■ 高濃度ミノキシジルによる発毛治療 (男性、女性ともに行えます)


前述のとおり、ミノキシジルは当初は血管を拡張することで血圧を下げる降圧薬として開発されたものです。栄養や酸素などを乗せて身体をめぐる血液──それが通っているのが血管ですが、狭くなると循環が悪くなり、頭部では毛母細胞に影響することになります。


とあり、かゆみや炎症といった副作用が8%の確率で出るようです。

また、ミノキシジルは、使用を中止すると効果が徐々に消失するため、効果が実感できても、継続して使用することが推奨されます。

当院で処方するミノキシジルは、直接頭皮に塗るタイプのAGA治療薬です。血管を拡張させて血流を改善する作用があるため、ジヒドロテストステロン(DHT)の影響で発毛が不活発になった毛母細胞に直接働き、発毛と成長のサポートが期待できるのです。

ミノキシジルの治療薬には大きく「外用薬」と「内服薬」の2種類あります。

ミノキシジルが発毛と成長の促進にどう作用していくか、そして効果が出るまでの期間はどのくらいなのかについてご紹介します。

ところが、ミノキシジルは個人輸入することもできることから、日本での標準を上回る濃度のものが簡単に手に入ってしまいます。それにより、もっと生やしたい!という思いで濃度の濃いものを付けたり飲んだりされるケースが後をたちません。

主成分であるミノキシジルが、国内最大濃度の5%配合されています。

ミノキシジルの効果を最大限に引き出すためには、生活習慣の見直しも重要です。特に、睡眠不足やストレスは、発毛を阻害する要因となるため、十分な睡眠とストレス解消を心がけましょう。また、バランスの取れた食事を心がけ、タンパク質やビタミン、ミネラルを十分に摂取することも大切です。さらに、頭皮マッサージや運動なども、血行促進効果があり、ミノキシジルの効果を高めるのに役立ちます。

上図のように、毛髪には「成長期」「退行期」「休止期」という期間があり、それを繰り返しています。

AGAは、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが関与して成長期の期間を早めてしまうことで発症します。通常の期間よりサイクルが早まってしまうために、本来のしっかりとした伸び方をする前に退行期に移り、髪の毛が抜け落ち、細くて薄い毛が増えてしまうのです。

ジヒドロテストステロン(DHT)は、その影響を受けやすい頭頂部、前頭部に多くあることからAGAはその部位に起こりやすく、M字型、O字型の薄毛になってしまいます。

次に「ミノキシジル5%製剤の二重盲検比較試験結果」をみてみます。

ミノキシジル外用薬の主なメリット1つ目は、発毛を促進することができるということです。

リアップの臨床試験では9割の方が効果を実感しているとのデータがありますが、もちろん発毛効果を実感できない方もいらっしゃいます。


(男性型脱毛症:5%ミノキシジル,女性型脱毛症:1% ミノキシジル)

上の表からも分かるように、ミノキシジル外用薬の副作用は皮膚(主に頭皮)に表れるのが一般的です。そのため、敏感肌の方やアレルギーをお持ちの方は、利用前にかかりつけの医師まで相談するようにしましょう。

ミノキシジル外用の発毛効果に関しては、高い水準の根拠があります。

日本でのミノキシジル外用薬はリアップが有名でしたが、特許期間が切れ今はどの会社でも基準をクリアすれば商品の製造ができるようになりました。ですので、いまでは非常に多数のミノキシジル外用薬が販売されています。濃度は一般的には男性5%、女性が1%とされています。

ミノキシジルを使って高い効果を得るための効果的な方法があります。

外用薬のミノキシジルには重篤な副作用のリスクはありませんが、人によっては頭皮のかゆみや赤みといった副作用が見られます。厚生労働省の資料によると、ミノキシジルによる副作用の発現率はおよそ8.8%とされており、主な症例(発現率0.5%以上)は以下の通りです(※4)。

日本皮膚科学会のガイドラインにおいてミノキシジルは、でしょう。

ミノキシジルの外用薬なら、医学的なエビデンスのある薄毛対策を行うことができます。

薄毛対策としてミノキシジルを内服することは推奨されておりません。

病院で処方される外用薬のミノキシジルと市販品には原則として違いはありません。ただ、一般用医薬品の場合はミノキシジル濃度が5%までに制限されていますが、薄毛治療を専門とするクリニックなどでは医師の指導下で、ミノキシジル濃度を7%~15%まで増やすケースもあります。

ミノキシジルの効果を実感するまでには、通常3〜6ヶ月が必要です。

「ぶち破れ、今までの自分」という今回のCMのキャッチコピーは、僕自身が課題としているテーマのひとつでもあります。これが僕だけでなく、日本の皆さん全員で実現することができれば、今以上に素晴らしい日本が生まれるのではないかと。大げさかもしれませんが、僕は心からそう思っているので、皆さん、これからも一緒に成長していきましょう!

実際にAozoraでは20ミリのミノキシジルを服用されていた方が来られたケースがあります。

ミノキシジルは女性の血中テストステロン濃度を増加させる可能性があります。

ミノキシジルは女性ホルモンのバランスに影響を与えることもあります。

大変に危険なリスクがありますので、ミノキシジルを内服することはおすすめできません。

ミノキシジル配合の発毛剤は、すべて第1類医薬品に分類されています。

Hagemannらの研究では、ミノキシジルを使用した女性の約30%で、血中テストステロン濃度が上昇したと報告。

ミノキシジル外用薬の主なデメリット3つ目は、即効性がないということです。

また、ミノキシジルを内服すると血流が良くなるため、出血しやすくなるというリスクもあります。

ミノキシジルは心拍数を増加させ、動悸を引き起こすことがあります。

ミノキシジルは女性のエストロゲン濃度を減少させ、女性ホルモンバランスを崩すことがあります。

リアップも含めミノキシジル配合商品をいくつか紹介していきます。

しかしながら、ミノキシジルタブレットを飲むと、心嚢液が貯留して心タンポナーゼという副作用を起こすリスクがあります。その結果、心不全が起こりやすくなると考えられます。

リアップシリーズで最高濃度5%のミノキシジルを配合した上位商品。

また、心臓や肝臓の病気をお持ちの方には悪影響を与えるおそれがあります。心疾患がある方や血圧が不安定な方、肝機能障害がある方には、念のため外用薬をお勧めしています。ミノキシジルの外用薬を使うことで、効果および副作用を頭髪に限定できますが、内服薬に比べて効果は弱くなります。

ロート製薬の開発したミノキシジル配合発毛剤。値段もリーズナブルです。

気になるのはミノキシジルが効果を発揮するまでの期間ですが、効果が現れるのをあせらず、じっくり待つことが大切です。

髪は成長したあと、同じ毛穴から新しいものに押し出されるように抜け落ちるのですが、ミノキシジルによる治療が始まると、1カ月~2カ月の間に古い毛が押し出されて抜け落ちてしまいます。

初期脱毛といわれるこの現象を見て、治療の失敗だと感じてしまう方もいるのですが、これはむしろ発毛が促進されている証明ですので治療の継続が大切なのです。
ミノキシジルの効果が実感できるには、最低でも4カ月から6カ月の時間が必要で、開始から1年は様子をみていただきたいです。

薄毛は、女性の自尊心や生活の質(QOL)に大きな影響を与えます。

ミノキシジル外用薬は一般用医薬品に分類されるため、薬局やドラッグストアでは一般客に手が届かないところに陳列されています。 購入する場合は薬剤師からの情報提供を受ける必要があるのですが、実際には年齢や性別・既往(病歴)など必要事項などを確認したうえで、インターネット通販で購入することも可能です。

そのため、年齢は問わず女性への内服薬の投与は禁忌とされています。

Ohuchiらの研究によれば、ミノキシジルを使用した女性の約25%で、エストロゲン濃度の低下が観察されました。

他社のミノキシジル製剤から本剤に切り替えて使用してよいですか?

一方、ミノキシジルの内服薬を医師が処方したり、個人輸入で入手したりすることは可能です。ミノキシジルタブレットやミノタブと呼ばれ、体毛が濃くなる効果があり重篤な副作用も報告されていないからです。