・外用薬 …… 組み合わせることもあり、症状に合わせて処方します。
難治性ニキビの治療薬として知られているイソトレチノインは、ビタミンAの一種であり以下のような作用があります。
などたくさんの効果が期待できるので1つずつ詳しく解説していきます。
内服外用をきちんと続けても改善のない重度なニキビの方にお勧めします。
中等度のニキビ患者に対して約6ヶ月に渡って20mg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、98.99%の患者が改善し、その中で劇的に改善した患者が98.3%と非常に高い有効率が報告されています 3。
◆妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、妊娠を希望されている方
◆授乳中の方
イソトレチノインの重大な副作用の一つに、妊娠している女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。
そのため、服薬期間中とその前1カ月と服薬後6カ月間は避妊していただく必要があります。もし妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。
◆15歳未満の方や成長期で身長が伸びている方
◆イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方
◆テトラサイクリン系の薬剤を内服されている方
◆うつ病その他の精神疾患で治療中の方
◆肝機能障害のある方
◆中性脂肪、コレステロールの高い方
◆ビタミンA過剰症の方
当院では、イタリアRecordati社のアクネトレント®を処方しています。
授乳中の場合は、日本では基本的にイソトレチノインを処方しません。イソトレチノインは乳汁に入るタイプの薬なので、乳汁を経由して赤ちゃんの体内に入ってしまうと骨形成に影響を与える可能性があるのです。
※体重1kg当たり、イソトレチノインの積算量が120mgは最小限の量です。
また150mg以上を服用したからといって、ニキビがより再発しにくくなるというデータはありません。
重症なニキビの治療にはイソトレチノインの内服をおすすめいたします。
ご要望の多かったニキビ治療にお得なコースができました。
コースを組んだ方は、毎月同じ金額コースの中で好きなものを選択いただけます。
ホルモンバランス、ストレス、疲労度などによって日々変化のあるニキビ肌にその時最適な治療を選ぶことができます。
何の治療が自分のお肌に向いているのか…いろいろな治療を試したい方にはぴったりの治療です。
イソトレチノインは、妊娠中・妊娠の可能性のある人は絶対に服用してはいけません。イソトレチノイン服用により、胎児の奇形リスクが高まるため(催奇形性)です。
イソトレチノイン服用中断後1カ月間は、体内に薬が残っている可能性があります。そのため服用中断後1カ月間は妊娠を避けてください。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
イソトレチノインを服用している間、および服用後1ヵ月は献血を行うことができません。
イソトレチノインは、ビタミンA誘導体を含む内服薬で、にきびの原因となる皮脂の過剰分泌を抑制する作用と、皮膚の細胞を正常化し、毛穴のつまりを防いで炎症を抑える作用を持つ「重度のにきび」の特効薬です。アクネ菌を殺菌する作用がある抗生物質や、ホルモン剤、ステロイドなどの成分は含まれていません。
ニキビを早く改善してニキビ痕になるのを防ぎたい方におすすめのコースです。
血行の流れを良くし、肌の新陳代謝を促進するビタミン剤です。
ターンオーバーの正常化させ、古くなった角質は肌の表面まで押し上げられ、剥がれ落ちることでメラニン色素の沈着を防ぎ、シミや肝斑、そばかすを改善し、ビタミンEの抗酸化作用により肌の酸化を抑える効果が期待できます。
イソトレチノインは医師の診察が必要なため薬局などで市販されていません。
大人ニキビの方にはビタミンC入りの化粧品をお勧めしています。その他、個々の症状、肌質によっていろいろな化粧品を取り揃えております。
ニキビだけでなくニキビ痕もトータルで改善したい方におすすめのコースです。
当院では、日本皮膚科学会皮膚科専門医の資格を保有する医師が保険から美容まで幅広く診療を行います。患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせて適切な治療方法や施術をご提案いたします。治療ガイドラインに則り、科学的根拠に基づいた治療を行いますのでご安心ください。
イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。
イソトレチノインはビタミンA誘導体を含む内服薬であり、「レチノイド」を主成分とします。体の中から皮脂腺にアプローチし、繰り返すニキビの根本的な改善を図る治療薬です。
・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい
重度のニキビ患者に対して約5ヶ月に渡って1mg/kg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、90%の患者で炎症性ニキビの95%以上の減少が認められました。また、用量依存的に有効率が上昇(つまり、用量が多ければ多いほど有効率が上昇)したことも報告されています 4。
イソトレチノインは以下の薬剤との併用に注意する必要があります。
アスコルビン酸(ビタミンC)にパントテン酸カルシウム(ビタミンB5)を配合した内服薬です。パントテン酸は、アスコルビン酸の働きを高める作用があります。
シミの原因となるメラニン色素の生成を抑え、メラニン色素の還元を促進することでシミを薄くする働きがあります。また、コラーゲン生成によって肌にハリ・ツヤを与える効果や、抗酸化作用による肌老化の防止にも効果的です。
当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。
にきびにはさまざまな種類があり、治療方法も異なります。
また患者さんの肌に、複数のタイプのにきびが発生している場合が多いです。
特に、赤く炎症を起こして悪化しているにきびは治すことが難しいといわれています。
今回は、にきびの種類や悪化する原因と予防法、イソトレチノインによる治療についてご説明します。
ニキビが改善してからも、再発を防ぐために治療を継続する必要があります。
・とにかく早くニキビを治したい方
・2ヶ月以上保険診療で治療してもニキビが改善しない方
・顔だけでなく身体にもニキビができる方
イソトレチノインの作用として、主に以下のようなことが挙げられます。
イソトレチノインの先発薬はスイスの製薬会社ロシュから出ている「アキュテイン(ロアキュテイン)」ですが、数多くの製薬会社からジェネリック医薬品(後発薬)が販売されています。
では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?
イソトレチノイン(当院はアクネトレントを使用しています。)はビタミンA誘導体の内服薬です。
ニキビ発症の主要な原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えることでニキビを改善し、新しいニキビができにくくなります。
イソトレチノインは治療効果が非常に高く、6ヶ月間〜8ヶ月間内服することでニキビを大きく改善します。また、ニキビ症状が落ち着いた後もニキビの再発抑制効果がある飲み薬です。
(*再発を抑制する場合は長めに内服する必要があります。)
イソトレチノインの内服治療は有効性が高く、90%以上の方に改善がみられます。
日本では保険適用外のお薬ですので自費診療となります。
また、ニキビほどではありませんが、皮脂抑制作用により酒さ(赤ら顔)に対する治療効果もあります。
イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。
イソトレチノインを4ヶ月まで20mg、5ヶ月目から30mgを内服し、計8カ月経過した症例です。
内服前・1ヶ月後・8ヶ月後の写真です。
ニキビ痕までしっかり治したい患者様もいれば、そこまでは気にされない方も、、、
イソトレチノインによる治療は、医師の指導を受けながら続けることが重要です。
また、難治性のニキビの場合は、ビタミンA(イソトレチノイン)を使います。
効果・効能の現れ方は個人差があります。医師の診察を受け、診断された適切な治療方法をお守りください。
上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。
②女性の場合、妊娠中・妊活中は飲めない
妊娠中に飲むと赤ちゃんの奇形の発生率が高まるため、妊婦さん・妊活中の方は飲めません。
ただイソトレチノイン自体は体からすぐ排出されるので、飲み終わって1ヶ月経てば普通通り妊娠していただいて大丈夫です。妊娠中・妊活中は絶対に飲めないので注意してください。
イソトレチノインの効果を高めるため、保湿ケアを徹底しましょう。
1980年代にFDAの認可を受け、有効性が確認されています。また、2003年に、世界のざ瘡専門家により発表された「ざ瘡治療ガイドライン」では、通常のにきび治療では改善が難しいとされる中~重度の症状に対して高いレベルで推奨されており、欧州や欧米ではイソトレチノインの内服は第一選択肢となっています。
下記のような対策により、イソトレチノインの効果を最大限に高めましょう。
どんな方でも一度は、ニキビを経験したことがあるのではないでしょうか?二キビは医学的には、尋常性挫創(じんじょうせいざそう)という病気です。