一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg


副作用について初診時に医師から説明がありますので、何か不安なことがあれば遠慮なくご相談ください。


一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg

イソトレチノインは肌トラブルを解消してくれる薬剤です。主にニキビや毛穴、皮脂などの悩みにおすすめです。

イソトレチノイン治療中にサリチル酸マクロゴールピーリングを行った患者は、1000人以上いますが、軽微な赤み等を除いて、副作用は出ていません。

イソトレチノインはビタミンA誘導体であり、下記の作用があります。

◆妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、妊娠を希望されている方
◆授乳中の方
イソトレチノインの重大な副作用の一つに、妊娠している女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。
そのため、服薬期間中とその前1カ月と服薬後6カ月間は避妊していただく必要があります。もし妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。
◆15歳未満の方や成長期で身長が伸びている方
イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方
◆テトラサイクリン系の薬剤を内服されている方
◆うつ病その他の精神疾患で治療中の方
◆肝機能障害のある方
◆中性脂肪、コレステロールの高い方
◆ビタミンA過剰症の方

イソトレチノイン治療中は、副作用のリスクを確認するために定期的な通院と検査が必要です。

イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。

イソトレチノインには催奇形性があります。妊娠している方が服用した場合、先天的な障害を持ったお子様が生まれる確率を高めます。
そのため、イソトレチノインを服用する際には必ず避妊が必要です。
同じビタミンAの誘導体製剤で同様の副作用を持つ「チガソン」という乾癬に使用される薬剤がありますが、妊娠検査を行わなかったことで、先天異常症例が報告されております。

米国等で難治性ニキビの治療に使用されている「アキュテイン」(一般名:イソトレチノイン)については、妊娠中の女性が服用した場合に、胎児への催奇形性のおそれがあるため、米国食品医薬品局(FDA)では、インターネットや個人輸入により入手することのないよう、注意喚起を行っています。

しかし、内服薬であることから、副作用が気になる人もいるのではないでしょうか。

・軽症の方や副作用が強い場合は、期間や内服量は個人により変わります。
・難治性や重症の場合、延長することがあります。

イソトレチノインは海外で重症のにきび治療に広く用いられている薬剤で97~98%の患者さんで改善がみられるという報告があります。
イソトレチノインは皮膚のターンオーバーを促進し角質を薄くするとともに、皮脂の分泌を減少させ重症のにきびを改善させます。
通常6ヶ月で1クール終了となります。
効果が非常に高く中止後もリバウンドを起こしにくいといわれています。
重大な副作用を生じることがあるため、リスクを十分に理解できる患者さんにのみ処方いたします。


また、稀ではありますが、以下のような副作用のリスクもあります。

イソトレチノインの副作用はさまざまです。
自己流や誤った服用の仕方をすると危険が伴いますので、必ず確認をしておくことが大切です。

イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。


A.イソトレチノインの副作用としてまれに肝機能異常や腎機能障害、中性脂肪の上昇がみられることがあります。これらの数値は血液検査で見る必要があるため、血液検査を行う必要があります。当院でも、定期的な血液検査を行っています。結果を見て、イソトレチノインの服用を続けるかどうかの判断を行っています。

・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

女性にとっての重大な副作用は、胎児の催奇形性です23 24 26。内服中及び内服中止後6ヶ月間は必ず避妊を行っていただきます。アメリカのiPLEDGEプログラムに準拠した妊娠予防プログラムも重要です14 24 25

イソトレチノインのアメリカでのガイドラインや、飲み方などをご紹介します。


治療を開始してから1ヶ月後、イソトレチノインの効果やニキビの症状を診るため、再診にお越しいただきます。その際、血液検査も行い、副作用の問題がないかしっかりと診察を行います。

イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。

実際に、炎症しているニキビや化膿したニキビが全体に広がっていても、イソトレチノインを服用することで改善したケースがいくつも見られています。

ただし、副作用で1割ほどの方に一過性の赤みが出ることがあります。

副作用が現れた場合には速やかに医師に相談し、適切な対処を受けることで、安全に治療を続けられます。

イソトレチノインの服用期間中に注意するべきことは以下の通りです。

・ イソトレチノインは光感受性を高める可能性があります。光治療中、レーザー治療中、脱毛治療中、レーシック治療(6か月以内)の方は、必ず医師にお知らせください。
・ イソトレチノインは光感受性を高める可能性があるため、服用中の日焼けは厳禁です。UVケアを徹底して行ってください。

イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。

504の外科的治療のうち、2つのケースでケロイドの形成を認めました(グリコール酸ピーリングと複合母斑の高周波焼灼術)。また、紅斑の発生、色素沈着などの副作用の発生率はイソトレチノイン治療を行っていない患者の文献上データと同程度と報告されています。

上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。

5年ほど前からは、トーニングやロングパルスヤグレーザー(Nd:YAGレーザー)などの低出力のレーザーをイソトレチノイン中止後3ヶ月後から開始可能としました。そしてここ数年では、イソトレチノイン治療中に低出力レーザーを併用している症例もありますが、重篤な副作用は一例もありません。

皮膚科でのイソトレチノインでも保険適用外となるため注意が必要です。

妊娠を希望される場合、イソトレチノインの服用終了後、1ヵ月後からであれば薬の影響を受けません。

イソトレチノインの副作用として、胎児に対する重篤な影響があります。

様々な副作用があるため、イソトレチノインの服用は怖いと思う方も多いです。
ですが、どんな副作用があるか知っておくこと、副作用の症状の早期発見で悪化を予防することができます。

ため、イソトレチノインをご検討している方も気軽に服用開始できます。


A.副作用である肌の乾燥により、鼻の粘膜が乾燥し、刺激で血が出る場合がまれにあります。軽度の鼻血ですので、すぐに止まるケースがほとんどです。

正しく服用しなければ、副作用も現れやすくなるため注意が必要です。

イソトレチノインはのリスクがあると言われています。
そのため、
また、です。
もし妊娠した場合には、すぐに服用を中止し医師までご相談ください。

以下では、イソトレチノインの治療期間と服用量について解説します。

■20歳の男性。この方はかなり重症でボコボコ赤い盛り上がりが毎日出現。
痛みも伴い、膿疱(ウミ)も多発。
炎症部位の赤みも強く、ノイローゼになっていたケースです。
イソトレチノイン40ミリ内服開始。途中フラクショナルレーザーを追加照射。1年の経過で改善しました。
同時に口周りのほくろ除去も行い(ダイオードレーザー)、かなり印象が変わったと思います。

上記のように、イソトレチノインにはさまざまな副作用が確認されています。

183人の患者が登録され、レーザー脱毛(ダイオード、YAGレーザー)、マイクロニードル(ダーマペン等)、CO2レーザー、QスイッチYAGレーザー、ピーリング(グリコール酸、サリチル酸、TCA)、IPL、サブシジョン、皮膚生検、切開、パンチング、歯科治療など504の外科的治療が行われました。183人中、61人が外科的治療前にイソトレチノインを中止し、122人が外科的治療中もイソトレチノインを内服していました。

イソトレチノインの副作用には、頭痛や吐き気などが見られる場合があります。

副作用などの問題がなければ、その後は3ヶ月毎にご来院いただき、診察・血液検査を受けていただきます。

イソトレチノインを服用すると、肝機能が低下することがあります。

イソトレチノインには肝機能障害やコレステロール値上昇の副作用が報告されております。そのため、当院では肝機能を採血でモニタリングしながら処方しております。