一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg
イソトレチノイン(ロアキュタン、アクネトレント)は、繰り返しできるニキビや重症のニキビなどの治療に使われている飲み薬です。
ビタミンAの誘導体であるレチノイドを主成分とした製品で、皮脂の分泌を抑える働きや抗炎症作用、毛穴の詰まりや皮膚のターンオーバーを整えるなどの働きによってニキビのお悩みにアプローチします。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 20mg
中等度~重度のニキビに対して、
イソトレチノインは欧州や米国の治療
ガイドラインでは高いレベルで
推奨されており、
全世界で30~40年以上前から
使用されています。
(FDA認可は1982年)
トーニングやロングパルスヤグレーザーで多い有害作用は、一過性の赤みや毛包炎ですが、イソトレチノイン服用中の患者とイソトレチノインを使用していない患者で比較すると、有害作用は変わらないだけでなく、イソトレチノイン服用中の患者では毛包炎がほとんど起こりません。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
イソトレチノインは
皮脂腺からの皮脂分泌を抑制し、
さらには皮脂腺自体を縮小させる効果があるため、
一定の副作用はあるものの非常に効果の高い治療薬です。
認可されている欧米では重症ニキビに対する
第1選択とされています。
副作用が起きた場合は、早期の対応で消退することが多いです。 副作用の確認のため、処方前と3ヶ月毎に血液検査を行います。
また稀ではあるものの、イソトロインの重い副作用が現れてしまうこともあります。
医療脱毛レーザーについては、高出力であり、イソトレチノインの有無に関わらず稀に火傷を引き起こすリスクもあるため、イソトレチノイン中止後1ヶ月以上経過してから可としています(従来6ヶ月)。
「イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)」は、1982年にアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)から認可を受けた、重度のニキビに対しても高い治療効果を発揮する飲み薬です。
ニキビ治療薬として40年以上の歴史があり、イソトレチノイン(英語名はisotretinoin)というのは成分名で、商品名としてはイソトロイン(Isotroin)、アキュテイン(Accutane)、ロアキュテイン(Roaccutane)など様々な名称があります。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)のには皮脂の分泌を抑える効果があり、細菌を減少させ、毛穴の詰まりを解消する作用があります。
内服薬でニキビの出来にくい肌を目指す「イソトロイン(イソトレチノイン内服)」
もちろん例外はあり、イソトレチノインの用量、皮膚の状態、レーザーの種類、出力などのパラメーターによって、個々の症例で適切に判断する必要があります。
イソトレチノインはビタミンA誘導体で、重症ニキビ治療で使用される薬です。
アメリカでは重症ニキビの第一選択薬として1982年に承認されており、持続的な寛解(ニキビを繰り返しにくい肌)が期待できます。
従来のニキビ治療では一時的に改善しても再発を繰り返してしまったり、重症炎症性ニキビには効果が薄かったりする事がありました。イソトレチノインは副作用の為やや慎重に使用しなければいけませんが、医師の指示の下正しい用法用量で治療すれば効果を期待できるお薬です。
★イソトレチノインの効果
・皮脂の分泌抑制、皮脂腺退縮
皮脂を抑制し皮脂腺そのものを小さくすることで、ニキビの原因のアクネ菌の定着を防ぎアクネ菌の数を減らすことが期待できます。
・皮膚の角化抑制、毛穴のつまりを防ぐ
・皮膚の細胞を正常化
皮脂腺細胞や表皮細胞を正常化する働きで、角化(皮膚が厚くなり毛穴が詰まる)を抑制しニキビ改善へ導きます。
イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。
5年ほど前からは、トーニングやロングパルスヤグレーザー(Nd:YAGレーザー)などの低出力のレーザーをイソトレチノイン中止後3ヶ月後から開始可能としました。そしてここ数年では、イソトレチノイン治療中に低出力レーザーを併用している症例もありますが、重篤な副作用は一例もありません。
これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。
当院では、イソトレチノインの飲み薬である先発品の「ロアキュタン」と後発品の「アクネトレント」を取り扱っています。 (※イソトレチノインは海外では保険適用で処方できますが、日本では公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。)
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)服用中に気をつけることを教えてください。
イソトレチノインは「毛穴の詰まりを整える」、「皮脂の分泌を抑制する」、「ニキビの赤みをやわらげる」といった働きにより、繰り返しできるニキビやニキビ跡の赤みに効果が期待できます。ここではそれぞれの働きについて詳しく紹介します。
イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?
皮膚の外側にある角質に厚みが出て硬くなる「角化異常」があると、毛穴が閉じやすくなり、皮脂が排出されにくくなります。イソトレチノインはこの角化異常を正常に整えて、毛穴の詰まりを整える働きが期待できます。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
イソトレチノインには、皮脂腺のサイズを小さくする働きが知られています。皮脂の分泌量を減らすことでニキビの原因であるアクネ菌の増殖を防ぎ、ニキビができやすい肌状態になるようアプローチします。
イソトレチノインは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
ニキビの原因であるアクネ菌が増殖すると、異物を除去するための免疫応答が起こるため、肌に赤みが出てしまいます。イソトレチノインは免疫応答を調整してニキビの赤みをやわらげる働きが期待できます。
では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?
イソトロインとは、ビタミンA誘導体の内服薬です。
日本では未認可となっていますが、海外では30年以上前からニキビ治療などに適応されており米国、欧州ではガイドラインで推奨されているお薬です。
皮脂腺を退縮させることで、皮脂の分泌を抑制しニキビや吹き出ものが出来にくくする作用があります。
また、皮脂の分泌抑制により毛穴の黒ずみ改善にも効果が期待できます。
・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい
当院では、一般的な保険治療で十分な効果が得られない場合は、保険外治療のケミカルピーリングやトレチノイン外用、低用量ピル内服といった比較的低額で副作用の少ない治療をご提案します。
イソトレチノインの効果は高いので、ニキビでお悩みの人にはぜひおすすめです。
イソトレチノインは、ニキビの治療のための飲み薬です。 ビタミンA誘導体の「レチノイド」に属するお薬です。
しかし、内服薬であることから、副作用が気になる人もいるのではないでしょうか。
しかしながら現時点(2021年)では、
残念ながら未だ日本では厚生労働省から
認可はされていません。
保険治療薬にてコントロールが出来ない方に対して
当院にて未認可医薬品を手続きにのっとり
輸入して提供いたします(自費診療)。
通常の日本国内の認可医薬品
に対する副作用救済制度は適応されません。
イソトレチノインの他、「ロアキュテイン」「イソトロイン」「アクネトレント」などと呼ばれます。
イソトレチノインは、先発医薬品が「アキュテイン」という製品名です。イソトレチノインの製品名は、アキュテインの他に、「ロアキュテイン(ロアキュタン)」、「イソトロイン」、「ソトレット」、「クララビス」、「アクネトレント」などがあります。
イソトレチノインは、以下のようにさまざまな角度からニキビ改善に働きかけます。
それでも満足のいく効果が得られない場合に限り、イソトレチノイン内服治療があります。ただし、イソトレチノイン内服治療は、十分にリスクを理解して治療に取り組んで頂ける患者様にのみ処方致します。
下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。
イソトレチノインは、先発医薬品が
「アキュテイン」という製品名で、
現在はすべて後発医薬品に置き換わり、
「ロアキュテイン」、「イソトロイン」、
「ソトレット」、「クララビス」などがあります。
当院では「イソトロイン」を採用しています。
当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。
イソトレチノインは欧米ではニキビ治療薬として20年以上の歴史があり、商品名はアキュテイン(Accutane)やロアキュタン(Roaccutane)、イソトロイン(Isotroin)といった名称で、日本を除く諸外国では重症ニキビの治療方法として、広く一般的に使用されています。
「アクネトレント®」は、イタリアの で製造されたイソトレチノイン内服治療薬です。
イソトレチノイン治療中にサリチル酸マクロゴールピーリングを行った患者は、1000人以上いますが、軽微な赤み等を除いて、副作用は出ていません。
☑ あらかじめ判明している副作用を理解すれば、怖がるほどの薬ではない
イソトレチノインはビタミンA誘導体を含む内服薬で、重症ニキビの治療に使用されています。