反対に焦燥感が強くなってじっとしていられず無目的に歩き回るようになることも ..


当院でも来院される多くの方が不安の症状をお持ちです。「不安」が高まることで「焦燥」というそわそわ感からじっとしていることが難しくなる場合や二次的に「抑うつ」、つまり気分の落ち込みを来し食欲不振や不眠を招くなど多彩な症状に発展していくことがあります。


代表的な症状として振戦・ミオクローヌス、発熱、発汗、不安・焦燥感がみられます2)、(図1)。 ..

アクチベーションーシンドロームとは、SSRIの服用後に出る可能性があるとされる中枢神経刺激症状のことです。 抗うつ薬が受容体を過剰に刺激して、逆に不安焦燥感、衝動性、不眠、自殺企図などが増悪してしまうことがあります。
「抗うつ薬を服用中の患者さんに、自殺が起きやすくなるのではないか」と、最近ちまたで盛んにいわれています。 また、「うつ病とみなされているかくれ躁うつ病の患者さんにこそ起きやすいのではないか」、という指摘もあります。 したがって、ここでもうつ病と躁うつ病の鑑別が大事だということがおわかりになると思います。
ただし、このアクチベーションーシンドロームは、なりやすい人となりにくい人、症状の程度差もあり、個人差があるようです。 必ずしも、抗うつ薬、とくにSSRIなどの第2世代の抗うつ薬が不安焦燥感を増悪させ、特別に自殺を増やすとはいいきれないと思います。 ただし、先述した新しい抗うつ薬NaSSAのミルタザピン(リフレックスなど)は、不安・焦燥および消化器症状(下痢や嘔吐)、性機能障害といった、これまでSSRIでよく見られた副作用があまり出ず、抗うつ作用を増強するとされています。
この理屈からいうと、NaSSAはアクチベーションーシンドロームを起こしにくいということになるでしょう。

大学生のころ、うつで精神科にかかりウツ病の診断され抗ウツ剤を投与されていた。中学生のころから、肩こり、頚こり、頭痛はあった。その後、転居したが全く意欲が出なくなり、気が滅入って、いつも不安感がありイライラして焦燥感がつきまとって、メンタルクリニックで抗うつ剤の投与をうけていたが体がだるく、肩がこって、頚もこって、頭が痛かった。光がまぶしいのでサングラスをかけていた。

レクサプロを飲むとかえって焦燥感が増して鬱や不安感が強くなることはあるでしょうか

1 頭が痛い、頭が重い。
2 頚が痛い、頚が張る。
3 肩がこる。
5 ふらっとする。
6 歩いていたり、立っている時なんとなく不安定。
7 吐気がある。
8 夜寝つきが悪い。目覚めることが多い。
9 血圧が不安定である。
10 暖かいところに長時間おれない。体温の調節異常。
13 目が見えにくい。像がぼやける。
14 目が疲れやすい、または痛い。
15 まぶしい、又は目を開けていられない。
16 目が乾燥する。
20 すぐ横になりたくなる。
21 疲れやすい。
22 何もする気が起きない。意欲がない。
23 天気が悪い日やその前日、調子が悪い。
24 気分が落ち込む。気が滅入りそうだ。
25 集中力が低下して、1つのことに集中できない。
26 わけもなく不安だ。
27 イライラして焦燥感がある。
29 頭がのぼせる。手足が冷たい。しびれる。

2 頚が痛い、頚が張る。
3 肩がこる。
6 歩いていたり、立っている時なんとなく不安定。
9 血圧が不安定である。
10 暖かいところに長時間おれない。体温の調節異常。
13 目が見えにくい。像がぼやける。
14 目が疲れやすい、または痛い。
15 まぶしい、又は目を開けていられない。
16 目が乾燥する。
18 微熱がでる。
20 すぐ横になりたくなる。
21 疲れやすい。
22 何もする気が起きない。意欲がない。
23 天気が悪い日やその前日、調子が悪い。
24 気分が落ち込む。気が滅入りそうだ。
25 集中力が低下して、1つのことに集中できない。
26 わけもなく不安だ。
27 イライラして焦燥感がある。
29 頭がのぼせる。手足が冷たい。しびれる。

自分としては、不安というよりかは、焦り感というか焦燥感があります。

主な副作用としては、吐き気、食欲不振、振戦、甲状腺機能異常、腎障害、口渇、眩暈、眠気、言語障害、頭痛、不眠、知覚異常、記憶障害、焦燥感があります。

気分障害の不安や不快気分(いらいらなど)を和らげるのに良く使われるお薬です。ベンゾジアゼピン系抗不安薬(デパス、ソラナックス、ワイパックス、レキソタンなど)が代表的な薬です。安全性が高くて、比較的即効性で良く効くのですが、依存性があるので注意を要します。すなわち毎日連用すると、効きにくくなり、量が増えて、その状態で急に中断すると、不安や不眠、イライラや焦燥感などの禁断症状が出ることです。
そのために患者さんは抗不安薬を急に止めると、禁断症状としての不安や焦燥感が出現して、病気がまだ治っていないと思い、また服用を続けざるをえない状態になります。使う場合は、頓服として投与したり、必要最小限にしたり、充分効果が出た後は、徐々に減らすべきです。
その他、タンドスピロン(セディール)や抗ヒスタミン作用のあるアタラックスも抗不安薬として使われます。
また睡眠導入剤として広く使われている薬(アモバン、マイスリー、ロヒプノール、ハルシオン、ベンザリン、レンドルミンなど)も同じような構造式を持った同じ仲間の薬です。

動過多に加え、強い不安焦燥感や内的不隠という精神症状を有しているこ

日本でもSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬Selective Serotonin Reuptake Inhibitors)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬Serotonin & Norepinephrine Reuptake Inhibitors)と言われる、新しいタイプの抗うつ薬が一般的に使われるようになりました。これらは、セロトニンという脳の中の物質を調整する作用を持っています。世界中で多数の種類のSSRIが発売されていますが、現在、日本ではフルボキサミン(商品名ルボックス、デプロメール、2005年10月に社交不安障害SADへの使用が、日本で初めて承認されました)、パロキセチン(商品名パキシル、これも社交不安障害SADの適応を持っています)、セルトラリン(商品名ジェイゾロフト)、エスシタロプラム(商品名レクサプロ)、デュロキセチン(商品名サインバルタ)などの薬剤が服用可能です。いずれの薬も海外雑誌に、その有効性が報告されております。量については、うつ病の人に対する時より多めの薬が必要なようです。その他、ベンラファキシン(商品名、エフェクサー、日本未発売)といった他の薬でも有効性が報告されておりますが、日本では発売されておらず、使用できません。ただ、従来の抗うつ薬の多くは、社交不安障害SAD治療には無効です。いままで、抗うつ薬を服用したことがあるが、効果がなかっとしても、薬物療法は効果がないと決めつけずに、よく相談してください。

2 頚が痛い、頚が張る。
3 肩がこる。
6 歩いていたり、立っている時なんとなく不安定。
13 目が見えにくい。像がぼやける。
14 目が疲れやすい、または痛い。
15 まぶしい、又は目を開けていられない。
16 目が乾燥する。
20 すぐ横になりたくなる。
21 疲れやすい。
22 何もする気が起きない。意欲がない。
23 天気が悪い日やその前日、調子が悪い。
24 気分が落ち込む。気が滅入りそうだ。
25 集中力が低下して、1つのことに集中できない。
26 わけもなく不安だ。
27 イライラして焦燥感がある。
29 頭がのぼせる。手足が冷たい。しびれる。


5 つ以上で「うつ」確定です。 「毎日僕ねむれない(不眠) やるせない(焦燥感) ..

2011年の時点で、日本で使える抗うつ薬は16種類あります。
そのうち、うつ病での使用頻度が圧倒的に高いのがSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)です。 パロキセチン(パキシル)、フルボキサミン(ルボックス、デプロメール)、セルトラリン(ジェイゾロフト)があります。 さらにSNRI(セロトニンーノルアドレナリン再取り込み阻害薬)として、ミルナシプラン(トレドミン)があります。
それに続くのが、旧世代の三環系抗うつ薬であるアミトリプチリン(トリプタノール)など、そして四環系のミアンセリン(テトラミドなど)や、それとは機序の異なるスルピリド(ドグマチールなど)です。 SSRIやSNRIは、セロトニンや、ノルアドレナリンのトランスポーターというポンプをブロックして、神経と神経の間のセロトニン、ノルアドレナリンを増やすことで、セロトニン5-HTIA受容体を刺激して、うつを改善します。
ただし、患者さんによっては、これらの薬がセロトニン受容体を過剰に刺激しすぎることがあるため、セロトニン症候群(下痢や吐き気、硬直・けいれん、興奮・錯乱など)という副作用を起すこともあります。 セロトニン5-HT3受容体は、下痢や吐き気などの消化器症状、5-HT2C受容体は不安焦燥感の増悪、5-HT2A受容体は性機能不全に関係するといわれています。 また、うつ病の患者さんがSSRIを飲むのを急に止めたり飲み忘れたりしたときも、下痢や吐き気、めまいといった中断症候群が出ることがあります。

その症状のひとつに衝動を制御することの障害で、焦燥感や自殺したい気持ちにさせられてしまう病気なんで、治療が必要なんです。 抗うつ薬

2 頚が痛い、頚が張る。
3 肩がこる。
6 歩いていたり、立っている時なんとなく不安定。
13 目が見えにくい。像がぼやける。
14 目が疲れやすい、または痛い。
15 まぶしい、又は目を開けていられない。
16 目が乾燥する。
20 すぐ横になりたくなる。
21 疲れやすい。
26 わけもなく不安だ。
27 イライラして焦燥感がある。

投与されていたエビリファイの副作用として、焦燥感を伴う行為心迫、静座不能 ..

うつ病の症状の中心は抑うつ気分で、精神的なエネルギーが極端に低下し、ひどく憂うつな気持ちが続き日常生活に支障をきたしている状態です。憂うつ感とともに、何に対しても興味が持てない、喜びを感じないという興味や喜びの喪失、意欲の低下、焦燥感や罪悪感などの精神症状がみられます。さらに、多くの患者さんで精神症状に加えて睡眠障害や食欲低下、倦怠感、易疲労感など様々な身体症状や、周囲からみてわかる変化が出現します(表1)。

あくび、不眠症、体位性めまい、感覚鈍麻、易刺激性(いらいら感、焦燥).

10数年前より「会社に行くのが辛い」「起きられない」と抑うつ気分に悩み続けていた40歳の女性。初診時にドグマチール、デパスの処方を受けたが、昼夜逆転や意欲低下も認められるようになり、途中からはリタリン(注:現在はうつ症状には処方不可となっている)の追加投与を受けていた。しかし、「生きているのが嫌」「死にたい」と症状は悪化し、アルコールを多飲したり、薬物を規定以上に服薬してしまうこともあった。その後、トレドミン、パキシルなどの抗うつ薬や抗不安薬・睡眠導入剤などを多剤併用するようになったが、一向に改善が見られない状況が続き、ちょうど1年ほど前に私が担当となった。
あらためて話を伺うと、「人との距離が取れない」とのこと。社会適応がうまくいかないために前述の症状が出ている可能性が考えられたため、薬物療法のみでなく認知行動療法(「認知」や「行動」上の問題点を明確化しそれを修正することで、適応力を高めていく治療法)を導入した。3か月経過した頃に話を聞くと「認知行動療法で話すと少しは楽。でも薬は効いているのか分からないので、最近はあまり飲んでいない。」とのことだった。そして精神面が安定を見せ始めた一方で、「今は(精神面よりむしろ)体の症状の方が辛い」とのお話が出た。具体的には、むくみ、頭が重い、下痢に悩んでいるという。さらには、今まで内服していた睡眠導入剤のマイスリーのせいか、夜間に知らないうちに電話をかけているといった夢遊症状が出現していた。私は、思い切って今までの薬を全て中止し、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)とアナフラニール1錠のみを使うこととした。
すると2週間後の再診で、「朝の気分が良くなった。生活サイクルが良くなった」と言う。職場での自分の存在価値に悩みを抱いている時であったが、認知行動療法と漢方薬を併用するようになってからは気持ちが落ち着いたようで、1か月後にはなんと転職を果たした。認知療法を自ら中止。その2か月後には「うつは治った感じ。すごく楽」と笑顔を見せるまでになった。仕事もきちんと続けている。「時々落ち込むことはあるけれど、それを自分でコントロールできるようになった。納得できない内容の仕事があっても、発想を切り替えてやり続けることができるようになった」と清々しい顔で話をしてくれる。10年以上もうつ症状に悩み、アルコール多飲、過量服薬までしていた患者さんとはとても思えない。
今回のケースは、西洋薬だけの治療から、認知行動療法と漢方薬に変更することでうまくいった例である。まずは認知行動療法で気持ちにゆとりを持つことができるようになり、次に体の症状改善に焦点をあてた漢方薬を使用。その結果、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠導入剤などを多数内服していた患者さんが、漢方薬と最少量の抗うつ薬で自覚的に「うつが治った」と感じることができるようになった。
本来、抗うつ薬は不安や焦燥感を取り除くために処方する薬である。ところが、逆にそれらを煽ってしまうアクチべーション・シンドロームが認められたり、倦怠感が見られたり、ときには睡眠導入剤(特にマイスリーなど短時間作用型)で夢遊症状が出現することがある。そのため処方後も丁寧な問診を続けることが重要である。一方で、認知行動療法と漢方薬であれば、体への負担は少なく、妙な副作用の出現もほとんどない。さらに、精神科薬に対してマイナスイメージを持つ患者さんにも受け容れられやすい。
この患者さんは、体の症状が改善されたことで気持ちも安定してプラス思考となり、仕事をうまくこなせるようになった。このように「体と心は一体」であることを、特に女性の患者さんでは感じることが多い。抗うつ薬ばかりに頼るのではなく、漢方薬で体の症状を改善してみることで全体的な調子が上向き、結果として精神科薬を減量できるようになることは珍しくない。

(5) 精神運動機能の障害(強い焦燥感あるいは逆に精神運動機能の停止) ..

脳の中では、情報を伝達するためにさまざまな神経伝達物質が働いています。そのうちセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンはモノアミンといわれ、セロトニンは不安や緊張、焦燥感、ノルアドレナリンは意欲の低下や興味の消失、ドパミンは食欲や気力、悲しみの喪失などに関連するとされます。これらの減少やバランスの崩れにより、神経伝達物質をうまく伝達できない細胞障害が起こって、うつ症状を呈するなどと考えられています。

急に中止すると不都合な症状(不安、焦燥、興奮、めまい、錯感覚、頭痛、吐き気 ..

その他に、一般に精神安定剤といわれる薬(多くはベンゾジアゼピン系と言われる薬。例えば、デパス®、りーぜ®、ソラナックス®、コンスタン®、ワイパックス®、セパゾン®、エナデール®、セルシン®、ホリゾン®、メイラックス®、ランドセン®、リボトリール®その他)は大変、安全性が高く、効果が早く、不安感や焦燥感を和らげるのに確実な効果があります。そして、SSRI、SNRIの効果が出るのに数ヶ月は必要なのと大きく異なります。しかし、アルコールのように(多くの社交不安の人が不安軽減のためにアルコールを飲んでいますが)、依存(癖になってしまうこと)を起こす可能性があります。本院では、できるだけ依存を起こさないようにロフラゼブ酸エチル、クロナゼパムなど超長時間型、長時間型を中心に使用します。不安なときだけ服用するなど、服用の仕方を工夫すると安全で、良い薬です。良く相談して、服用していきましょう。

抗コリン作用によって,焦燥感があり落ち着かない患者さんに対して静穏 ..

このような多彩な症状を呈するうつ病の診断には、世界的にアメリカ精神医学会の「精神疾患の診断・統計マニュアル第5版(DSM-5)」の診断基準が用いられるようになってきています。まず、「抑うつと気分」または「意欲・興味の低下」の2項目のいずれかひとつ以上に当てはまり、「食欲低下(または増進)」、「不眠(または傾眠)」、「焦燥感あるいは制止(行動の低下)」、「倦怠感」、「自責感」、「集中力低下・決断困難」、「自殺念慮」の7項目のうちの3~4つが当てはまる場合、うつ病の可能性が疑われます(図1)。抑うつを呈する類似疾患として双極性障害がありますが、うつ病は抑うつエピソードだけを呈するのに対し、双極性障害は抑うつエピソードだけでなく、反対に元気があり過ぎる躁エピソードの両方を呈する疾患です。

低血圧(脱力感、めまい、ふらつき、立ちくらみ、意識の消失)、頻脈(動悸、

最近用いられることが多い抗うつ薬はSSRIとSNRIです。SSRIはセロトニンの働きを強くする作用をもち、パロキセチン(パキシル)、フルボキサミン(デプロメール (R)、ルボックス (R))、セルトラリン(ジェイゾロフト (R))、エスシタロプラム(レクサプロ (R))が発売されています。三環系抗うつ薬に比べ顕在化する副作用が少なく、うつ病治療の主流になっています。うつ病以外にも強迫性障害や社会不安障害、パニック障害にも用いられています。もっとも、発売当初は副作用が少ないとされましたが、その後、嘔吐や食思不振、薬を増量した際などに下痢や多動、痙攣といったセロトニン症候群が現れる症例が増え、注意が呼びかけられています。とりわけ、薬を始めた当初に起こりやすいアクチベーション症候群は、不安や焦燥が強まって自殺行動が高まることもあるため注意が必要です。

レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

①吐き気やおう吐、食欲不振といった消化器症状
②発汗や火照り、いつもより暑く感じるといった自律神経系の変化
③寝にくくなったり悪夢を見たりする
④めまいやくらくら感、ふらつき
⑤手の震えや脚のムズムズ、話しにくい等の動作の異常
⑥気分の変動、焦燥不安感、イライラ、困惑などの精神症状
⑦電気ショックを受けたような異常感覚や耳鳴り、音への敏感さなど感覚の変化
⑧疲労感、全身倦怠感、筋肉痛、頭痛といったインフルエンザのような症状