今日のgif キス~サイコガン比較 / N1K1 さんのイラスト


;)
私がよく思うのは
●ライト層ウケ(メジャー曲)枠
●MISIA歌いたい枠
●マニアウケ枠
●新曲枠
この辺のバランスとれているのが良いのかなと。

やはりアイノカタチとか後方席からの歓声聞くとメジャー曲も必要かなと感じます。特にアリーナクラスのライブは。

後上でも書きましたが、やはり『大好きなTOUR OF~復活』を期待している方は『何か違う感』は持ってしまう傾向にあるとは思います。
で、名古屋2日目はハウスメドレーがアンコール前に来たのですけど前日より長くアグレッシブになっていました。
私は気持ちの切り替えもあってかここで燃え燃え。
この後に聴くHigher~やGLORY~は昨日とは別物に感じました♪

>アリーナ1周
星XIIでは私はともかく遠い席の方、ライト層の方の考えると良い演出じゃないかなーと思ったのですけど2ツアー連続は(


左上から原色・右上:ドット時代・左下:赤コブラ・右下:紫コブラまだまだ先は長い

;)?
2回目のフルール、個人的にはアリーナ一周時は曲に集中し辛いし、緩めに楽しむ曲としてはアリかなと思っていたり。
仮にここで好みの曲きたら
『アリーナ一周じゃないとこでやって!』
とか私は言いそう(笑)。
まぁ敢えてフルール2回持ってくる事はないとは思いますけどね。
もしどちらかを違う曲に変えるとしたら私は断然コチラ。今ツアー、オープニングでのフルールは好印象なので。

という事で2回目フルール。私は星XII時からアリーナ一周中はバンドさん注目タイム。
Sky Expoでは座席位置的に主に池ちゃん達を見ます。池ちゃんは今回も面白い動きします。
ホント最初は黒田君に無理に合わせているのかと思っていたのになぁ(笑)。
こんな感じで私はステージのほうを見ていたのですが、トロッコが単管パイプクサビ剥き出し~等品質が悪いとの意見多し。
次公演では改善されていると良いなぁ。
またトロッコ動かしているスタッフが慣れていないのか、後半から急に移動スピードアップしたという話も聞きました(

;
いやぁ嬉しい。私は身体に火が点いていきます。メドレーですがめっちゃショートってわけではないです。
MISIA終盤に濁音系声出してきますっ。そして~

●忘れない日々 (HEX HECTOR'S RADIO MIX)
続いて開始したのは~…『忘れない日々』。
11日、これで私はテンションダウン↓↓↓
こちらはオリジナルは星XII(2024)、RemixはGH(2023)以来。
RemixはGHと同じHEX HECTOR'S。
久しぶりの『TOUR OF~』で、最近やっているものって言うのは(-_-;
生エレキとか生パーカスとかは良い感じですけど、選曲がなぁ…。

●逢いたくていま (Gomi Remix)
こちらは12日のみ。『忘れない~』後エレキソロ入ってきて
『あれ、昨日こんな感じだったっけ? GLORY?』
と思ったら、MISIA『運命が~』と歌い出します。『逢いたくていま(Gomi Remix)』ですね。
私は『おぉ、昨日より増えたぁ~♪………「逢いたくていま」じゃなくても良くない?』と思います。
メジャー曲ですけどRemixではライト層はそう好反応しないと思うのですけどねぇ(偏見?)。
そしてMISIA、入りのミスなのか、歌詞ミスなのかはわかりませんが一時歌唱止まりました。
しばしして(5秒程度)復帰。ここも生バンドとの共演は良い感じです~。

●Everything (Junior+Gomi Club Extended Mix)
11日、次はこれまた個人的にガッカリのエヴリJunior+Gomi Club Extended Mix。
エヴリはJazz ver.はSOUL JAZZ2024、RemixはGH(2023)以来。
GHはHex Hector'sでバージョンは違いますけど、エヴリのRemix自体新鮮味が薄い。う”~ん。
ちなみにLNDツアーのメドレーはLOVE BEBOPツアー時のメドレー等と比べて1曲1曲が長めです。
(『逢いたくて~』はそうでもなかったかも)
そこは好ポイント。12日は久しぶりの『Ohoh ohohohっ♪』での手の振りを楽しみました。

●INTO THE LIGHT (David Dub Mix)
11日、個人的にメドレーで一番残念だったのがINTO~。
この曲はコア層にもライト層(初見でもノリやすいと思う)にも人気ある曲なんでしょうけど、
HOUSEメドレーのINTO~終わり。私はこれを変えてほしかったのですよね~。
終了宣言したLOVE BEBOP(2017)以来だったとかならまだ良かったのですけど、こちらもGH(2023)でもやっていますし。
私は2007年ぐらいから『INTO~に変わる曲を!』とか『TOUR OF~で脱INTO~』とか言っていた気がする。
私は新たな『TOUR OF~』を夢見てたところがあったので、少なくともINTO~終わりは避けてほしかったところ。
まぁ2003年時は『INTO~のないTOUR OF~なんて!』との声がすごく大きかったらしく
(なのでツアー途中でINTO~復活)
今回もINTO~なかったら不満な声が出たような気はしますけどね。私は少数意見かな。
で、いつものタイミングでキラキラテープ発射。今回もテープに文字等はなし。
テープ範囲はA6~A10ぐらいかな?
あ、そういえば今回は間奏でMISIA一旦いなくなって、衣装変わって戻ってくるという早着替えがあります。
12日は戻ってくるのやや遅れましたが(

こういう大人の甘い雰囲気の曲を平気で持ってくる辺りが、この「スペースコブラ」らしいところでもあるのは否めない。 ..


なんか曲聴いていると私の脳内には能登の炊き出しのシーンが浮かんできます。
今回のメンバー、コーラスやストリングスもいて音は河口湖の時より豪華。
河口湖では前述通りショート版でしたが、今回もそんなには長くなかったです。
曲自体が短めなのかもしれません。

ちなみにやっとセトリが更新された公式アプリでの表記は『Be KIND』。
でも河口湖の時は『Be Kind』。
公式アプリのセトリ、やっていない曲がリストにあったり、『THE GLORY DAY?』とかになっていたり
どうも信用できないので、とりあえず当サイトでは現時点では『Be Kind』表記にしておきます。
※1月16日には修正が入っていました。


・物語について
本作は数話にまたがってシリーズもののストーリーを展開するパートと、一話完結のストーリーを繰り返すパートを繰り返すことで全体の物語が構成されている。まずその分類から追ってみよう。

まず最初の2話であるが、ここは「コブラ」の物語設定の植え付けをしている部分である。「コブラ」がどのように登場するかが第1話、コブラを特徴付けるサイコガンについてが第2話、という形で必要な設定をじっくり描くのだ。これでコブラとレディというキャラクターと、その武器のサイコガンというものを設定上でキチンと根付いたものにしてから本題へ進むというゆったりさは、当時のアニメでよく見られる贅沢な作りでもあるだろう(当サイト考察作品の中では「母を訪ねて三千里」と「魔法の天使 クリィミーマミ」は例外であるが)。地に足が付いたこれらの設定はブレることはなく、また序盤では敵が主人公の顔を知らないまま話が進むという点に説得力も与えてくれる。内容的に敵がコブラの顔を知っていると進みにくいという展開が、この先にいくつかあるからだ。

次は3話から12話まででひとくくり、ここは公式設定では「イレズミの女編」と言われている。ジェーン・キャサリン・ドミニクという三姉妹を軸に、コブラが財宝を探すというまさに「宇宙海賊」らしい展開を見せてくれる。ここではコブラが追う財宝の謎がひとつひとつ解けて行くという展開で視聴者を物語から離さないだけでなく、クリスタルボーイを筆頭に様々な魅力ある敵が物語を強く印象付け、「スペースコブラ」という作品の屋台骨であり見たことある人にとっては最も印象に残っている展開でもあろう。本シリーズの最大の盛り上がりどころは8話のコブラとクリスタルボーイの対決で、ここでは二人の強者による戦いが迫力たっぷりに描かれて見る者を魅了したはずだ。クリスタルボーイが倒された後も消化試合にはならず、サンドラという新しい敵と財宝の秘密であった最終兵器がその後釜としてキチンと役を果たすからこそ、物語の盛り上がりが削がれることなく突き進んだ感があった。

ここで3話の一話完結ストーリーを挟む。3話のうち1話(13話)は「イレズミの女編」の流れを継いでギルドとの正面対決を描くが、次(14話)はギルドとは無関係との敵との戦いになり、残りの1話(15話)はコブラと旧友の物語というそれぞれパターンの違う話を持ってきた。この一話完結ストーリーのバリエーションの多さこそが本作の「売り」の1つであり、似たような物語を二度見せないという制作者の姿勢がよく見えるところでもあろう。

続いて16話から19話までは4話構成の「ラグ・ボール編」だ。ここには本来ガンアクションものである「コブラ」という物語に、アクションとは無縁の球技を入れて物語に変化を持たせている。だがその球技も現実に存在するスポーツではなく、独自設定による暴力的なルールを持つスポーツとしたことで物語の雰囲気を壊すことを防止した点は評価したい。ここでは「イレズミの女編」からの流れである「ギルドとの戦い」と、球技を中心とした人間ドラマという2つの物語が同時進行している点が、本作の他の部分にはない特徴的な部分であり、「ラグ・ボール編」の魅力でもあろう。コブラがチームをまとめて這い上がって行く様子は彼を「一人の人間」として完成させたと言っても過言ではない。ここで描かれたコブラの人望やセンスという面は、コブラというキャラクターを「アクションバカ」にしなかったという意味で非常に大きい。またここでは「イレズミの女編」とは違い、コブラに手を貸す側の人間に魅力的なキャラクターが多い。

次に20話と21話が2話完結の「ソード人編」。ここはギルドと無関係にコブラがある惑星のある種族の勢力戦争に巻き込まれ、これに介入するというこれまた他では見られなかった展開だ。こうしてコブラがギルド以外の勢力と戦うことになるストーリーは、「コブラ」という物語の世界観の深さを見せつけてくれる。

22話から26話の5話はまた一話完結ストーリーとなる。ここでも1話1話全て違う展開を見せつけられるのは面白い。22話はコブラとタートル号の秘密に迫ると見せかけておいて、いつも通りのギルドとの戦いになるという意表を突いた展開となる。23話はドミニクとコブラが共にギルドの一部隊と戦うだけでなく、二人の甘い世界も一瞬だけ描いてくれた。24話ではギルドと無関係な強大な悪に翻弄されるコブラが描かれるが、「反則技」で切り抜けるというコブラらしくない展開。25話はサブタイトルの通り、コブラがギルトに一度は倒される。26話では事件があってその犯人捜しという推理小説的展開を、ギルド抜きでやってしまう。こんな感じでまさに変幻自在に次から次へと違うタイプの物語を見せつけられる。

そして最後、27話から31話でコブラとギルドの親玉であるサラマンダーとの戦いだ。私はサラマンダー編と名付けたが、公式には「シドの女神編」と言うらしい。ここではこれまでの「勢いで突き進む」という物語展開を改め、順を追って物語が展開して行くというこれまたここまでとは違う雰囲気で進んでいく。特に最初である27話は「事件の発端」だけで、本編での物語の条件設定だけで1話を費やす形になるのだ。続いてコブラと共に戦うキャラを一人ずつ出すという展開に2話を割き、コブラの旧友3人に設定と印象を植え付けた上で万を侍して本編突入となる。だがこの本編に入るまでがちょっと冗長と見えてしまうのは否めない。なんてったって全31話の最後の5話という段階だから、多くの人が見ていて「そんな事している場合か?」と思うことだろう。だがこれは後で振り返ると、「世界名作劇場」シリーズのように序盤でさんざん拡げた伏線を回収することもないのだから妥当と見る事も出来る。だがその中で、本文でも語ったが28話は4話でやったことの繰り返しになってしまったのが痛い。もうちょっと設定を変えられなかったのかと思うところで、私が「スペースコブラ」全話を通し視聴して最も残念と思ったところでもある。
サラマンダーとの二度にわたる戦いは、最初はサラマンダーのプロレス観戦という直接対決を避けた形になったが、これはこれでこれまでにないかたちだったから非常に面白かった。二度目はこれまでのコブラの戦いの集成大として描かれ、本文で語った「最終回らしくない最終回」で唯一最終回らしく描かれた点でもあった。

全体を通してみると、全話を通じて1つの物語が流れるのでなく、短い物語が細切れで進むので見ていて疲れるというひとはあるかも知れない。だが物語にバリエーションがあり世界観も広く、1つのキャラクターで様々な物語を見てみたいという向きには面白いかも知れない。とにかく4話と28話の関係を除いては、二度同じ展開を作らないという方針は徹底されているので、その辺りに注目して多くの人に見てもらいたい作品だと思った。


・登場人物
数話にまたがってシリーズもののストーリーを展開するパートと、一話完結のストーリーを繰り返すパートを繰り返すことで全体の物語が構成されている。という特徴からこの作品は実に登場するキャラクターの数が多い。物語に絡む台詞を持つキャラ(当サイトの声優さんランキングに載せる基準)だけでも57人のキャラクターが出ているという多さだ(なおうち2人は同じ声優が演じており、一人は演じている声優が解らなかったので声優数は55人、物語に直接絡まないキャラクターを含めるとキャラクター数も声優数ももっとすごいことになる)。この人数の多さは当サイト考察作品(劇場版除く)では「ポルフィの長い旅」の73人に次ぐ多さである。しかも「ポルフィの長い旅」や、キャラクター数52人の「母を訪ねて三千里」は50話以上の話数があるが、「スペースコブラ」ではたった31話でこの人数である。しかも「主人公の家族」に相当するキャラクターが、敷いて言えばのレディ一人である。いかにキャラクターが多いアニメか解るだろう。

主人公コブラはハードボイルドであるが、そのハードボイルドの中でも「おとぼけ」系のハードボイルドである。敵の攻撃を受けている時は大袈裟に怖がってみせ、その上で決めるときは決める。面白いことも言う反面台詞も決めるときは決め、女性には目が無くて誘惑する台詞もものすごくカッコイイ。さらにその顔が決してカッコ良くないことがこのキャラクターのポイントであろう。成形手術して顔を変えた、という設定を上手く使って「色男」にしなかったことがコブラの格好良さのひとつでもあると思う。
相棒のレディはコブラの良きパートナーとして物語に君臨した。といっても彼女の活躍は4話以降で美しい女性が出てくると途端に減るのだが…彼女の台詞の節々に、レディのコブラの良き相棒として一途な事と、コブラを知り尽くしているという面がキチンと描かれているのは相棒としての説得力を植え付ける上で秀逸だと思った。

ギルドの面々を初めとする敵キャラもこれまた魅力的だ。特にコブラとは違い正統派のハードボイルドを演じるクリスタルボーイと、敵の幹部とは思えない程気が弱くて情けないエル・ロデスの2名は強烈に印象に残った。逆にコブラが戦った敵の中で最も強大なサラマンダーはあまり印象に残らなかった。理由は簡単で、彼は君臨しているだけであまり台詞が無かった事が大きいだろう。コブラとの直接対決では完全に無言だったし。

「コブラ」の物語の条件設定彩る美女達も上手く再現されたと感心している。何よりも彼女たちの露出度の高い服装が再現されたのは、当時のゴールデンタイムのアニメとしては驚きで迎えられた事だろう。今見てもドミニクのスキーシーンは「寒くないのか?」とツッコミをいれたくなるし。シエラ軍曹だって戦場で水着はないだろうと思う。それだけにレディがどう見ても機械という体をしているのはとても可哀想だ。
その女性達を最後の2話ではやりたい放題に描いちゃっているし。コブラとキスくらいならまだ許せたけど、最終回のドグと女のベッドシーンはやり過ぎ。ドグを殺すためとはいうあそこまで臨場感を持たすこともないだろう。

演じている声優さん達についても、今話を見直して「この人がコブラに出ていたんだ…」と驚いた人が多かった。その代表格はビビ役の藩恵子さん、エル・ロデス役の村松康雄さん、プロレスのレフリーを演じていた納谷六朗さん、ソフィア大司教を演じていた吉田理保子さんと言った辺りだろう。

最後に名台詞のランキングである。これは連載開始前に「こうなるんだろうなぁ」と密かに予想していたが、やはりコブラがぶっちぎりのトップ。もう本作考察の名台詞欄は「コブラ名言集」と言っても過言でなかっただろう。この名台詞登場頻度(14/31)は、「母を訪ねて三千里」のマルコ(19/52)を抜いて堂々のトップ。2.2話に一度はコブラが名台詞欄登場という頻度だ。
以下、2位がレディというのは予想通りではあるが…少なすぎる。3位以下はもう少数だ。それだけこの物語はコブラのキャラクターとしての大きさに支えられているってことだろう。

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