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第2作『ゴジラの逆襲』で、ゴジラは氷山に生き埋めにされて動きを停止する。どうもゴジラは寒さが苦手なようで、都市破壊をしない作品では南国の島に生息しているものが多い。昭和シリーズの『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(1966)ではレッチ島の洞窟で眠っていたし、『』(1967)では南海の孤島ゾルゲル島で子供のミニラと暮らしていた。平成シリーズでも『ゴジラVSスペースゴジラ』(1994)ではバース島でリトルゴジラと暮らしていたが、『ゴジラVSデストロイア』(1995)でこの島の地層に含まれていた天然ウランが核分裂反応を起こし、島ごと消滅。安住の地を失ったゴジラ親子は、破滅への道を歩むのである。
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ゴジラ映画に最も多く出演した俳優は誰だろう。第1作に遊覧船に乗っているアベックの男として、ノンクレジットで出演したは、この作品を含めると『ゴジラ FINAL WARS』までゴジラ映画13本に出演して、間違いなくナンバーワン。第1作で主人公の尾形秀人を演じたは、やはり『ゴジラ FINAL WARS』まで6作品に出演。実はレジェンダリー版の『GODZILLA』(2014)にもカメオ出演したが、そのシーンはカットされている。女優では平成シリーズ6本で、いずれも三枝未希を演じたが印象的。ゴジラと精神感応する超能力を持った彼女のキャラクターは、今も人気が高い。そして第1作で天才科学者・芹沢大助を演じたも7本に出演。シリーズではやはり科学者役が多いが、1984年に亡くなった後も『ゴジラVSデストロイア』や『』(2002)に、回想として芹沢博士のエピソードが登場する。
ゴジラの弱点を突く、化学兵器もよく登場する。『ゴジラ』(1984)ではカドミウム弾によってゴジラは活動を抑制され、『ゴジラVSビオランテ』ではゴジラの体内の核物質を破壊する抗核バクテリアによって動きが鈍ったこともある。また『ゴジラVSメカゴジラ』でゴジラは2つの脳を持っているとされ、第2の脳を破壊されて瀕死の状態に陥った。『シン・ゴジラ』では大量の血液凝固剤を注入されたことで、体が凍結して活動が停止した。中でもゴジラを倒す必殺兵器と言えば、やはり第1作で芹沢博士が発明した、オキシジェン・デストロイヤーだろう。水中の酸素を一瞬で破壊してあらゆる生物を窒息死させ、その後で液化してしまうこの薬品は、巨大なゴジラをも白骨にしてしまった。これを越える対ゴジラ兵器はいまだに見当たらない。
『ゴジラvsスペースゴジラ』には妹の千夏や親友の結城晃が登場している。 脚本を ..
第1作では東京を、第2作『ゴジラの逆襲』(1955)では大阪を火の海にしたゴジラ。原水爆の象徴というイメージを背負ったゴジラは、映画で人類の文明を破壊してきた。昭和シリーズでは『キングコング対ゴジラ』(1962)で熱海城、『モスラ対ゴジラ』(1964)で名古屋城、『三大怪獣 地球最大の決戦』で松本城を破壊。平成シリーズでは作品が作られたときに旬だった新建造物を次々に破壊した。『ゴジラ』(1984)では有楽町のマリオン、『ゴジラVSビオランテ』(1989)では大阪ビジネスパーク、『ゴジラVSキングギドラ』は福岡タワーや新都庁、『』(1992)は横浜・みなとみらい21、『』(1993)は幕張のベイエリアなど、ゴジラ映画を観れば日本の都市開発の歴史もわかるのである。
◯熱い人間ドラマ
今回の脚本は「ルパン三世」や
「太陽にほえろ」で知られる
柏原寛司氏のため、
熱い男の友情や恋愛要素が
展開される。
◯名セリフ多数
「人間は諦められないことが
あるから生きていけるんだ」
「上司気にして良い仕事が出来るか?
良い仕事しようぜ」
「殴り合わないと相手を理解できないの?
男の人って」 →「そこが可愛いんだ」
◯強敵スペースゴジラ
G細胞が宇宙空間で急成長した姿。
結晶体からエネルギー補充。
巨大な飛行態。
結晶体を飛ばす攻撃など、
宇宙生物ならではの能力多数。
◯MOGERA
モゲラのリメイクとしては
100点の造形。
上下の合体ロボ。
ドリル攻撃。
スペースゴジラの両肩の結晶を
破壊する活躍
◯リトルゴジラ
ベビーゴジラの成長した姿。
スペースゴジラによって結晶体に
閉じ込められる。
△序盤が少し退屈
序盤は大久保らがT-projectを進める裏で、
結城が無謀な作戦でゴジラに挑む展開。
VSシリーズで展開されてきた大規模な
作戦と比べると緊張感も無く退屈に感じる。
大きく尺を使ったT-projectは後半の展開には
全く関与しない。
△テーマ性は薄い
VSシリーズでは怪獣を通して社会問題等の
テーマを表現してきたが今回は人間ドラマ等の
娯楽性に全振りしており、テーマ性が薄い。
そのためスペースゴジラの存在に必然性がなく、
単に強い敵という印象。
△人間ドラマ多め
序盤から人間ドラマ主体で物語が進むため、
特撮が見たい人は退屈かも。
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1994年12月公開
つまらない
正直ガッカリ
良いところを見つけたいが見つからないのです
監督は山下賢章に交代
1975年の「メカゴジラの逆襲」で助監督していた人
でもオタクの感性は持ち合わせていなというしかありません
脚本は柏原寛司
なかなかに実力のある人だと、この人の作品一覧をみると思います
ですがこの人もまたオタクの感性は欠如しているようです
1984年のゴジラ、ゴジラvsビオランテ、ゴジラvsメカゴジラと直接つながっているお話です
ゴジラからは殉職した権藤の親友の結城少佐
ビオランテからはゴジラ細胞
メカゴジラからはモゲラとテレパシー
物語の骨格は良いと思われるのに、なぜこうなってしまうのか?
オタクの感性が足らない
圧倒的に足らないのです
配役も不思議
結城少佐が柄本明なのはなぜ?
その相手役の権藤千夏博士役の吉川十和子とはとても釣り合わないのです
彼女はとても美人で派手
肩パットの衣装がバブルぽい
博士役にはとても見えません
その結果、ヒロインであるはずの三枝未希役の小高恵美を食ってしまうことになり、どっちが物語の本線なのか混乱を生じさせてます
明らかに監督も脚本家も、結城少佐と吉川博士を本線にして撮りたかったと感じます
三枝の淡い恋の話、T プロジェクトのお話なんかなんかどうでもいいことにされてしまっています
ヘッドギアが登場します
オウム真理教が水面下でいよいよ凶暴化
松本サリン事件は本作と同年の1994年6月、地下鉄サリン事件は本作公開の4ヶ月後の1995年3月20日のことでした
Tプロジェクトの胡散臭さを醸し出すための小道具に使われたとおもいます
しかしオウム事件を予感させるものまではいきません
せっかく三枝の超能力を活かせるモチーフをなんら活かせていないのです
もったいない限りです
モゲラ登場
メカゴジラを連続で出してもということなのでしょう
メカニコングを出したいところですが権利関係が問題
ということでモゲラに落ち着いたのでしょう
ならば、地底での物語の展開を脚本は用意すべきです
なのに空を飛んで地上で戦う
地下に潜るのはほんの少しだけ
モゲラをどう格好良く見せ場をつくるのか?
そんなことを、なんにも考えていないのです
基地内部ではなかなかカッコ良く期待が膨らむのですが、前作のメカゴジラでみせたような分かっている感は皆無
格納庫も一見それらしいだけです
コクピットもクルーの耐Gスーツやヘルメットも何にも分かってないのが一目でわかります
あきらかに前作のメカゴジラから退化しているのです
前作であれほどそれらしい設定出来たスタッフはどこに行ってしまったのでしょう?
しかも飛行プロップはオモチャぽい
だいたい形が不格好なのだから無理に飛ばす必要なんてないはず
もぐらが空を飛んでも格好よくはならないのは自明のことなのに
やっぱり地底をドリルで掘り進む
そこをこだわりをもって丁寧にみせてこそ
モゲラを登場させた意味が生かされるのです
それがガッカリ感しかない映像では、何も分かっていない!と怒りすら感じるのです
モゲラを出すその意味をまるで考えていないのです
その特徴は何か?、その見せ方はどうすべきなのか?
モゲラって巨大ロボをだせばいいんだろ?
そんななげやりな仕事のように感じてしまうのです
モゲラもペラペラで重量感や巨大さもでていません
スタッフの熱意も低く感じてしまいます
手を抜いているのか?と思うほどのレベルです
特撮部隊は、同年7月公開の「ヤマトタケル」にこの年の前半を忙殺され時間的な余裕が無かったのかもしれません
それでも酷すぎます
そしてこれらのことは決して特撮部隊だけの責任ではありません
平成ガメラ三部作の第1作の「ガメラ 大怪獣空中決戦」は本作の4ヵ月後の1995年3月公開
本編監督は少年の頃は怪獣辞典を作るほどの、怪獣少年だった金子修介監督
特撮監督はシンウルトラマンを撮った樋口真嗣監督
こちらの方が、本編も特撮も遥かに本作を上回っています
永遠の名作の域です
一体この違いは何なのでしょうか?
怪獣に対する愛がないのです
敬意もないのです
怪獣映画を撮っている喜びもないのだと、そのことが伝わってくるのです
特撮だけでなく設定自体に向けたこだわりもないのです
要はオタクの感性がない人間が怪獣映画を撮ってもつまらない映画にしかならないということです
申し訳ないですが、平成ゴジラシリーズ最低の作品です
ゴジラの敵といえば、モスラ、ラドン、ビオランテなどがいるが、最も多くゴジラと戦ったのはキングギドラ。昭和シリーズでは『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964)を始めとする、4作品でゴジラと戦った。かつて金星を滅ぼした宇宙最強の怪獣と言われている。平成シリーズでは『ゴジラVSキングギドラ』に登場。ここでは23世紀の生体兵器“ドラット”3体が、水爆実験によって変異した怪獣になっている。一度ゴジラに敗れるが、未来の科学技術によってメカキングギドラとして再生。ミレニアムシリーズでは『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に、護国聖獣ギドラとして登場。地海空を制覇する最強怪獣で、怨念の塊であるゴジラを相手に日本を守るために戦った。ほかにも『ゴジラ FINAL WARS』にはX星人が差し向けた最終兵器カイザーギドラとして姿を見せ、レジェンダリー版の『』(2019)でも、最強の敵として現れる。
ゴジラVSスペースゴジラ | Lemino(レミノ) | ドコモの動画配信サービス
1994年作品ゴジラVSスペースゴジラ
宇宙の彼方から地球に飛来したスペースゴジラは、南海のバース島
でゴジラと対決。リトルゴジラを結晶体に幽閉し、その圧倒的なパワーでゴジラを
苦しめた!
このTOYは、バンダイ歩行咆哮リアルアクションスペースゴジラです。
スイッチONによって手足を動かし口を開き咆哮し歩き出すスペースゴジラ。スーツはスペースゴジラ造型や体表のモールドまでデティールの高さも魅力ですし、肩の結晶が光ります。
暗い所では、かなりかっこ良いですよ。バンダイ版ソフビと比較しても迫力の大きさです。
ゴジラVSスペースゴジラ シリーズ バンダイ 肩の結晶が歩行しながら光ります。
日本が世界に誇る東宝制作の特撮作品を網羅したシリーズムック。第9巻では、平成vsシリーズのラストを飾る「ゴジラvsスペースゴジラ」「ゴジラvsデストロイア」を大特集。特別インタビユーには、新城功二役(vsスペースゴジラ)の橋爪 淳さんが登場。
【東宝特撮Blu-rayセレクション】ゴジラvsスペースゴジラ
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例によって劇中カラーに合わせた集合体、飛翔体、完全体3セット来年発売かな?2025年はvsデストロイア公開30周年記念だしね