花粉症と風邪の違いとは?セルフチェックで花粉症か確かめてみよう


特に9〜10月は日中と朝で寒暖差があるため風邪をひきやすい季節でもありますし、ハウスダストやダニの他に、ヨモギやブタクサなどの花粉でアレルギー性鼻炎をきたしやすい季節でもあるので判断に迷うことがあります。


風邪などのウィルス性疾患 · 副鼻腔炎(ちくのう症) · 鼻炎や花粉症などのアレルギー性疾患 · 血管運動性鼻炎 · 老人性鼻漏.

風邪の中でもウィルスではなく、細菌によっておこる感染です。中でも肺炎球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌、モラクセラ・カタラーリスという細菌が急性鼻炎をひきおこします。ウィルス感染の風邪をひくと、鼻の防御機能が弱るために2次性に細菌感染をおこしてしまうことがあります。特に幼少期はウィルス感染、細菌感染を繰り返しやすく、鼻水がなかなか止まらないこともあります。

アレルギー性鼻炎の場合、鼻水は透明です。一方、風邪だと鼻水は黄色という特徴があります。風邪をひいたときに鼻をかむと黄色や黄緑の鼻水が出てきます。これは体内で死滅した風邪のウイルスが混ざっているためです。

こうした症状の多くは、風邪やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎(急性・慢性)などが原因となっています。 鼻中隔弯曲症

新型コロナウィルスオミクロン株では、発熱、せき、鼻水・鼻づまり、喉の痛みといった症状が目立つ傾向にあり、風邪や季節性インフルエンザにもかなり似ていて、正直、症状だけで、風邪(かぜ)なのか、インフルエンザなのか、コロナなのか、を見分けるのはかなり難しいです。
積極的に新型コロナウイルス、インフルエンザの抗原検査を行い、診断をつける必要があります。特にご高齢の方、持病のある方、妊娠中の方は、「風邪をひいたかな?」と思っていつもなら家で休んでいたとしても、診断をしっかりつけることが重要になります。そのような時は早めに医療機関にご相談ください。

風邪をひいたとき、なかなか治らず、鼻水がだんだん濁ってドロドロになってきたという経験はありませんか? 実はそれは風邪でなく「副鼻腔炎(ふくびくうえん)」を併発しているおそれもあるのです。ちなみに、副鼻腔炎はよく「蓄膿症」とも言われます。しかしこれは俗称で、正式な病名は副鼻腔炎です。 風邪の主な原因はウイルスですが、咳や発熱といった風邪の症状により体力を奪われると、風邪のウイルスとは別に、細菌による二次感染を起こしてしまうことがあります。この細菌が副鼻腔の中で炎症を起こしたものが、副鼻腔炎なのです。

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の最も多い原因は風邪ですが、花粉症やハウスダストなどのアレルギー症状、細菌やカビなどの菌が原因にもなります。

かぜ(普通感冒)とインフルエンザ(流行性感冒)、新型コロナウイルス感染症は、原因や症状など似ているようで、経過と予後は少しずつ異なってきます。「自分は大丈夫」と油断していると重症化してしまうこともあるので注意が必要です。
かぜは、ウイルスや細菌などの病原体によって引き起こされる、鼻やのど(上気道)の急性炎症の総称です。鼻やのどの粘膜から感染するため、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、のどの痛み、せき、たんなど、鼻やのどの症状が顕著にみられます。
インフルエンザは、インフルエンザウィルスに感染することで発症します。一般的な特徴は、38℃以上の急激な発熱があり、関節痛や筋肉痛、倦怠感や悪寒などの全身症状が現れ、鼻みず、せきなどの症状を伴います。
新型コロナウイルス感染症は、その名の通り2019年末に初めて感染が確認された新しいウイルス感染症で、皆さんご存知の通り、症状のバリエーションが非常に広いこと、そして「典型的な風邪の症状」をきたすことも少なくないことから、他の「風邪」と見分けることが簡単ではありません。一方で、見逃すと患者さん本人だけでなくその周囲や社会全体にも大きな影響を与えてしまう病気であり、しっかりと他の「風邪」と見極めなければなりません。

そこで当院では風邪の鼻汁なのか、それともアレルギーの鼻汁なのか見分けるため幾つかの取り組みをしています。

はじめは頭痛、倦怠感、鼻水、熱のような風邪症状ですが、とにかく咳がひどく ..

結論からいうと、黄色い鼻水や緑色の鼻水は一般的にによる可能性が高い証拠。特に風邪や副鼻腔炎が原因であることが多いです。感染に対抗するために働いた白血球や免疫細胞が死んだ後、その残骸が鼻水に混ざることで黄色く見えたりするのです。

アレルギーの症状は、特定のアレルゲンに接触した後すぐに現れることが多いです。また、症状はアレルゲンに触れ続ける限り持続し、アレルゲンから離れると徐々に軽減します。これは風邪の症状とは異なり、風邪の症状はウイルス感染後一定期間経つと自然に消えていきます。


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発熱、のどの痛み、倦怠感や身体の節々の痛みなど他の症状はなかったか、周囲に風邪っぽい人はいなかったか、毎年この時期になると同じような鼻汁は出ていないか、etc。

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鼻水に粘り気があるかどうかもチェックしておきたいポイントです。風邪による鼻水は粘り気が強いため、鼻づまりも起きやすくなります。アレルギー性鼻炎も鼻づまりの症状はあるものの、鼻水自体はサラサラとしているため、うつむいたときに一気に出てきます。

風邪をひいたとき、なかなか治らず、鼻水がだんだん濁ってドロドロになってきた ..

鼻の粘膜からは、粘液である鼻水が分泌され、細菌や異物などの侵入から鼻腔や喉などを守る働きをしています。この粘液が過剰に分泌されることで鼻腔の空気の通り道が塞がれて鼻づまりの状態をおこします。
また鼻水が固まってしまい、それが通り道を狭くしてしまうこともあります。
鼻水が多いと鬱陶しく鼻をかみすぎてまた悪化させるなどということもあり注意が必要です。
こうした症状の多くは、風邪やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎(急性・慢性)などが原因となっています。

季節の変わり目で朝晩と日中の気温差が大きいときや、室温と外気温の差が大きい部屋を出入りするとき ..

鼻の奥に副鼻腔という空間があり、副鼻腔の中に炎症をおこしている状態を副鼻腔炎といいます。風邪のあとに起こる急性副鼻腔炎、そして慢性化した慢性副鼻腔炎、虫歯が原因でおこる歯性上顎洞炎、真菌が原因で起こる真菌性副鼻腔炎などがあります。黄色い鼻水や緑色の鼻水が長く続く場合は副鼻腔炎になっている可能性があります。

子供の鼻水について | 南加瀬ファミリークリニック | 川崎市幸区

風邪かインフルエンザか分からなくも、高熱が出てつらいときは「ひとまず熱を下げたい」と、解熱剤を使いたくなるものです。しかし、インフルエンザにかかっている場合、市販の解熱剤を安易に使うことは望ましくありません。というのも、解熱剤の成分のなかには、インフルエンザの合併症を引き起こす原因となりうるものがあるからです。
それは、アスピリン(アセチルサリチル酸)、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸の3種です。これらが含まれる解熱剤をインフルエンザ時に服用すると、インフルエンザ脳炎・脳症の発症リスクを高めたり、重症化する危険性があることが厚労省の研究から分かっています。
またアスピリンには、肝機能障害や精神神経症状をきたすライ症候群という合併症を引き起こす可能性も指摘されています。この合併症は主に乳幼児が発症しやすいとされていますが、成人でもまれに発症することがあるため、インフルエンザ時に服用することは避けましょう。
なお、こういった成分は市販の風邪薬にも含まれているケースが多いです。インフルエンザは風邪と同様、のどの痛みや鼻水、せきといった呼吸器症状が強く現れます。これらの症状は市販されている風邪薬の効能にも含まれているため、風邪薬を使いたいと考えてしまうかもしれませんが、先に述べた危険性を考慮すると、服用は望ましくありません。風邪かインフルエンザか判断できない場合は、安易に市販薬を使うことはやめましょう。

アレルギー性鼻炎は、感冒症状を伴わずに、サラサラとした水のような鼻水がでているときに疑います。 ..

初春(2〜3月頃)や秋口など特定の時期になると、くしゃみが出る、目がかゆい、肌荒れがひどい…それ、もしかしたら花粉症かもしれません。

日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会が2019年に行った調査※によると、全国の花粉症の有病率は42.5%(約2人に1人)にまでのぼり、もはや花粉症は日本の国民病といっても過言ではありません。

花粉症はある日突然、誰にでも発症する可能性があります。本記事では花粉症が疑われるポイント、花粉症のメカニズム、対策方法について紹介します!
※環境省環境保健部環境安全課「花粉症環境保健マニュアル2022」

鼻水が続く場合は、抗ヒスタミンが含まれるアレジオンやアレグラが有効です。 下痢

※耳鼻科などで実施している、鼻水の吸引について。一時的には症状は軽くなりますが、風邪を治す効果はありません。症状を軽減する有効な方法だと思いますが、効果が一時的であり積極的には推奨しません。

下痢が続く場合は、ビオフェルミンなどの整腸剤が有効です。 コロナの症状

風邪の症状は通常、ウイルスに感染してから数日以内に現れ、週間程度で改善します。一方、アレルギーの症状は特定のアレルゲンに曝露した時にすぐに現れ、曝露が続けば症状も続きます。

一般的には風邪やアレルギーであることが多いと思いますが、他の病気のこともある ..

意外に思われるかもしれませんが、鼻腔が乾燥するほど鼻水症状は強くなります。マスクをすることで、鼻腔の湿度を保ってくれます。特に寒い季節は、冷気が直接鼻粘膜に触れることを避けるため、マスクを活用しましょう。風邪やインフルエンザの予防にもなります。

一度薬物アレルギーを起こすと体内にそのお薬に対する抗体ができ、その後同じようなお薬を飲んだときにアレルギーを起こすことがあります。

風邪の症状は一般的に一週間程度で消失します。それに対してアレルギーの症状はアレルゲンに曝露し続ける限り、症状は持続します。一度アレルゲンから離れると、症状は徐々に軽減します。つまり、特定の場所や季節にしか症状が現れない場合、それはアレルギーの可能性が高いと言えます。

お風呂上がりのように暖かい場所から寒い場所に移動したときや、寒い中で熱い食べ物を食べたとき ..

風邪は通常、感染してから~日後に症状が出始め、一週間程度で自然に治ることがほとんどです。しかし、重症化したり合併症を引き起こす可能性もありますので、高熱や強い頭痛などの症状が続く場合は、医療機関を受診することをお勧めします。

鼻が出たり、咳が出たり、熱が出たり、のどが痛くなったり、などなどの症状があるときに使いますね。 ..

風邪はウイルスが原因で起こるため、ウイルスが死滅して出ていけば身体は回復に向かいます。そのため、数日程度で治まります。一方、アレルギー性鼻炎は長ければ1~2ヶ月ほど同じ症状が続きます。花粉が飛散している限り症状は続くといえます。

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風邪から副鼻腔炎になっても、早期に病院を受診し、処方された抗菌薬を飲むなど、適切な治療をすれば多くは治ります。しかし、放置したり、まれに治療してもなかなか治らず長引いて、慢性化することもあります。通常、1カ月未満で治るものを「急性副鼻腔炎」、3ヶ月以上かかるものを「慢性副鼻腔炎」と呼んでいます。慢性副鼻腔炎になると、鼻の中に「鼻茸(はなたけ)」というポリープができることもあります。 慢性副鼻腔炎の場合は、急性副鼻腔炎のものとは別の抗菌薬を少量ずつ長期間飲むという治療が行なわれますが、それでも治らない場合は、手術になります。全身麻酔で両側の鼻を一緒に手術し、一週間くらい入院するというケースが一般的です。 また、副鼻腔は目や脳の位置にも近いため、ごくまれにではありますが、ものが二重に見える「複視」や視力低下、失明などに至ったり、髄膜炎や、脳の中に膿がたまる「脳膿瘍」などの病気を併発することもあります。首が曲げられない、気分が悪くて食事が取れないといった症状が見られたら、こうした重篤な合併症を起こしているおそれがあります。 そのような事態に陥らないよう、風邪が治らずにドロドロの鼻水が出始めたら、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。