目薬は、高温多湿や直射日光を避けて保管するように注意しましょう。


こんなに厳密に時間を決めなければならないものでしょうか? 時間通りにさせないと悩む方もいらっしゃるのですが、実は、結構いい加減でも大丈夫です。入院中は患者さんがきちんと目薬をさしたか確認する必要があるので、便宜上時間を決めているだけです。


※日本眼科医会のサイト:※参天製薬株式会社:目のポータルサイト

アレルギーの初期反応である細胞からアレルギー物質が出るのを防ぐのが抗アレルギー作用です。なので、抗アレルギー薬はその効果が出るまでに2週間程かかるため“今すぐ”症状を改善したい場合は抗ヒスタミン薬を服用しましょう。
一方、出てしまったアレルギー物質を無効化する働きが抗ヒスタミン作用だといえます。抗ヒスタミン薬は細胞から放出されたヒスタミンに対して作用するので、症状がでていない段階での服用には効果はありません。抗ヒスタミン薬の役目はアレルギー症状を“治す”のではなく“抑える”ことです。

タクロリムスという免疫抑制薬を有効成分とする、重症のアレルギー性結膜疾患(春季カタル)の治療で用いられる点眼薬です。症状が強い、他の治療で改善しないような重度の花粉症の場合でも用いられることがあります。点眼後、早期に症状の改善が得られるのが特徴です。

目薬による思わぬトラブルを避けるためにも、正しい目薬のさし方を覚えましょう。

こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
春の気配が感じられるようになってきました。花粉症はそろそろ本格シーズンとなります。くれぐれもご自愛ください。

今回のテーマは「目薬をさしても症状が改善しないときは」です。
目薬といっても病院で処方されるものと、ドラッグストアなどで売っているものとありますが、それらを使っても症状が改善しない時はどうしたら良いのでしょうか。

①副作用は少ないが効果も低めの市販薬
お薬は大別して医師が診察を行った上で処方する「処方薬」と薬局で誰もが自由に購入できる市販薬(大衆薬)の2つがあります。
処方薬は、医師が症状から病名を判断し、その人の体質や他にかかっている病気、使っている薬などを確認した上で、
その人に合った薬を総合的に判断した上で処方するようになっています。
処方薬は効能効果が高い分、副作用などのリスクもありますので、必ず医師の診察が必要となっています。
市販薬は医師の診察なしで誰もが自由に購入できるため、副作用のリスクを極力低くする必要があり、
その分効能効果は処方薬より低くなっています。同じ有効成分を使っていたとしても、
処方薬と市販薬では有効成分の量や濃度にかなり開きがあります。

②市販薬を過信せず早めに診察を受ける
忙しくてなかなか病院に行けないので市販薬を使ってみるという方もいるかも知れませんが、
市販薬は医師の診断に基づかずに購入できるため、症状に本当に見合った薬を選べない可能性もあります。
一般の方が過去の経験などから安易に判断すると、なかなか症状が改善しない、あるいは悪化する可能性も高くなります。
たとえば結膜炎といっても、細菌性、ウィルス性、アレルギー性など原因はさまざまで、医師でも診断が難しい場合もあります。
目やにがでるからといって、市販の抗菌目薬を購入したとしても、実際はアレルギー性の眼疾患だった場合、
ほとんど効果がないという事になります。また、効果がないにも関わらず様子を見ていたりすると、かえって悪化させてしまう可能性もあります。

市販薬に関する問題点をまとめると以下のようになります。
①処方薬より効能効果が低い
②自己判断で選ぶため症状に見合った薬を選べない可能性あり。
③市販薬で様子を見ている間に症状が悪化する可能性あり
④市販薬で症状が中途半端に治まると、その後の診断が難しくなる場合もある。

市販薬は処方薬より効能効果が低いとはいえ、ごく初期の症状であれば効果を発揮する場合もありますが、
はっきりと症状が自覚されるような場合は効果がほとんどなく、病院に行くまでのつなぎでしかないケースがほとんどです。
市販薬を使っても症状があまり改善しない、すぐに再発する、悪化するような場合は早めに病院で診察を受けるようにしてください。
特に視力が短期間で低下した、にわかに目がかすむようになった、物がゆがんで見える、ごみや点のようなもの、
影、光などがにわかに見えるようになったといった症状の場合、眼底疾患の可能性も考えられます。
緊急対応が必要な場合もありますので、「疲れ目」だろうなどと安易に判断せず、速やかに眼科を受診される事をお薦めいたします。

③病院で処方された薬が効かない時は
病院で処方される薬は市販薬より効能効果は高いのですが、効果が出るまである程度期間がかかる場合があります。
たとえば医師が「1週間1日4回点眼を行ってください」と指示している場合、まずはその指示に従ってください。
処方された薬を使い始めてまだ2、3日くらいではあまり効果が出ない場合があります。
また、1日4回点眼を行うよう指示されている場合、その回数は守るようにしてください。
複数の薬が処方される場合もありますが、面倒だからといって使ったり使わなかったりではきちんとした効果が出ません。
医師の指示に従っているにも関わらず症状が悪化していくような場合は、次回の来院指示より早めに来院されてもよいと思いますが、
そうでない場合、きちんと薬を使った上で、医師から指示されている次回来院予定日まで様子をみても良いと思います。
その上で効果が少ない場合、医師は薬の種類を変更したり、追加で他の薬を処方する等、次の処置を検討していくことになります。
1回で治らないからとすぐに病院を替える方が時々いらっしゃいますが、その場合経過がよく分からないため、
1から診療をやり直すことになり、かえって治癒まで時間がかかる可能性もあります。基本的に経過は同じ病院で診てもらった方が宜しいかと思います。

●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

今回は「アレルギー用の目薬の選び方」について前編・後編にわけてお話ししたいと思います(鼻炎薬については、当コラム2021.2.28「花粉症薬について」を参考にして下さい)。

ガマンの限界を超えた目の痒みを感じる人に アレルギー専用しみない目薬

目薬に限らず市販薬は、購入者が選びやすいように外箱に工夫がなされています。そこを手がかりにして自分に合った市販薬を選びましょう。

なので、かゆみ等の症状が出てしまってからの受診ですと症状を抑えるにはコンタクトレンズを中止して、強めの目薬を使うことになってしまいます。
そこでお勧めなので早い時期からのアレルギーの目薬の使用です。
アレルギー症状が出る時期の2週間ほど前から薬を使い始めていれば症状を抑えられる、あるいは軽減することも可能です。

花粉症の目薬「アレジオンLX点眼液0.1%」アレルギー性結膜炎治療薬

アレルギー用の目薬には「目のかゆみに」「花粉」「AL(アレルギーのこと)」「アレルギー専用」などの表記があるのが一般的です。この時期のドラッグストアの目薬売場は、「かゆみ」関連の目薬をまとめて置いてある所が多いです。

シクロスポリンという免疫抑制薬を有効成分とする点眼薬です。春季カタルの治療で用いられるとともに、重度の花粉症治療で使われることがあります。免疫反応に関わる体内物質の産生を抑制することで、目の諸症状を改善します。

タリムスよりやや効果が弱く副作用も少なめですが、それでも使用には注意が必要です。


花粉症について: ・花粉症: ・アレルギーの目薬: ・花粉とコンタクト: ・充血について: ・瞳孔について

1日4回と指定される目薬には、抗菌剤の目薬、アレルギーの目薬、ドライアイの目薬などがあります。1日4回以上さす目薬は、効果の持続時間が比較的短いので1~2回では効果不十分です。

目薬による治療方法は、症状や状態によって次の1~3の組み合わせで治療します。 抗アレルギー剤

患者さんの反応でと訴える方が多く見受けられます。そのような患者さんのお薬の使い方を伺うと、どうやら症状がある時(目がかゆい時)に、はじめて飲み薬を服用したり、点眼をしているようです。

花粉・ハウスダストなどによるアレルギー症状の目のかゆみ・充血に~生薬由来成分配合の目薬~

入院中は目薬をいつさすかは時間で指定されます。「7時、11時、15時、19時」と 目薬タイムが決まっていて、それぞれの時間に何の目薬をさすか一覧表を渡されたりします。退院後も同じようにさすよう指導されることもあります。

花粉・アレルギー用目薬 毎月20日・30日はイオンスタイルオンラインお客さま感謝デーWAON POINT10倍。

それでは、主症状「目がかゆい」、主症状以外「充血しやすい」という例で目薬を選んでみましょう。

ものもらい・結膜炎に効く抗菌目薬 | ロート製薬: 商品情報サイト

今、出ている「かゆみ」自体にはクロルフェニラミンマレイン酸などの抗ヒスタミン成分が有効です。「アレルギー専用」と書いてある商品には、クロモグリク酸ナトリウムなどの抗アレルギー成分が配合され、アレルギーの元から働き掛け、かゆみを抑制します。症状が出る前から使用するとより効果的です。花粉症に効くと表示されている目薬は、抗アレルギー成分と抗ヒスタミン成分の両方が配合されている場合が多いです。まずは自分の症状に合わせ、この2つの成分を選び分けましょう。(後編に続く)

アレジオン点眼液について | 府中市東府中の小児科・アレルギー科

アルコン株式会社の方のご協力により、目薬の勉強会が行われました。
内容は花粉症と緑内障の目薬のお話でした。


花粉の飛ぶ季節となり、目のかゆみなどのアレルギー症状に
お悩み方も多いのではないでしょうか?
抗アレルギーの目薬にはたくさんの種類がありますが、
目薬によって効果や使用感などは異なります。
今回はその違いについてのお話です。


初期療法として、のがをもつお薬です。
ヒスタミンなどのメディエーターを放出する肥満細胞を安定化させ症状を抑える働きがあります。
しかし、と言われています。
パタノール、アレジオン、ザジテンといった目薬に含まれます。
一方、 をもつお薬は、
ヒスタミンH1受容体をブロックするのでのが特徴です。
パタノール、アレジオン、リボスチン、ザジテンといった目薬に含まれます。
使用感については、と言われています。
パタノールアレジオンは涙液に近い中性よりで刺激性が少ないですが、
ザジテンは酸性よりで刺激性があるため、しみる感じがあります。

花粉症の治療は、目の状態にあわせてお薬を選択していきます。
症状が強い場合は、ステロイド剤などの炎症を抑える目薬を併用することもあります。
花粉症でお困りの方は、早めの対策・治療をおすすめします。


アルコン株式会社から発売されている
トラバタンズ点眼液デュオトラバ配合点眼液のお話です。

眼の傷やドライアイの原因になるです。
単剤でも眼圧を下げ続ける効果の高い目薬です。

トラバタンズと同様にです。
になります。
配合剤にすることで、使用する目薬の本数や点眼回数を減らすことができます。

緑内障の目薬もたくさんの種類があります。
目の状態にあったお薬を継続して使用することが大切です。
お薬について気になることがありましたらお気軽にご相談下さい。
今後も、定期的に院内で勉強会を行い、学んだことを業務に役立てていきたいと思います。

結膜炎に効く市販の抗菌目薬は?おすすめ6選を紹介【薬剤師解説】

目薬の場合、食事との関係もありません。たださし忘れを減らすために「食後3回と寝る前」などと提案しているだけです。自分の好きなように変更して構いません。

医療用医薬品 : アレギサール (アレギサール点眼液0.1%)

「寝る前には目薬をさしてはいけない」という話は広く流布していて、よくある質問の1つです。

抗アレルギー点眼剤; 総称名:アレギサール; 一般名:ペミロラストカリウム; 販売名:アレギサール点眼液0.1%; 製造会社:参天製薬.

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この「適合マーク」の通販サイトの店で
医薬品のネット通販を安心してご利用ください。
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の通販基準及び適合点は、
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点眼薬ではリボスチン点眼液、ザジデン点眼液などがあり、内服薬ではアレグラ、ジルテック、ザジデン、アレジオン・・など多数あります。 ..

アレルギーの目薬についてご説明いたします。
アレルギーは体質によるものなので、対症療法が基本となります。
ただし、アレルギーの目薬の多くは即効性がなく(一部例外の薬もありますが・・・)、使い始めてから2週間ぐらいしてやっと効果が実感できる目薬なのです。

第2類医薬品ロート アルガード クリアマイルドEXa 13mL アレルギー専用目薬 目の ..

アレジオンLX点眼液0.1%は、1回1滴1日2回を点眼するお薬で、スギ花粉症やダニなどのアレルギー性結膜炎にお使いいただけます。2013年から販売されているアレジオン点眼液0.05%の濃度を2倍(0.05%→0.1%)にした高用量製剤で、点眼回数は従来の1日4回から1日2回になりました。

【花粉症の方必見】薬局で買えるアレグラとアレジオンの違いって?

アレルギー性結膜炎とは、アレルギー反応で結膜に炎症が起こる疾患です。
私たちの身体には、ウイルスや細菌などの病原体が体内へ入り込んだ時、それにくっついて体外へ追い出そうとする物質が生成されます。この物質が「抗体」です。
抗体は一度作られると、同じ抗原に再び出会った時、すぐに反応して除去してくれます。この働きは「抗原抗体反応」と呼ばれています。
しかし、この免疫システムは時々間違えて、本来身体に害のない物質(花粉や食べ物など)にも抗体を作ってしまいます。また、抗体の量が必要以上に多くなったり、自分自身の細胞を攻撃したりすることもあります。
これらの間違いによって、本来なら無害であるはずの物質(アレルゲン)が体内に入ると、過剰な反応が起こります。これがアレルギー反応です。アレルギー性結膜炎も、このアレルギー反応の一種です。

・アレグラとアレジオンは同じ第2世代抗ヒスタミン薬。 作用についてほとんど差がない。

花粉症は、春先に多くの人が悩まされるアレルギー性疾患です。花粉などのアレルゲンが体内に取り込まれることで、免疫細胞が異常な反応を起こし、炎症を引き起こします。花粉症では鼻だけでなく目の症状もよく出現します。花粉が目につくことで、花粉を除こうと免疫反応が起こることが原因です。
花粉症の目の症状には、目のかゆみや充血、目の周りの腫れなどがあります。特に目のかゆみや充血は、日常生活に大きな影響を与えるため、早めの対処が必要です。
当院では花粉症の目の症状に対して点眼薬や軟膏などを処方しておりますが、眼に関しては専門外ですので、強い症状がある場合は眼科専門医にご相談されることをお勧めいたします。