処方された薬は麦門冬湯、アスベリン、エンペラシンで…(2024/01/31)
のどや口の渇きがあり、痰の切れにくい風邪に対して主に用いられる麦門冬湯ですが、ことがあります。
ツムラ麦門冬湯エキス顆粒(医療用) | くすりのしおり : 患者向け情報
麦門冬湯の効果を高めるために、気を付けたい生活習慣やおすすめの食材などをご紹介します。
麦門冬湯エキスを有効成分とした商品です。医療用漢方薬と同量を含む「満量処方」シリーズの商品であるため、早めに直したい、しっかりと効果を感じたい方におすすめです。1日3回服用の顆粒タイプで、生後3ヶ月以上から服用できます。
花粉症なんですが、アレグラと漢方の麦門冬湯は合わせ飲んでも大丈夫でしょうか?ご回答の程よろしくお願いいたします.
麦門冬湯エキスを有効成分とした商品です。1日量として医療用漢方薬の1/2量の麦門冬湯エキスを配合しています。1日2回服用の顆粒タイプです。2歳以上から服用できます。
病院へ行く時間がない方や、まずは気軽に市販薬を試してみたい方向けに、薬局やドラッグストアで購入できる麦門冬湯の市販薬をご紹介します。
乾いたような咳やこびりつくような痰の症状には、この麦門冬湯が使用されることが多い漢方薬です。 ..
同じ風邪であっても、胃腸からくる風邪に対して麦門冬湯は使用されません。胃腸風邪では吐き気や下痢、浮腫(むくみ)、めまい、胃痛・腹痛などを伴います。
麦門冬湯は肺にうるおいをもたせる作用によって効果を示しますが、これは口の中に対しても同様です。口の渇き(ドライマウス)によって口臭や味覚障害が起こっている人に対して、麦門冬湯を使用することで唾液分泌を促します。その結果、ドライマウスを改善することで口臭・味覚障害を治します。
・空咳:29麦門冬湯(ばくもんどうとう) ・不安障害、不眠症:12紫胡加 ..
咳にはさまざまなタイプがあり、体質によっても選ばれる漢方薬が異なります。咳や麦門冬湯以外の咳に使用される漢方薬に関しては、こちら▼の記事で詳しく解説しています。
2015;314:265-277.
・メトグルコ250mg(メルビン)3錠分3毎食後
ビグアナイト系。腎不全時には注意。副作用は乳酸アシドーシス。1回500mgまで増量可能。
・ジャヌビア/グラクティブ50mg~100mg1錠分1朝食後
高血糖時にのみ作用するインスリン分泌促進物質であるインクレチン(GLP-1)を分解するDPP4を阻害する。他の経口血糖降下薬が無効な場合。
注)インスリン分泌能を調べてから使う。
ΔCPRが0.9ng/ml以下。
cf)糖代謝関連の検査項目
・ΔCPR=グルカゴン1㎎静注5分後の血中Cペプチド濃度-早朝空腹時の血中Cペプチド濃度
・1,5-AG:食後過血糖を評価。数日間の尿糖の指標。14以上:正常、10-13.9:優良、6-9.9:良好、2-5.9:不良、1.9以下:極めて不良。
・DU-CPR:1日畜尿中に排泄されたCペプチドを計測。正常人におけるインスリン基礎分泌の指標。70-100が基準。
・HOMA-IR:インスリン抵抗性の指標。血糖値140mg/dl以上では参考値。1.6未満が正常で、2.0以上で抵抗ありとする。インスリンを使用している患者では計算しても意味がないので算出しない。HOMA-IR=FBS×IRI/405
・HOMA-β:インスリン分泌能の指標。血糖値130mg/dl以上では参考値。40を切っていたらインスリン分泌能は低下していると判断する。インスリンを使用している患者では計算しても意味がないので算出しない。HOMA-β=(IRI×360)/(FBS-63)
・CPRIndex(CPI)=空腹時CPR÷空腹時血糖×100。グルカゴン負荷試験・検査前のデータを使用する。1.2以上は内服薬による治療が可能。0.8以下はインスリン治療が必要。インスリンを使用している患者では計算しても意味がないので算出しない。
・空腹時CPR:基礎インスリン分泌の指標。2-2.5が基準。1を切ればインスリン治療がベター。0.5を切るとインスリン依存状態。
・空腹時IRI:基礎インスリン分泌の指標。5を超えていればまずまず。10を超えるとインスリン抵抗性を疑う。検査手法によりヒトインスリンとインスリンアナログを区別して測るものと区別して測るものがある。
(*)重症低血糖が危惧される薬剤(例:インスリン、SU薬、グリニド薬など)
「チクナイン(顆粒、錠剤)」の飲み合わせ・併用に該当するQ&A
また「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」という漢方薬も咳に効果を示し、薬局やドラッグストアでも入手しやすいです。
他の一般用医薬品(市販薬)と併用していいですか? 前の10件; 次の10件
気管支炎・気管支喘息では気道に炎症が起こり、刺激に対して敏感な状態です。そのため、激しい咳込みが起こることがあります。この激しい咳込みに対しても麦門冬湯は効果が期待できます。
また、咳感受性が亢進している(咳過敏症)の気管支喘息患者に対して、麦門冬湯を2ヶ月以上服用した結果、76%の患者に咳感受性の低下が認められたとの報告があります。
飲み薬のステロイドと違って全身への副作用は大きな心配ありません ..
なお、漢方薬が効く時間について、麦門冬湯を含めこれらの薬は体質が合えば数時間以内などすぐに効果を表すようになります。即効性がなければ風邪に対してこれらの薬を飲むことはないため、基本的にはすぐ効く薬だと考えるといいです。
咳喘息 | 姫路市の内科・呼吸器科・AGA・禁煙外来 田中クリニック
麦門冬湯は具体的にどのような症状の時に使用できるのでしょうか。症状別に詳しく解説いたします。
薬が多いですが飲み合わせは大丈夫かとかも気になります。 よろしくお願い ..
こちらでは、咳が出る時にどの漢方薬を選べば良いのか、麦門冬湯と類似処方との違いを解説します。
ムコダイン、モンテルカスト、ビラノアを服用中。喉が痛く、一般用医薬品のパブロンゴールドAを飲みたいが、飲み合わせは問題ないか? ..
舌の表面が乾いており、乾燥肌による肌荒れやドライアイ(目の渇き)などがある人の口臭・味覚障害では、体にうるおいを与える麦門冬湯が適しています。
8.3 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する
麦門冬湯は肺を潤す作用があるため、同じ咳・クシャミであっても、水分が多いのか乾いているのかなど、その様子によって活用される漢方薬が違ってきます。
フェキソフェナジン塩酸塩(アレグラR️)に飲み合わせの悪いものはありますか?」に関する現役医師の回答がご覧になれます。
乳児・幼児を含め何歳からでも麦門冬湯を服用でき、妊婦であっても胎児に影響がないことからも、授乳中に麦門冬湯を服用しても問題ないことがわかります。
アレグラFX(成分:フェキソフェナジン)や、クラリチンEX(ロラタジン)も ..
風邪のあと3週間以上咳が続いている成人患者27例に対して麦門冬湯+β2刺激剤服用群とβ2刺激剤単独服用群に分けて、咳の強さと時間帯、咳の強さと頻度、睡眠状態を比較しました。結果、投与後4〜5日後に麦門冬湯群が有意に鎮咳効果を示したという報告があります。
なんということのない川と松の木と、冬の日の乾いた空気。海に近い片瀬の ..
また、授乳中の方も問題なく麦門冬湯を服用できます。咳止めとして麦門冬湯を飲んでも新生児(赤ちゃん)に影響が出ることはないため、授乳中であっても問題なく母乳育児を行うことができます。
アレグラとパブロンは併用できる?飲み合わせに問題ない薬はコレ!
風邪や気管支喘息などに用いられることから、麦門冬湯は西洋薬との併用も多いです。こうしたときは飲み合わせなどが心配になりますが、例えば以下のような風邪薬、頭痛薬、抗アレルギー薬、胃薬などと併用しても問題ありません。
湯が飲みやすいです。 またよかったら、 ゆるゆると更新していきますので ..
小青竜湯と病院で処方されるただし、市販の咳止めの中には気管支拡張成分(例: dl-メチルエフェドリンなど)が含まれているものもあり、これらと小青竜湯に含まれる麻黄との併用には注意が必要です。市販の咳止めを選ぶ際には、薬剤師や登録販売者に相談することをおすすめします。
吸入ステロイド、メプチン、キプレス、アレグラとか一通りの薬はやってるけど治らない。 ..
妊娠初期での催奇形性を含め胎児に影響はなく、多くの妊婦が麦門冬湯を服用しています。流産などの危険性もなく、臨月妊婦を含めて安全性の高い薬だといえます。
普段から飲み合わせの質問よくやるから全然いいと思う 困った時は小 ..
風邪のあとの咳症状に対して、麦門冬湯群とデキストロメトルファン(中枢性鎮咳薬)群に分けて比較したところ、麦門冬湯群(13例)、デキストロメトルファン群(12例)ともに投与後7日目には有意に咳の抑制効果がみられました。特に麦門冬湯群では、早期に効果が認められたという報告があります。
小青竜湯×鼻炎薬の飲み合わせ 鼻炎薬のうち、アレグラやクラリチンなどは併用しても問題ありません。
オピオイドによる嘔気は3割に出現し1,2週間で改善する。
・嘔気時はオピオイド変更の検討、高Ca血症、AXRでイレウス、頭部CTで脳転移チェック。
内服困難な時:
①アンペック坐薬(モルヒネ)
・アンペック坐薬10mg 2錠分2→フェントステープに変更も可。
・アンペック坐薬10mg 1錠 疼痛時 3時間あけて呼吸状態見ながら
→イーフェンバッカルに変更も可。
②モルヒネ
・モルヒネ塩酸塩10mg/1ml 5A
生食45ml
1ml/hr(24mg/日)
・疼痛時は1時間分を早送りし、呼吸数10回以上なら30分あけて再投与。
例)フェントステープ6mgをモルヒネ60mg/日に変更する場合
フェントステープ6mgの力価はモルヒネ静注60mgだが、フェントステープの血中濃度は12-18hrほど残存するため、フェントステープを剥がして12時間後に力価の1/4-1/3のモルヒネ量(15-20mg)で開始する。
もしくは、
①フェントステープ6mgを3mgに変更
②6hr後にモルヒネ15mg/日で開始
③さらに12hr後にモルヒネ30mg/日にアップ
④フェントステープをなくして6hr後にモルヒネ45mg/日にアップ
⑤さらに12hr後にモルヒネ60mg/日にアップ
オピオイドの切り替え方法について:
・モルヒネ経口からパッチは:貼ったときに1回併用(1日2~3回製剤)
・オピオイド注射からパッチは:パッチ貼付後の12時間後にOFF、または6時間後に半量、12時間後にOFF
・オピオイド注射からモルヒネ経口は:モルヒネ経口服用1時間後にOFF
・パッチからオピオイド注射は:パッチ剥離後6時間後に半量で開始し12時間後に全量。ただし、痛みが強い場にはパッチ剥離時に半量で開始し6時間後に全量にする
不穏時/せん妄:
・ドルミカム10mg/2ml+生食100mlを4ml/hr(2セットを8ml/hr)で落ち着くまで投与。
呼吸困難時:
・オプソ(モルヒネ内服液)5mg 0.5~1包内服
・モルヒネ塩酸塩2mg/2ml皮下注
cf)気道狭窄、SVC症候群、胸水、心不全、貧血ないかチェックする。外気の入れ替え、うちわ、匂いのきつい食べ物を避けるetc。
気持ちのつらさ:
ソラナックスを1週間投与しても無効な時:
・レクサプロ(エスタシロプラム/SSRI)10mg1錠分1夕食後 嘔気の副作用あり
・サインバルタ(デュロキセチン/SNRI)20mg1錠分1朝食後、2錠まで増量可能
SSRI/SNRI使用も無効な時は精神科コンサルト
cf)リフレックスは副作用も少なく、マイルドな効果なので、内科入院中のうつ状態に使いやすい。
cf)「1日中気持ちが落ち込む」「今まで好きだったことが楽しめなくなった」どれかが当てはまるなら治療開始。
骨転移の疼痛:
・ゾメタ(ゾレドロン酸)4mg/5ml+生食100ml点滴を4週間毎
cf)・整形外科、放射線科コンサルト。コルセットの着用など。
・麻薬にロキソニン60mg3T/3x追加も可能。
・大腿部痛は大腿骨転移か、腰椎転移の神経根症状か、DVTか。
注)
・オピオイドとNSAIDsの併用は当然可能。
・疼痛が強い場合はWHO除痛ラダー第3段階の薬剤から開始してもよい。
・モルヒネは腎障害時には減量する(代謝産物のM-6-Gに薬理活性があるため)。
・フェントステープやデュアロテップパッチは剃毛してから使用してはならない!血中濃度が急上昇する。
・フェントステープの上限はなし。
・フェントステープの増量は2日あけて行う。1mg→2mg→4mg→6mg→8mg。
・フェントステープ1mg,2mg,4mg,6mg,8mgに対して、レスキューとしてアンペック坐薬5mg,5mg,10mg,20mg,20mg/回を使う(もしくはイーフェンバッカルでも良い)。
・力価:
経口モルヒネ 60mg/日
=モルヒネ坐薬 40mg/日
=オキシコンチン 40mg/日
=フェントステープ 2mg/日
=デュロテップパッチ 4.2mg/日
=レペタン坐薬 1.2mg/日
=モルヒネ静注 30mg/日
=フェンタニル静注 0.6mg/日
注)腎機能障害時の容量調節
・モルヒネ:GFR>50:75-100%,GFR10-50:25-50%,GFR
・オキシコドン:GFR>50:100%,GFR10-50:50%,GFR
・フェンタニル:GFR>50:100%,GFR10-50:75-100%,GFR
・メサドン:GFR>50:100%,GFR10-50:100%,GFR
・トラマドール:GFR>50:100%,GFR10-50:50%,GFR
・タペンタドール:GFR>50:100%,GFR10-50:75-100%,GFR
cf)透析時:GFR<10mL/分を参考に投与量を決める
・モルヒネ:使用を推奨しない。
・オキシコドン:投与量を調節して使用。血液透析中、一過性に血中濃度が低下、疼痛出現あり。血液透析前に少量のオキシコドンを追加する。
・フェンタニル:投与量を調節して使用。血液透析では血中濃度は低下しない。透析膜の種類により低下する場合がある。
・メサドン:投与量を調節して使用。血液透析では血中濃度は低下しない。透析膜の種類により低下する場合がある。
・タペンタドール:投与量を調節して使用。血液透析で一過性に血中濃度が低下する。
・トラマドール:使用を推奨しない。血液透析で一過性に血中濃度が低下する。活性代謝物のO-デスメチルトラマドールの血液透析時の薬物動態は不明なため血液透析時の投与は避けた方が望ましい。
・コデイン:使用を推奨しない。
注)化学療法時の食事
・生もの、生野菜、マヨネーズ(自分で開封したものは可)、はちみつ、カスタードクリーム、ホイップクリーム、明太子
・免疫抑制剤の薬効に影響するもの:グレープフルーツ、スウィーティー、文旦、ざぼん、八朔、バンペイユ、ルイボスティー、セイヨウオトギリソウ(=セント・ジョーンズ・ワート)ハーブの一種etc。
cf)
・嘔気、嘔吐:シスプラチン、シクロホスファミド、ダカルバシン、イリノテカンなど嘔気、嘔吐にはプリンペラン無効ならアプレピタント80mgを2〜3日投与、無効ならデキサメタゾン8mgを2〜3日投与する。
・皮膚障害:フッ化ピリミジン系やキナーゼ阻害薬は手足の異常感覚や紅斑、水疱、潰瘍を生じやすく、抗EGRF抗体薬は顔面、体幹にざ瘡を生じるので尿素含んだウレパールやヒルドイド、ビタミンA,E含んだユベラで予防し、生じた場合はmediamクラスのロコイド(顔面はmediamから始める)、strongのリンデロンV、very strongのアンテベートを使う。感染ありそうならアクチアム軟膏やダラシン軟膏、ミノマイシン内服を併用する。
・間質性肺炎:咳、空咳、息苦しさ、熱があれば考えてKL-6を測定する。自然軽快することが多い。ゲフィニチブ、エルロチニブ、エベロリムスなど分子標的薬で多い。
・末梢神経障害:手足の痛みや筋力低下、起立性低血圧など末梢神経障害はタキサン系、ビンカアルカロイド、シスプラチン、ボルテゾミブで起きやすい。疼痛にはデュロキセチン、オキシコドン、ロキソニン、異常感覚は靴下手袋、マッサージ、ストレッチが有効。ケモしてない時の手足の痛みはPMRかもしれない。
・HBV再活性化:ステロイド含むケモ中にはB型肝炎の再活性化に注意する。s抗原陽性ならケモが始まる前から核酸アナログを開始する。s抗原が陰性でもs抗体またはc抗体が陽性ならHBVDNAを測定し、2.1log copies/ml以上なら核酸アナログ開始、2.1以下なら1〜3ヶ月毎に測定する。
・脊髄圧迫:頚部痛や背部痛、腰痛あれば骨転移による脊髄圧迫を疑い、全脊椎MRIを。デキサメタゾン10mg投与後、4mgを1日4回からから開始し、1日1回に漸減していく。対麻痺や不全麻痺ある場合はデキサメタゾン96mg/日を3日ごとに半減していく。
・SVC症候群:顔面浮腫や両上肢浮腫、嚥下困難あればSVC症候群を疑い、胸部レントゲンや造影CTやMRIをする。
・腫瘍崩壊症候群:ケモ開始後に倦怠感、嘔吐、痙攣、不整脈をきたし、尿酸8mg/dl以上、K6mEq/L以上、リン6.5mg/dl以上、Ca7mg/dl以上(もしくは基礎値から25%以上の上昇)のうち2項目以上満たせば疑い、2-3L/m2/日の生食輸液とアロプリノール200-300mg分3を投与する。
・高Ca血症:食欲不振、便秘、嘔吐、多飲多尿、筋力低下、意識障害あれば高Ca血症疑い、12mg/dl超えてれば200-300ml/hrで生食輸液し、ビスホスホネートを開始する。
このとき、麦門冬湯の小児薬用量としては以下のようになります。
※抗ヒスタミン薬では眠気の副作用があるものの、麦門冬湯を服用して眠くなることはありません。