イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。


イソトレチノインを服用していると、レーザー治療を行えないという噂があります。


イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?

イソトレチノインは皮脂を抑えるため肌が乾燥しやすくなります。特に乾燥の時期は保湿剤のスキンケアが必要になります。またイソトレチノインは催奇形性(胎児への影響)があります。妊娠中、妊活・妊娠予定、服用前に妊娠の可能性のある方中は服用できません。イソトレチノインはやめれば身体から排出されていきますが女性は服用前1ヶ月~終了後3ヶ月間は避妊が必要になります。 男性は、服用中及び中止後1ヶ月間内は避妊が必要になります。服用期間中は献血ができません。
18歳以上からの服用になります。(12歳以下は服用できません。13~17歳は骨の成長に影響を与える可能性があるため基本的に服用を控えます。)
血液中の脂質・腎機能・肝機能の確認のため、定期的な血液検査が必要になります。

副作用として、乾燥(口唇)、ドライスキン、ドライアイ、夜盲、抑うつ等があります。唇や鼻の乾燥がよく見られ、イソトレチノインの服用量が多いほど起こりやすい傾向があります。

※症状の改善が見られない、完治しなかったなどの理由で治療を継続する場合は、8週間(2か月)以上間隔を開けてから2クール目を再開します。

ニキビ跡、たるみなどの治療でフラクショナルレーザーを行うケースもありますが、

しかし、イソトレチノインでニキビを治療したい人の多くは、同時にニキビ跡をレーザーで治療したい人も多いです。

この治療で使用されるイソトレチノインは日本国内では医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。 当院で使用しているイソトレチノインは、医師が個人輸入を行っています。国内において承認されているイソトレチノイン内服薬はありません。 アメリカ、カナダ、オーストラリアにおいて重症結節性ざ瘡/炎症性ざ瘡治療で承認されています。

イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。

ニキビの原因には、皮脂の過剰な分泌が関係しています。イソトレチノインは、皮脂腺を退縮させる働きにより、過剰な皮脂分泌を減らす効果が期待できます。

イソトレチノインには、アクネ菌を殺菌する抗生物質も、男性ホルモンを抑えるホルモン剤も、炎症を沈めるステロイドも含まれていません。

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

イソトレチノインとレーザー治療を同時に行えないとなると、どちらか一方を諦めなければならないと考えてしまうでしょう。

イソトレチノインはニキビ治療薬として唯一、「繰り返しニキビを再発させない効果が高い」「重度炎症性のニキビの効果が期待できる」という特徴があります。効果が高い反面、副作用には注意が必要ですが、ずっとニキビに悩まされている方、一度は治ったものの再発してしまうなど、ニキビでお悩みの方は男女問わずカウンセリングまでお越しください。


イソトレチノイン診療を受ける場合に、薬代以外の費用はかかりますか?

イソトレチノインとはどのような治療薬であり、どういった効果があるのか。また、内服方法や注意点について、ここでは基本的な情報をまとめていきます。

未成年でもイソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)治療を受けられますか?

ニキビの原因には、毛穴が固くなって塞がりやすくなる角化異常が関係しています。角化異常があると、それだけ皮脂が毛穴に詰まりやすくなってしまうのです。イソトレチノインは皮膚細胞にアプローチして角化異常を正常に整える働きが期待できます。

イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。

渋谷美容外科クリニック 新宿院の症例写真有◎【皮膚科で治らなかった重症ニキビの治療に】イソトレチノイン 男女服用可能な内服薬(自由診療)をご紹介。施術の詳細や流れ、料金等をご確認ください。

当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。

イソトレチノインはビタミンA誘導体を含む内服薬であり、「レチノイド」を主成分とします。体の中から皮脂腺にアプローチし、繰り返すニキビの根本的な改善を図る治療薬です。

ニキビが改善してからも、再発を防ぐために治療を継続する必要があります。


イソトレチノイン服用中は日焼けの影響を受けやすくなります。そのため、長時間紫外線を浴びることは避けてください。そして、必ず日焼け止めをご使用ください。

「アクネトレント®」は、イタリアの で製造されたイソトレチノイン内服治療薬です。

非常に治りにくいと言われているタイプのニキビに「嚢胞性(のうほうせい)ざそう」という種類があります。海外ではこのような重症のニキビについて、イソトレチノインによる治療が推奨されています。また重症のニキビだけではなく、軽症~中等症であっても、他の治療で効果が実感できないような繰り返しできるニキビにイソトレチノインを処方することがあります。

1クールの治療期間は約6ヶ月間ですが、8ヶ月間に延長することもあります。

アキュテイン(Accutane)、ロアキュタン(Roaccutane)、イソトロイン(Isotroin)といった名称で諸外国では重症ニキビの治療薬として広く一般的に使用され、アメリカでは1982年にFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)に認証を受けてます。日本では厚生労働省の認可がないため保険は適応されず、自由診療での治療となります。

イソトレチノインは、毛穴の開きや黒ずみにも効果が期待できます。

イソトレチノインは保険治療で処方される内服薬よりも、です。(なお、です。)
イソトレチノインの副作用に怖いイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、適宜医師までご相談いただければ特段副作用もなく治療を行っていくことができます。
そのため少しでも以下のような副作用や、違和感を感じたら医師までご相談ください。

イソトレチノイン治療中でも、基本的にレーザー治療は問題ないと言えます。

誰もが一度は悩まされたことのある「ニキビ」ですが、何度も再発するニキビや中々治らないニキビのことを「難治性ニキビ」と言います。保険診療で処方が可能なニキビの薬は多数ありますが、難治性ニキビの治療に限界があるのも事実です。
イソトレチノインは、ビタミンA誘導体の一種で、難治性ニキビ、重度のニキビにとても有効なニキビ内服治療です。アメリカなどの欧米では、保険診療として重度のニキビ内服治療として推奨されていますが、日本では保険診療ではないため自費診療となります。

イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。

記事を読めば、イソトレチノイン治療の流れや注意点がわかり、ニキビ治療の第一歩を踏み出せます。

☑ あらかじめ判明している副作用を理解すれば、怖がるほどの薬ではない

それ以外は、大きな副作用はありません。例えば肌が乾燥する・唇がパリパリする・人によっては髪がパサつくと仰る方もおられます。脱毛、髪の毛が抜けやすくなる副作用もありますが、イソトレチノインによる脱毛、つまり薬剤性の慢性休止期形式脱毛症においては薬をやめると回復することが殆どです。しかし回復が非常に遅い・理由は不明ですが回復しにくい、という方がいるのもまた事実です。
実は多くの薬に脱毛の副作用が報告されており、あまり過度に恐れる必要はありません。例えば低用量ピルにも薄毛のリスクは報告されています。

ニキビが改善してからも、再発を防ぐために治療を継続する必要があります。

イソトレチノインそのものはビタミンAの一種です。服用により、2か月から6か月程度服用してニキビが改善されるケースが多く見られます。

イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。

ニキビをできにくくする治療は、基本的には保険適用のお薬が充実しており保険診療から治療を行います。

イソトレチノイン治療を始める前に知っておきたいことをお話します。

ニキビの保険診療など他の治療で2ヶ月ほど治療しても改善がみられない場合には、イソトレチノインでの治療を検討する余地があります。イソトレチノインは塗り薬、飲み薬、レーザーやピーリングなどの施術を含め、効果が高い治療法のひとつです。ですが、副作用や仕様上の注意点があるため、治療の最初から内服を始めることは稀です。

・以下の方は、イソトレチノインの治療は避けていただいています。

イソトレチノインを内服する上でのリスク (副作用)で最も覚えておいていただきたいのが、やはり女性の妊娠です。妊娠に気づかず飲んでしまうと 催奇形性といって赤ちゃんが奇形になってしまう可能性が高まります。そのため妊娠中・妊活中の方はとにかく注意してください。

・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

✔︎ 個人差の大きいお薬なので、効果や副作用にあわせて薬の調整を行います