・コブラ「3Dプリント」パターシリーズは革新的な『3Dプリント構造』が特徴
アライメントの取りやすさが魅力の『CUDA(クーダ)』
『VINTAGE PUTTER』シリーズのネオマレットパターが『CUDA』だ。台形のヘッドで、長さの違う3本のラインが入ったデザインが採用され、重心角0度のシングルベンドネックと30度のスラントネックが用意されている。
コブラ・キングスーパースポーツ-35パターの価格は、1本5万5000円です。
その経緯について、西川氏は「ゴルフクラブメーカーとして、パターを含めた14本全てのゴルフクラブを提供できることが理想であるため、コブラゴルフも約7年前からパターの開発に着手していたが、“イノベーティブなもの”が出来上がるまではパターに参入しない(製品を出さない)という姿勢を貫き続けてきた」という。
今回の発表を受け、Cobra Golf マーケティング部門 バイスプレジデントのJose Miraflor氏は「HPの3Dプリンティング技術で実現する複雑な格子構造を利用し、パターヘッドの中心部から重量を取り除き、かなりの重量をヘッド外側へ周辺配分することができた。その結果、優れた慣性モーメントが得られ、安定性と寛容性が大幅に向上した」とコメントを寄せる。
コブラのパターのなかには、最新テクノロジーを駆使した3Dプリントタイプのモデルがあります。
イノベーティブなパターをどのように実現すべきか。そこで、コブラゴルフが注目したのが3Dプリント技術だ。HPとの取り組みは2019年からスタートしており、HPの金属3Dプリンティング技術「HP Metal Jet」から始まり、現在マルチジェットフュージョン(MJF)方式3Dプリンタ「HP Jet Fusion」へと移行し、ナイロン素材の特性を生かした3Dプリント技術による革新的なパター開発を推進してきた。
そして、2021年。その準備がようやく整い、コブラブランドから3Dプリント技術を活用した革新的なパターの新製品「KING 3D Printed Putterシリーズ」が発売された。講演では、ゴルフクラブへの3Dプリント技術の適用にフォーカスし、同シリーズの特徴などを詳しく説明した。
コブラ「3Dプリント」パターシリーズは革新的な『3Dプリント構造』が特徴。
ブレード感覚で打てるマレット『STINGRAY(スティングレー)』
『VINTAGE PUTTER』シリーズで、中央に長いラインの入ったデザインが特徴のマレットが『STINGRAY』だ。コブラ契約プロのリッキー・ファウラーがテストしているモデルで、重心角0度のシングルベンドシャフト、20度のクランクネック、30度のスラントネックと3種類のネックを選ぶことができる。
パターに悩んだら一度手にして欲しい逸品
最後に南は、「ゴルフを長くやるほど、ミスショットの嫌な感覚が体に染み付いています。特にパターは、プロであってもだんだんと感覚が悪くなって、距離も方向もあいづらくなっていきます。そんな感覚のズレを補ってくれるのはクラブで、コブラの『3D PRINTED PUTTER』と『VINTAGE PUTTER』は多くのゴルファーの助けになるはずです。アライメントが取りやすいし、何よりミスヒットへの強さが段違いです。自信を持って、おすすめできるシリーズですよ」とコメント。
“パット・イズ・マネー”という格言からも分かるように、パターはスコアメイクの鍵を握る重要なクラブ。もっとゴルフが上手くなりたい、ベストスコアを更新したいと願うゴルファーには、ぜひ革新的なテクノロジーを積んだコブラの最新パターを試してほしい。パッティングのイメージが大きく変わること間違いなしだ。
✦取材協力/高松グランドカントリークラブ
✦撮影・構成/田辺直喜
コブラ 3Dプリント パター パームツリークルー コラボ クラブ
コブラブランドを展開するコブラゴルフは、これまで主にメタルとアイアンで成長を遂げてきたが、その一方で、プーマグループの一員になって以降、パターに関しては新たな製品を発売してこなかった。
コブラゴルフから、新製品“COBRA 3D プリンテッドパターコレクション”が発売となった。
COBRA 3Dプリンテッドパターコレクションは、数種類の素材を組合せた、マルチマテリアル構造だ。ヘッド内部には、HP社のMulti Jet Fusion Technologyによる3Dプリントで製造された複雑な構造をしたナイロン製カートリッジを内蔵することで、優れたサウンドとフィーリングと高い慣性モーメントをもたらすことを特徴としている。
またフェース部分には飛行機の翼やボディにも使われる軽量で高い強度の素材6061アルミニウムをインサートし、ソリッドな打感をもたらす。クラウン部分にはカーボンファイバーを採用し、ヘッド上部の重量を軽量化し、低重心を実現。
【注目】コブラゴルフが3Dプリント技術を採用した限定販売のパター
SUPERNOVAパターは究極の安定性をもたらすマルチマテリアル 3D プリント構造オーバーサイズのツノ型マレットパター。
シングルベンドシャフトの重心角0°で、直線的なストロークに適している。
☆ ヘッドタイプ:ツノ型マレット
☆ ネック形状:シングルベンド
☆ 長さ:33,34,35インチ
☆ 重心角:0°
コブラKING 3D PRINTED PUTTERは業界初3Dプリンターを使用して高性能パターを完成。
「『SUPERNOVA』よりも軽快にストロークできる印象で、ブレード型から移行しやすいタイプのマレットです。特にバックスイングの引きやすさがあるので、アドレスで固まりやすい人に試してほしいですね。小ぶりな『AGERA RS』はさらに操作性が上がっている印象で、ショートスラントのモデルは、自然なフェース開閉が入りながら、ボールを打つことができます。どのヘッドも重心がいいところに設計されているので、インパクトでフェースが真っすぐ戻ってきてくれます」(南プロ)
さらに、南には『AGERA』のアームロックタイプも試してもらった。
「ショートパットが苦手な人にすごくおすすめです。グリップを前腕につけてロックするので自然に肩でクラブを上げていけます。また、強いハンドファーストの構えで、極端にロフトが立った状態で当たるアームロックのパターとコブラのフェーステクノロジーは相性が抜群にいいです。ロフト角の大きいフェース上部に当たって、最適な打ち出し角でコロがりの良いボールを打っていけます」(南プロ)
3D Printed Series - A Huge Leap Forward In Putter Technology.
AGERA パターは、究極の安定性をもたらすマルチマテリアル3Dプリント構造オーバーサイズのネオマレットパター。
シングルベンドシャフトの重心角0°で、直線的なストロークに適している。
☆ ヘッドタイプ:ネオマレット
☆ ネック形状:シングルベンド
☆ 長さ:33,34,35インチ
☆ 重心角:0°
【楽天市場】cobra king 3d printed putterの通販
AGERA ARMLOCK パターは、究極の安定性をもたらすマルチマテリアル3Dプリント構造オーバーサイズのネオマレットパター。
41インチの長さで設計され、グリップとシャフトを前腕部分に当てて固定することで、安定したストロークを実現する。
☆ ヘッドタイプ:ネオマレット
☆ ネック形状:クランク
☆ 長さ:41インチ
☆ 重心角:25°
コブラ cobra 3D プリンテッド メンズ パター 3D Printed
AGERA RSは、究極の安定性をもたらすマルチマテリアル3Dプリント構造ネオマレットパター。
AGERAの形状をベースにサイズを小型化、シングルベンドシャフトの重心角0°で、直線的なストロークに適している。
☆ ヘッドタイプ:ネオマレット
☆ ネック形状:シングルベンド
☆ 長さ:34インチ
☆ 重心角:0°
Vintage - 3D Printed - Sik Face Technology.
また、パターのフェース面は、SIK Golfと提携して設計。フェース構造にSIK Golfの特許取得済み技術である「DLTテクノロジー(Descending Loft Technology)」を採用し、アルミニウム素材を組み合わせてインサートしている。DLTテクノロジーは、4種類の段階的なロフトでデザインされており、どの部分にボールがヒットしても一貫性のある安定した転がりを実現するという。
コブラの新作「3D プリンテッド」「ヴィンテージ」パターが登場
アメリカのゴルフクラブメーカーのコブラゴルフが、HPと共同で3Dプリントパターを開発した。キング・スーパースポーツ35パターと名付けられたパターはラティス構造を持つ軽量パターで、重量配分が最適化され、最大限の慣性モーメントを実現したとしている。
新製品「COBRA KING 3D パター」は、新しい『ナイロン3Dプリント』技術を用いた高MOIデザインを採用
キング・スーパースポーツ35パターの価格は399ドル(約41,895円)。11月20日よりコブラゴルフのウェブサイトで数量限定で販売される。
コブラ『3D PRINTED PUTTER』シリーズ、4月13日デビュー
ドイツの大手スポーツ用品メーカーメーカー Puma(プーマ)の子会社で、米国カリフォルニア州に本拠を置くゴルフ用品メーカー (コブラゴルフ)は、HPおよびHPの金属3Dプリントサービスパートナーである Parmatech とコラボし、大幅な軽量化を実現した新しい3Dプリント製パター「King 3D Printed」シリーズの発売を開始する。
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「King 3D Printed」シリーズは、HPのMultiJet Fusion(MJF)技術によるプリントプロセスを用いて3Dプリントされた格子状のデザインを採用。同シリーズのひとつ「KING Agera」パターは、オーバーサイズのマレット形状を採用し、3Dプリントされたナイロンインサート、アルミニウム、タングステンウェイト、SIKフェーステクノロジーを使用したマルチマテリアル構造により、3Dプリントシリーズの中で最も安定した打感を実現する。
KING 3D PRINTED AGERA Volition リミテッドエディション パター
KING SUPERSPORT-35 パターのヘッド部はSUS316(ステンレス鋼材)を素材とし、造形後、高温で焼結して金属を結合させ、最終的なヘッド部を形成。3Dプリンティング技術により、従来の鋳造や鍛造では実現不可能な、内部に複雑な格子構造を備えたパターヘッドを実現する。そして、製造プロセスの最終段階で、パター表面をCNCマシンで精密加工し、最終仕上げを施している。
3Dプリンターで作られたヘッド構造がすごい。 今までにない安定感抜群のヘッドが完成。 パターヘッドの安定感向上、 さらに打感、打音も良い。
10種類のヘッドが用意される「King 3D Printed」シリーズの3Dプリント製ヘッドは「」パターシャフトを介して、ラウンド中のすべてのショットを自動記録するを搭載した「Cobra Connect Lamkin Sinkfit」グリップが取り付けられる。
コブラのパターおすすめ10選!人気メーカーの名器を厳選して紹介!
Cobra GolfのエンジニアとHP Inc.(HP)およびParmatechのチームにより、2年の期間を経て開発したKING SUPERSPORT-35パターは、3Dプリントにより、ボディに複雑な格子構造を備えたことで、重量配分を最適化した結果、最大限の慣性モーメントを実現したブレードタイプのパターとなっている。
KING SUPERSPORT-35パターは、前述した3Dプリントのデザインに加えて、SIK Golfと提携して設計されたフェースを備えている。
このフェース構造は、SIK Golfが特許取得済みの、DLTテクノロジー(Descending Loft Technology)により、一貫性のある、正確な転がりを実現する。
3Dプリントされ製品化した、KING SUPERSPORT-35パターは、ゴルフクラブの設計と製造方法における革新的な進歩を表している。Cobra Golfは、HP Metal Jetテクノロジーが従来の製造方法や他の3Dプリント方法と比べて優位性があることを理由に、ゴルフクラブの3DプリントのパイオニアパートナーとしてHPを選んだという。複雑な構造に対応でき、処理能力や開発における適応力も非常に早いため、エンジニアは、設計、プロトタイプの作成、テストを繰り返し行え、従来の製造方法よりも迅速に製品を市場へ発表することができたとのこと。
Cobra GolfとHPは、2019年に協力を開始し、2020年の年初までの約8か月の間に35の異なる設計を繰り返し、HP Metal Jetを利用することで、設計の自由度と製品開発に革新的なスピードをもたらした。
この製品に加えて、両社は戦略的な複数年にわたる製品開発で協力しており、HPの積層造形の技術を生かした設計と製造の利点を活用して、将来的に高いパフォーマンスと、ゴルファーの満足度を引き上げる魅力あるゴルフ用品を提供していくという。
この製品は、Cobra Golfの将来にわたるイノベーティブな製品発表の第一歩であり、さらに 2021年には、3Dプリント技術を採用した製品を2モデル追加する予定とのこと。