イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。


特に、催奇形性をはじめとする重篤な副作用があることから、安全性への懸念が認可の壁となっていると考えられています。


イソトレチノインは国内では承認されておらず、市販もされていません。

初めての方も安心・安全
ご相談だけでも大歓迎
本当に必要な施術のみ提案

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当院では、イタリアRecordati社のアクネトレント®を処方しています。

例えば、オロナインは第2類医薬品になるので薬局で本物が市販されていますが、未承認のイソトレチノイン(アキュテイン)は見分けることが難しいでしょう。

過去にイソトレチノイン製剤でアレルギーを起こしたことのある方、パラベン・大豆・ピーナッツアレルギーのある方は服用できません。

イソトレチノインはビタミンA誘導体であり、下記の作用があります。

原因は明確になっていませんが、食べ物やストレスなどの体の内部環境、気温や紫外線などの外部環境、毛包虫(demodex folliculorum)などが関与しているといわれています。イソトレチノインは、皮膚下の毛を生成する毛包の環境を整えるため、酒さの原因菌とされる毛包虫を減らすことが可能です。

スピロノラクトンは降圧剤ですが、成人女性のニキビに高い有効性があることが知られています。米国FDAからニキビ治療薬として認可を受けていませんが、中等度以上のニキビに対して海外のガイドラインでも推奨されています。1日50~200mg内服するのが効果的であり、皮脂の分泌を抑える作用もあると報告されています(文献1)。しかし、イソトレチノインに比べて中止後の再発率が高いことからも、皮脂腺の退縮作用があるかどうか明確ではありません。

イソトレチノインはマツキヨを含めた薬局の市販はされていない理由は2つです。

イソトレチノインは軽度なニキビから重度なニキビ跡まで効果が期待できる内服薬です。これまでニキビ治療を行なっても効果が出ず、諦めてしまった方に向いているとされています。

以下の方は「イソトレチノインによるニキビ治療」を受けることができない場合があります。医師にご相談ください。


特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。

イソトレチノインそのものはビタミンAの一種です。服用により、2か月から6か月程度服用してニキビが改善されるケースが多く見られます。

これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。

避妊さえ気をつければ大きな副作用は通常出現しませんので、 重症のニキビでお悩みの方は是非当院にご相談ください。

効果とその後の肌質改善含め、6~9ヶ月内服する方が多くなります。


治療前に、ニキビの状態、これまで受けたニキビ治療の期間や治療内容、ニキビの改善状況などをお伺いします。その上で治療が適応と判断されれば、次回来院時より治療スタートとなります。
イソトレチノイン治療を受けていただく場合、安全に治療を進めるため、事前に血液検査を受けていただきます。

1日20mgから始め、治療効果をみながら40mg増量することもあります。

イソトレチノインを内服している時は、皮膚が日焼けしやすい状態になるため、日焼け止めなどで紫外線対策を万全にしましょう。レーザー治療や光治療も色素沈着の原因となるため控えてください。

イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。

一方、日本では未認可となっています。その理由の一つとして、ニキビが身体的な不調を引き起こす疾患と認識されにくい点があります。多くの場合、「疾病の治療」ではなく「美容目的」と解釈される傾向があるためです。

当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。

中等度のニキビ患者を対象とした研究では、約6ヶ月間にわたり20mg/日のイソトレチノインを投与した結果、98.99%の患者で症状が改善し、そのうち98.3%が劇的な改善を認めるという非常に高い有効率が報告されています

イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。

イソトレチノインには、直接的な抗菌作用はありませんが、皮脂腺を退縮させ、皮脂分泌を大きく減らす作用があります。

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

■20歳の男性。この方はかなり重症でボコボコ赤い盛り上がりが毎日出現。
痛みも伴い、膿疱(ウミ)も多発。
炎症部位の赤みも強く、ノイローゼになっていたケースです。
イソトレチノイン40ミリ内服開始。途中フラクショナルレーザーを追加照射。1年の経過で改善しました。
同時に口周りのほくろ除去も行い(ダイオードレーザー)、かなり印象が変わったと思います。

イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

・1日1回1カプセルを食後に内服します。
(*必ず食後に内服してください。)
・飲み忘れた場合は、次の日にその日の分量のみ内服してください
(*過剰摂取しないように注意してください)
・ニキビの再発抑制効果を得るためには最低でも6か月間内服いただくことをおすすめしております。
・イソトレチノインの開始には事前の血液検査が必要になります。
・内服開始後も定期的に採血が必要です
(*採血料も自費となり1回2,500円ご負担いただきます)。
・女性は月経開始を2、3日確認してから、本剤内服を開始してください。
・女性は内服中ならびに内服終了後最低でも1ヶ月間は避妊してください。
・内服中、内服終了後2ヶ月間は献血をしないでください。
・内服中は日光過敏となる可能性があるため、日焼け止めを使用し、長時間紫外線にあたらないように注意してください。

イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?

イソトレチノインには様々な副作用やリスクがあります。当院では医師から副作用についてシートを用いて説明を行い、定期的な血液検査や尿検査を実施します。

イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。

また内服開始後に好転反応というニキビの一時的な悪化がまれにみられることがあります。

イソトレチノインのアメリカでのガイドラインや、飲み方などをご紹介します。

イソトレチノインはニキビ・ニキビ跡、酒さ、毛穴や皮脂・毛穴のお悩みがある方に向いた治療方法です。

個人輸入や通販でイソトレチノイン(アキュテイン)を購入すると、です。

◆妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、妊娠を希望されている方
◆授乳中の方
イソトレチノインの重大な副作用の一つに、妊娠している女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。
そのため、服薬期間中とその前1カ月と服薬後6カ月間は避妊していただく必要があります。もし妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。
◆15歳未満の方や成長期で身長が伸びている方
◆イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方
◆テトラサイクリン系の薬剤を内服されている方
◆うつ病その他の精神疾患で治療中の方
◆肝機能障害のある方
◆中性脂肪、コレステロールの高い方
◆ビタミンA過剰症の方

イソトレチノインは、特に副作用に注意しながら服用する必要があります。

つまり、過度に免疫が反応してニキビの炎症が悪化するのを防ぐ作用があります 11, 12

イソトレチノインは、以下3つの働きからニキビに効果があるとされています。

海外では保険適用となり病院で処方されるお薬ですが、日本では保険適用外のお薬になります。

イソトレチノイン治療を始める前に知っておきたいことをお話します。

抗生物質の飲み薬、ビタミンA含有のサプリメント、ディフェリンゲル(アダパレンゲル)、ベピオゲルといったニキビ治療用の塗り薬とは併用できません。その他の薬も、副作用のリスクが高まるなどの懸念があるため、併用したい場合は医師に相談してからにしましょう。