。除菌が上手くいっていた場合は治療終了となり、失敗した場合は2回目の除菌治療が可能です。

<二次除菌療法> · PPI(プロトンポンプ阻害剤+メトロニダゾール+アモキシシリン · 内服期間 7日間.

抗生物質2種類(アモキシシリン+クラリスロマイシン)と胃薬(プロトンポンプ阻害薬もしくはP-CAB [カリウムイオン競合型アシッドブロッカー])を1週間内服して除菌をします。P-CABを内服する除菌療法は除菌率が高いと報告されており当クリニックでもP-CABを使用した除菌療法を行っています。

ピロリ除菌療法ハンドブック, 藤岡利生,榊 廣)1997, 69-71, 医学書院

人間ドックなどで慢性胃炎等が発見された場合も、保険適用でピロリ菌の感染検査が可能です。また、同じくピロリ菌の検査で陽性が出た場合は、2回まで保険適用で除菌治療を受けることができます。

ピロリ菌 除菌療法により、難治な消化性潰瘍の完治が可能になりました。 ..

ピロリ菌感染検査、治療に関して消化性潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少症、早期胃がん内視鏡治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ菌感染による慢性胃炎がある方は保険適応です。
ただし、慢性胃炎の場合は“内視鏡検査で胃炎がある”ことが証明されている必要があり、これに血液検査などでピロリ菌の存在が示されれば保険適用となります。
バリウム検査では胃炎があっても保険適応とはなりません。
詳しくはご相談ください。

ピロリ菌除菌困難例に対するボナプラザン、アモキシシリン、シタフロキサシンによる三次除菌療法

ピロリ菌感染がある場合には、抗生物質を内服することで除菌をすることができます。除菌の方法は以下のような薬剤を7日間内服することで行います、

シタフロキサシンがピロリ菌の除菌に有効であると判断された場合、プロトンポンプ

一度除菌が成功したら再発する確率は低く、ピロリ菌感染を繰り返し調べる必要はありません。
また、ピロリ菌を除菌することで胃がんになる危険性が約1/3に減少する報告や、できるだけ若いうちに除菌をした方が胃がんになりにくいという報告もされています。
しかし、除菌後すぐには過去に炎症を受けていた胃粘膜は改善されませんし、除菌により胃がんのリスクはゼロにはならないため、除菌後も定期的に胃カメラを受けて頂くよう指導しています。

[PDF] 症例検討会 ヘリコバクターピロリ菌の三次除菌療法について

胃カメラ検査で慢性胃炎が発見されると、ピロリ菌の感染検査は保険適用されます。その感染検査でピロリ菌が陽性であると認められた場合は、保険適用で2回目まで除菌治療を行うことができます。
以前は十二指腸潰瘍や胃潰瘍などの定められた疾患が発見された場合にのみ保険が適用されていましたが、今は保険適用の条件が変わり、慢性胃炎の診断を受けた場合も保険が適用されるようになりました。

自由診療でのヘリコバクター・ピロリ菌の検査、除菌についてのご案内です。 ..

一次除菌治療としてはプロトンポンプ阻害薬 、アモキシシリン、クラリスロマイシンの3剤を1週間投与します。
一次除菌で成功しない場合は、二次除菌として、プロトンポンプ阻害薬、 アモキシシリンおよびメトロニダゾールの3剤を投与します。
新しい機序の酸分泌抑制薬であるカリウムチャネル阻害薬、ボノプラザンが発売されました。ボノプラザンを用いた除菌療法は一次除菌、二次除菌ともに90%前後と良好な成績を示しており、ほとんどのピロリ菌感染症は二次除菌までの治療で除菌が可能になりました。

[PDF] 薬の話 68 ヘリコバクター・ピロリ除菌療法について

ただし、実際に保険診療で除菌できる疾患としては、感染胃炎(内視鏡検査で診断)、胃潰瘍・十二指腸潰瘍(内視鏡または造影検査で診断)、早期胃癌に対する内視鏡治療後胃、胃リンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、のみです。これら以外、例えば鉄欠乏性貧血などは不可能なので、自費診療となります。

なぜピロリ菌を除菌するのでしょうか? H.ピロリを除菌することにより、胃潰瘍 ..

また、各ポリフェノールグループにおける対対照群の除菌率とピロリ菌除去効果が認められた投与量は以下の通りだ。

ピロリ菌に対する抗生物質の一つで、ピロリ菌の増殖を抑制または殺す働きがあります。 アモキシシリンまたは メトロニダゾール

特にCAM(クラリスロマイシン)耐性のピロリ菌の割合の増加と共に、上記の一次除菌による除菌率が低下しています。

[PDF] 薬剤耐性ピロリ菌に除菌効果を 有するコレステロール類似物質

ピロリ菌は種々の抗菌薬に対して耐性を獲得し、耐性である抗菌薬を用いた除菌療法では除菌率が低下します。

下線部の「胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助」を追加し,上記 ..

適用外のケース:二次除菌に失敗した場合、除菌薬に対するアレルギーのある人。