【シェルビー コブラ427】コンディション別の相場価格(2023年6月時点)


オリジナルのコブラは1,000台に満たないことから、今や貴重車となっています。
市場に出てくることはほとんどなく、オーナーがオークションに出品する際に見ることができるぐらいです。

そんなオリジナル コブラの価格ですから、億単位のプライスタグがついています。
2006年にシェルビーが所有していたコブラがオークションに出品されたときには、当時280万ポンド(約4億3千万円)で取り引きされました。
シェルビー所有者でなくてもオリジナルのコブラは、数千万円〜1億円前後で取り引きされているようです。


英国でのACコブラGTロードスターの価格は約4340万円(24万ポンド)です。

1963年の、アメリカ国内におけるシェルビー・コブラの素晴らしい活躍を受けて、シェルビーは世界舞台への進出を図ります。
すなわち、ワールド・マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップ・シリーズへの出場です。
1964年のデイトナ2000kmレース、シェルビーからは新しく設計されたタイプのコブラが初めて参戦します。
このレースで同車はピット作業中の火災事故によりリタイアを余儀なくされましたが、デビューしたサーキットの名をとって「シェルビー・デイトナ」と呼ばれることになりました。
なお、その後シェルビー・デイトナは5台生産され、1965年のGT選手権ではチャンピオンを獲得しています。

今回紹介した1台も、そうした「ACコブラ」のレプリカの1台。意匠権がなくなった1980年代からレプリカ製作が世界的に行われるようになり、その時代から取り組んでいるのが、英国のキットメーカーのAK スポーツカーズだ。ちなみに日本では法的に認められていないが、英国では一個人がキットから自動車を組み立て、車検を通して一般道を走らせることが可能だ。

英国の自動車メーカー「ACカーズ」は、同社のレーシング・ヘリテージを受け継ぐスポーツカー新型「ACコブラ GTクーペ」を発表しました。

今回紹介した1台も、そうした「ACコブラ」のレプリカの1台。意匠権がなくなった1980年代からレプリカ製作が世界的に行われるようになり、その時代から取り組んでいるのが、英国のキットメーカーのAK スポーツカーズだ。ちなみに日本では法的に認められていないが、英国では一個人がキットから自動車を組み立て、車検を通して一般道を走らせることが可能だ。



強力なパワーを秘めたV8のバルブトレーンが発するノイズは、私にとっては耳を傾けるべき音楽だ。金属ボウルに泡立て器が当たるような機械音にもっとソフトなタペット音が混ざり、素晴らしいハーモニーを奏でている。4段ギアボックスはかっちり引き締まっており、ストロークはやや長いものの、正確に操作することができた。

長い間手付かずのオリジナリティを称賛する人もいるだろうが、撮影のためにセカンドギアで一定速を保っていた時に、コブラが走りたがっていると感じた。思い切り踏み込んでプラグをきれいにしてくれと言っている、そう感じられたのだ。まるで突進したがるサラブレッドの背で手綱を絞っているような感覚である。それが私の妄想やカーボンの堆積ではないことを確かめるために、後でそれを副社長兼テストドライバーであるゲイリー・パターソンに話してみた。「その通り」と彼は答えた。「私も確かにそれを感じたよ」

昔、イソを生み出したピエロ・リヴォルタは、従業員と車の魂について議論をしたことがあるという。「同じ職人が同じ部品を使って、同じラインで同じモデルを作っても、ある車は他のものより活気があり、速く、もっとレスポンスがいい。それは魂が宿っているとしか考えられないのではないか」

パターソンも証言する。「キャロルはいつも、チップを残らずテーブルの上に積んで人生を生きてきた」その強烈なエネルギーが今なおこの車に息づいているのである。それがすべてのコブラとシェルビーの源泉だとしたら、半端に手綱を引くことなど許されるべきではない。新しいオーナーはそれを尊重してCSX2000を育んでほしい。最初のコブラは、あまりにも長いことできなかった全開走行を切望しているのだ。

ACカーズからクラシックなロードスター、ACコブラの新シリーズが登場しました。英国の伝統的な自動車メーカーであ.

ACカーズとのコラボレーションが終わったあとも、キャロル・シェルビーは「シェルビー・コブラ」として同車を作り続けた。アストンマーティンDBR1で1959年のルマン24時間レースでの優勝経験を持つ、すぐれたレーシングドライバーでもあるシェルビーの“ブランド力”もあり、いまも人気が高い。

その第一弾として登場したのがM2 1001。NA6CEをベースとした硬派のライトウェイトスポーツで、外装は専用設計のフロントスポイラーとリヤスポイラー、インテリアにも専用品がふんだんに奢られた。B6型エンジンにもチューニングが施され、ベース車比プラス10psの130psを獲得。ベース車のおよそ2倍となる340万円という価格設定ながら、限定300台に対して7倍もの希望者が殺到したのだ。

一目でACコブラとわかる新型車のスタイリングは、歴史的な車の形状を現代的に発展させたもので、オリジナルのプロポーションを巧みに残している。

2002年にはエンジンの排気量を8.3リッターまで増やし、最高出力を517psまで向上させた「バイパーSRT/10」に進化。その後も特別仕様車などが続々とデビューする。究極は2008年に登場した「ACR」(アメリカンクラブレーサー)と呼ばれるスパルタンな仕様のバイパーだ。専用のエアロパーツやサーキット走行を意識したサスペンションなどを装着し、さらなる軽量化を遂げたタイプも存在した。そのクルマはニュルブルクリンクで7分22秒1を記録。2012年には「バイパーACR-X」が7分3秒058を記録し、当時の世界最速の量産市販車となったのである。

【シェルビー・デイトナCSX9000】
・新車価格 1,860万円
・エンジン V型8気筒
・排気量 6,588cc
・最高出力 430hp
・最大トルク 65,0kgf・m


7000cc、550馬力、新車!?日本で初めてコブラ427の ..

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「シェルビー コブラ」の中古車 | 中古車なら【カーセンサーnet】


シェルビーコブラ289は、2008年まで価格が上昇していましたが、その後リーマンショックの影響を受けて一旦下落します。しかし、2010年頃から再度上昇基調に転じ、現在も価格は上昇し続けています。

復活のAC『コブラ』、V8スーパーチャージャーは663馬力…生産開始

ACコブラのモーターレースでの活躍とは裏腹に、ACカーズの事業は悪化していました。
1973年までAC Fruaを生産していましたが販売は落ち込み、業績が回復することなくACカーズは1970年代後半に倒産してしまいます。

同社の商標はオートクラフトに譲渡され、AC289の後継車MK IVの生産を行うことになりました。
しかしシェルビーは、ACカーズとオートクラフトをロサンゼルス地方裁判所に提訴し、シェルビーが勝訴することで「コブラ」の商標権は、シェルビーのものとなり、「ACコブラ」は「シェルビー コブラ」となりました。

「AC コブラ 輸入」の中古車 | 中古車なら【カーセンサーnet】

当時のデザインそのままに現在のテクノロジーを加え、更に速く、更に安全性の高い1台へ、ラッシュが支援します。コブラからのコンバージョンキットも開発中です。

コブラの中古車 テキスト検索結果一覧( 1~6件 ) | ..

新型ACコブラGTロードスターのインテリアは、クラッシックなスタイリングと現代的な便利さを融合したデザインです。ワールドクラスのデザイナーチームによってスタイリングされたこの車の内装は、最新の素材とテクノロジーを取り入れ、モダンながらも時代を超越した美学を備えています。インテリアには、自動車業界ではこれまで見られなかった手作業でのユニークな要素が含まれ、アナログメーターとデジタルディスプレイの組み合わせが特徴です。新しいシャシーデザインによるスペースの拡大により、大幅に改善された人間工学的な設計が、あらゆるサイズのドライバーに快適なキャビン環境を提供しています​​。

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レーシングドライバーのキャロル・シェルビーが世に生み出したコブラ!!イギリスのACカーズという自動車メーカーが販売していた「エース」という小気味のよいスポーツカーをベースに、1963年~70年頃にかけて、4.7リッターエンジンを積む「289コブラ」が600台、7リッターエンジンを積む「427コブラ」が347台を生産。これが「オリジナルコブラ」!!こうして世に送り出されたコブラは、圧倒的な性能を誇りレースでも輝かしい成績を挙げる事になりますが、ガソリン価格の高騰やアメリカ国内の安全基準に満たさなくなるなどの諸事情によりコブラは消滅を余儀なくされます・・・その後ACカーズも倒産。しかし、大きなインパクトを残したコブラの消滅を惜しむ声は大きく、やがて世界中で無数のレプリカ=リプロフダクションが生産されるようになります。また、現在では忠実にオリジナルを再現した「コンティニューション(継続生産)コブラ」も新車で購入できます。コブラについては、本物?レプリカ?などとよく耳にしますが、そもそもオリジナルコブラというのは、合計1000台もないほど希少で、そのうち何台が現存するか定かではありません・・・車両のコンディションを考えても、おそらくオリジナルに出会える事は無いと思われます。ご案内致します車輌はリプロダクションコブラで、フォードV8 5.8Lエンジンを搭載している「アルマックカーズ 427SC」1982年から歴史あるメーカーです。オリジナルは現存すると数億とも言われています!!リプロダクションコブラで十分楽しめるのは間違いありません!!この機会お見逃しなく!!

ご案内の車両は、
■コブラのリプロダクション(レプリカ)1982年から歴史あるメーカー アルマックカーズ の「427SC」です!!
■オリジナルコブラほ彷彿とさせる、ドでかいセンタートンネルも忠実に再現されています。
■珍しいオートマ仕様になります。重たいクラッチ操作は不要です。
■地鳴りのように響き渡るサウンドで有り余るトルクが楽しめる異次元のドライブ!!
■インテリア/ボディコンディションをご覧頂ければ御納得頂ける1台ではないでしょうか!!

覚えていますか?<その6>コンテンポラリー・コブラ(1993年)

新型ACコブラは、当時のACコブラのデザインをもとに世界的なデザイナーが、再デザインし、デザインそのものの美しさと現代的な個性を兼ね備える。モダンな雰囲気を保ちながら最新の素材や技術が導入されている。

ACコブラのベース車であるACエースは、1953年に発売されたブリストル カーズ製の直列6気筒エンジンを搭載したスポーツカーでした。



ラスヴェガスに向かう飛行機の中で様々な思いがよぎったが、シェルビーの聖杯とも言うべき車をなぜオークションにかけるのかという最大の疑問の答えは、シェルビー・アメリカンの共同CEOのニール・カミングスと話すまで分からなかった。

できるだけ簡潔に説明すると、1983年にキャロルは「キャロル・シェルビー・トラスト」を設立、彼のトレードマークや資産は、CSX2000を含めてそこに組み入れられた。この基金の最終的な受益者は「キャロル・シェルビー・ファウンデーション」であり、この財団は子供のための臓器移植協会と虐待された子供たちを支えるエリ・ホーム、さらにはシェルビー自動車技術学校、ガーデナのシェルビー・オートミュージアムを支援している。

カリフォルニア州法によれば、基金の管理運営者は受益者(シェルビー財団)のために、最大の利益を得る義務がある。これまで何年もの間、コレクターズ・カーの価格は上昇して来たが、この先は見通しがつかないとして、基金管理者は今が売り時と判断し、CSX2000とCSX3178(キャロル個人の427コブラ)を手放すことを決めたのだった。

亡くなる何年も前に、キャロルはRMオークションのロブ・マイヤーズに、いつかその日が来たら、RMにすべて任せると約束していたという。そういうわけで私は今、シェルビー・アメリカンにいる。



キャロルの情熱が残るコブラ
ヴェガス・スピード・レースウェイに運ばれたCSX2000のボンネットを開けると、製作当時の溶接など、歳月を生き延びた逞しさがそのまま残されていた。ただし、インテリアは別の話で、ドアポケットは真ん中で千切れ、ドライバーズシートはまるでネズミの一家が何年も暮らしていたような有様だった。ブルーのボディカラーがいつ塗られたものかは定かではないが、1962年に皆に衝撃を与えた頃のペイントでないことは明らかだ。すぐに私の番が来た。シートはボロボロだったが、意外なことに私にはグローブのようにフィットし、またサポート性も十分だった。3本スポークのステアリングホイールは身体に近すぎたが、ペダル類の位置は申し分なく、タイトな室内の割にレッグルームも窮屈な感じはなかった。キーをひねってスターターボタンを押すと、CSX2000はしゃっくりをするように目覚め、薄青い煙をテールパイプから吐き出した。ステアリングホイールを切ってみると関節炎のようなひっかかりがあり、手応えはあいまいなものだった。サスペンションにはまったく手が入っていないようだったが、驚くことにレースウェイの鏡のような路面では満足できる乗り心地を見せた。ブレーキペダルははっきりと重いが、レンガを踏んでいるような踏み応えはむしろ頼もしい。スピードとタコメーター、それに水温計も動いていなかったが、不機嫌になるような様子は見られなかった。

【世界の名車】1960年代に400馬力オーバーの怪物「ACコブラ」

ACコブラといえばオープンカーの印象を持つ方が多いでしょう。このモデルはオリジナルコブラのほか、1964年のル・マン24時間レースを走ったA98クーペもモチーフの1車種として、市販車のACコブラファミリーで初のクローズドボディとなるのだとか。フロントの造形はオリジナルそのままといえるけど、なるほどダックテールデザインはクーペスタイルのレーシングコブラだ。

アウター クラシック レジェンド モータース コブラ レザー ジャケット 車 ウェア CLASSIC..

1962年シェルビー・コブラCSX2000
エンジン形式:4262cc、OHV、フォードV8、ホーリー4バレル・キャブレター×1基
最高出力:260bhp/6500rpm 最大トルク:269lb-ft/3600rpm
トランスミッション:4段MT 後輪駆動 ステアリング:ウォーム&セクター
サスペンション前:ロワーウィッシュボーン、
アッパー横置きリーフスプリング、ハイドロリック・ダンパー
サスペンション後:リジット式 ロワーウィッシュボーン、
アッパー横置きリーフスプリング、ハイドロリック・ダンパー
ブレーキ:4輪ディスク(リアはインボード) 車重:918kg
性能:最高速152mph(244km/h)/0-60mph加速4.1秒

ちなみにラウシュとはフォード車のハイパフォーマンスパーツを製造しているメーカーである。


1965年には510馬力の427キュービックインチのV8エンジンを搭載するシェルビーコブラ427にバトンタッチします。シェルビーコブラ427では、新たにコイルバネサスペンションを搭載し、強力なエンジンパワーを伝えるため極太のタイアに変更になりました。それに合わせ、フェンダーも大きく張り出した形状に変更されています。また、