以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
アジア人18人を対象に、低用量のイソトレチノインでニキビを治療中に、顔の片側にノンアブレーティブフラクショナルレーザーを照射した試験では、レーザー照射部分に一過性の赤みと浮腫が生じたものの、安全性に問題はなかったことが報告されています4。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)の個人での輸入は可能ですか?
・イソトレチノイン治療の再発に関する研究
1日0.5mg/kgの投与で再発率39%、1日1mg/kgの投与で再発率22%でした。
1クールの合計服用量が体重(kg)×128㎎以上で、その後の再発がより抑えられやすくなります。
なので、期間を決めてなるべく一気に十分な量を服用する方が効果的です。
イソトレチノインの適用(どういうニキビの方に出したらいいか)に関しては、未だに「最重症のニキビ、保険治療で良くならなかったニキビの人に出すもので、簡単には出してはいけない」と仰る方もおられます。確かに昔はそうでしたが、今は世界的に見てもどんどん対象が緩和されているため、中等度ぐらいの人にも処方することが増えてきています。
未成年でもイソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)治療を受けられますか?
しかし、ベピオやエピデュオなどの保険適応の薬を長期間使ってもよくならない場合は、 海外では重症~中等症のニキビに使われるイソトレチノイン内服療法がおすすめです(参考文献1)。
針を使わずに、電圧・電気照射によって一時的に表皮に微小孔を開け、従来のイオン導入などでは浸透させることができなかった分子量の大きな成分を浸透させる治療です。 針を使わないので、痛み、内出血などが生じず、ダウンタイムのとれない方にもおすすめの治療です。 単独でも効果的ですが、IPLフォトフェイシャルやレーザートーニングなどのレーザー治療やケミカルピーリングとの併用もおすすめです。
イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。
①最重症の方
保険治療で治らない最重症の人はむしろイソトレチノインを飲むべきです。
イソトレチノインと同様に
・妊娠中、または妊活中の人
・授乳中の人
は服用できません。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)治療中に、レーザー治療は受けられますか?
イソトレチノイン(10mg~60mg/日)治療中~終了後3ヶ月以内に、炭酸ガスフラクショナルレーザーを受けた20人のアジア人患者を6ヶ月以上フォローアップした研究では、有害事象は軽微で、肥厚性瘢痕やケロイドは見られませんでした5。
・179名のイソトレチノイン治療1クール後の3年間の追跡調査
35%:再発がみられらなかった。
27%:抗生剤内服で、再発ニキビをコントロール出来た。
23%:再発し、イソトレチノインの再投与の適応となった。
16%:塗り薬治療で、再発ニキビをコントロール出来た。
当院で使用しているイソトレチノインは、医師が個人輸入しています。
②保険治療をやっても毎回毎回ニキビが繰り返しできてしまう方
保険治療で処方される抗生物質を長く飲んでいる・付けている場合、耐性菌が出る可能性が高くなるだけです。そういう方はイソトレチノインで繰り返しの循環を終わらせましょう。
イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。
ロアキュタン(イソトレチノイン)は、ビタミンAの一種で「レチノイド」が主成分です。
「皮脂の分泌を抑える作用によりニキビの悪化・再発を防ぐ」「ニキビの原因であるアクネ菌に対する強力な殺菌・抗菌作用」「抗炎症作用により、細菌を減らして炎症を抑え、毛穴のつまりを改善する作用」「皮膚のターンオーバーを早める作用」「皮脂の過剰分泌を抑え、皮脂を作る皮脂腺を縮小させる作用」があります。
イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)は、ビタミンAとその類縁化合物、誘導体の総称である「レチノイド」が主成分です。
ビタミンAには皮脂の過剰分泌の抑制や、お肌の再生サイクルであるターンオーバーを整える働きがあり、それらによって毛穴が詰まりにくくなります。
また、アクネ菌への抗菌・抗炎症作用も加わり、治りにくいとされる重度のニキビへの効果が期待できます。
さらに、細胞の活性化によってお肌の状態が整うことで、ニキビの再発防止にも効果を発揮します。
イソトレチノインは危険?ニキビ治療薬のイソトレチノインについて詳しく解説しますイソトレチ…more
③乾燥
イソトレチノインを飲んでいると皮脂腺の働きが弱まるため、必然的に肌が乾燥しやすくなります。そのため乾燥肌の方や真冬の時期は少し使いづらさを感じる場合があります。
とはいえ当院のように我々皮膚科医が常駐しているのであれば、しっかり保湿剤を処方したりスキンケアのやり方をご案内しますので、それで乗り切れる方がほとんどです。
イソトレチノインはオンライン診療で処方してもらうことができます。
イソトロインは皮脂腺を退縮させ、皮脂分泌を大きく減らす作用があります。
これにより、ニキビの原因であるアクネ菌が定着できなくなり、抗生物質よりもアクネ菌の数を大きく減らすことができます。
アクネトレントは、イソトレチノインというビタミンAの一種です。
皮膚科にてイソトレチノインによる治療を行うには前後に血液検査が必要です。治療開始から1ヶ月後に再度検査をして、その後3ヶ月ごとの定期的な採血を行います。
上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。
上記を含んだ薬やサプリメントはイソトレチノインとの相性が悪いので、服用を避けましょう。
イソトレチノイン治療中でも、基本的にレーザー治療は問題ないと言えます。
イソトレチノイン内服治療後は長期的にニキビが落ち着くことが多いですが、再発することもあります。
再発の際も症状は軽度なことが多いですので、その際はニキビの塗り薬で対応します。
それでもニキビが悪化する場合には、2回目のイソトレチノイン内服を行うことがあります。
イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。
ニキビ治療薬アクネトレント(イソトレチノイン) をご希望の方は、まずは一般診療をご予約ください。
ニキビに悩んでいる方やイソトレチノインが気になる方はお気軽にご相談ください。
まれにニキビが再度悪化し、数ヶ月追加でイソトレチノインを飲まれる患者さんもいます。
イソトレチノインは必ず医師から処方されたものを服用することをお勧めします。
・妊娠中の方、妊娠の可能性のある方、妊娠を希望されている方、授乳中の方
イソトレチノインは、流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。
そのため、女性は服用期間中と服用後1ヶ月間は必ず避妊する必要があります。
男性も服用期間中と服用後1ヶ月間は避妊してください。
・12歳未満のお子様
・ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方(イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤など)
・テトラサイクリン系の薬剤(ビブラマイシン、ミノマイシン)をご使用中の方
・精神疾患(うつ病、もしくはうつ気質な方など)で治療中の方
・肝機能障害のある方
・中性脂肪、コレステロールの高い方
・ビタミンAの過剰症をお持ちの方
イソトレチノインは医師の診察が必要なため薬局などで市販されていません。
この治療で使用されるイソトレチノインは、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認薬です。
好転反応は、イソトレチノインが皮膚のターンオーバーを促進することによって、
イソトレチノインは医師の処方箋が必要な製剤なので、市販では入手できません。そのため、入手経路は皮膚科またはオンライン診療を実施しているクリニックとなります。
イソトレチノインは以下の薬剤との併用に注意する必要があります。
スキンボトックスは、ボトックスを皮膚の浅い層へ注入する施術です。皮脂量のコントロールや、ニキビ肌、毛穴の開き、小ジワの改善効果などが期待できます。
当院では、効果を相乗的にアップさせる組み合わせ薬剤も多数ご用意。
ニキビや毛穴ケアをしたい、イソトレチノインは副作用が怖いという方はぜひ、カウンセリングに足を運んでください。
経験豊富な医師が、肌状態に合った治療法を提案させていただきます。
イソトレチノインの服用期間中に注意するべきことは以下の通りです。
また、低用量のイソトレチノイン服用中にノンアブレーティブレーザーを照射した試験においても、安全性に問題はなかったとされています。