男性ホルモン(アンドロゲン)の働きを抑えて女性の大人にきびを改善します ..


①重症/難治性ニキビがうつ症状を増悪させるという報告があり、イソトレチノイン内服治療によりうつ症状が改善する可能性がある


注:男性はこの治療を受けられません。男性の重症ニキビにはイソトレチノイン治療をお勧めします。 治療の流れ

さらに2023年の最新の世界的なコホート研究でも自殺やうつ病のリスクを上昇させないことが報告されました(文献5)。この研究ではイソトレチノイン内服群と抗生剤内服群とを比較し、カプランマイヤー曲線を用いてイソトレチノインを内服した方が自殺率が低くなることが証明されました。ただし、この論文にはいくつかの批判もあります。例えば両群の患者背景(特に精神疾患の重症度)が異なることや観察期間が長すぎるなどバイアスがあると指摘されています(文献6)。これに対してKridinらは、重症ニキビ患者はもともと精神疾患を抱えるリスクが高く、むしろイソトレチノインの安全性を過小評価していると反論しています。また2024年の最新のメタ解析でもイソトレチノインは自殺や精神疾患のリスクを高めることはなく、むしろ治療後2~4年で自殺企図のリスクが低くなると結論づけられています(文献7)。

*男性はホルモン治療の適応がないため、
イソトレチノイン療法を選択頂きます。

アンドロゲンとは、右の図で示すDHEA・アンドロステンジオン・テストステロンなどの男性ホルモンの総称です。

*作用機序も異なりますし、後述する
スピロノラクトンによる生理不順や
無月経が起こり得るため、
低用量ピルとの併用で使用いたします。

海外の研究では思春期の重症ニキビはメンタルに悪影響を及ぼし、生活の質を著しく低下させ、自殺念慮を引き起こす頻度が男性で3倍以上、女性で2倍以上になると報告されました(文献2)。しかし、近年のメタ解析ではイソトレチノイン内服治療によってうつ症状が著明に改善され、うつ病のリスク増加と関連しないことが示されました(文献3)。また、台湾においてイソトレチノイン内服治療患者29,943名を調査したところ、治療期間が長期に及んだり投与量が多くなっても、精神障害を起こすリスクは上昇しなかったと報告されました(文献4)。同じアジア人での研究結果は重要な意味を持つと考えられます。

また、思春期以降のニキビは女性ホルモンと男性ホルモンのバランスの崩れが一因と ..

2ヶ月前から炎症がどんどん強くなり、硬結嚢腫が多発するようになったため、近医では手に負えなくなり、大学病院を紹介されました。しかし、大学病院でも近医と同様の保険治療が行われ、2ヶ月間で変化が認められず、ご両親が当院へ転院を希望し、受診されました。

イソトレチノイン内服治療は、4〜6カ月が基本となります。服用を始めてから、早い方だと1~2カ月で効果を実感する方もいらっしゃいますが、ニキビをしっかりと治しきる為にも処方された分量を飲み切るようにしてください。

女性皮膚科専門医による診療。スピロノラクトンには、抗アンドロゲン作用という男性ホルモンを抑える作用があり、ホルモン ..

塗り薬や飲み薬の効果が不十分な場合や、ぼこぼこした赤みの強い「嚢胞性ざそう」と呼ばれるニキビの場合には、イソトレチノインが成分である「イソトロイン」を処方しています。

・イソトレチノインは皮脂分泌を抑える作用があることから、治療中は皮膚が乾燥しやすくなるので、しっかりと保湿ケアをするようにしてください。口周囲なども乾燥しやすくなるので、リップクリームなどで保湿ケアをしてください。


男性ホルモンは、皮脂の過剰分泌と、毛穴を角化させ毛穴詰まりを引き起こします。その ..

これら4つの塗り薬には共通の副作用があり、使い始めの1ヶ月前後は乾燥したり、かさかさしたり、突っ張ったり、薄く皮膚が剥がれたり、赤くなったりします。継続して使用する事でこれらの副作用が和らいでくると共にニキビのできにくい肌を維持しやすくなります。
ベピオ®、ディフェリン®、エピデュオ®、デュアック®は、ニキビに対して保険適用の塗り薬です。
しかし、完全には保険適用のお薬では抑えきれないため、イソトレチノインやケミカルピーリングやエレクトロポレーションや顔医療脱毛といった保険適用外の治療もしていくのがお勧めです。

そのとき体内では、男性ホルモン(アンドロゲン)とノルアドレナリンが分泌され ..

個人差はありますが、イソトレチノイン治療後もニキビが再発することはあります。
ただ、適切に治療を続けることで、着実にニキビは改善されていきます。難治性ニキビや繰り返しできるニキビは、簡単には治らない症状です。しっかりとニキビを治していくためは、焦らず治療を続けていくことが大切です。

成長ホルモンの影響、男性ホルモンの影響、ストレスや、黄体ホルモンの影響などで ..

当院で行っているホルモン療法は、大人ニキビ特有の原因や症状に着目し、婦人科・皮膚科・内科の総合的な領域から効果的にニキビを改善させていくオリジナルの治療です。

女性の場合、多嚢胞性卵巣症候群などの男性ホルモンが増加する疾患が隠れて ..

子宮頸癌になり易い? あれは一種のインフルエンザやイボと同じウィルスの感染症(性行為感染症!)だから、全然ピルの服用と関係ないのよねぇ‥。濡れ衣! 子宮頚癌の罹患率が上がるのは、単に、完璧に避妊出来てると思うから、生でやっちゃう所為なの。貴女のHを見直して下さい!!

男性ホルモンの作用による脂腺(皮脂を出す毛穴の横にある場所)の異常な増殖 ..

デメリットは、再発率が高いことと、稀ですが、血栓症のリスクや乳癌、子宮頸がんのリスクなども注意しなければなりません。

男性ホルモンは、男性らしい活力を養い、たくましい筋肉や骨格を ..

乳癌はホルモン依存性の癌だから、ある意味、HISAKO的には可能性は否定出来ないとは思うけど、統計的には特にリスクが上がった、つまり有意差は認められないのよね、低用量のピルを飲んでた人と飲んでない人とでは、全く。だから、両刃の剣である子宮体癌や根治が難しいとされる卵巣癌が、ピルの服用で却ってリスクを軽減出来るのなら、寧ろお得感があるのよねぇ。どう思います?

い男性ホルモン、すなわちテストステロンとジヒドロテストステロンに

元々利尿薬として処方されている薬です。男性ホルモンを抑える作用があるので、ニキビにも効果があります。

ピルに含まれる女性ホルモンがにきびの原因となる男性ホルモンのはたらきを抑えるからです。

ホルモン治療のメリットとしては、副作用が比較的少ないことに加え、生理痛が軽くなり、規則正しく生理(出血)が来るため、PMSや生理不順がある方、PCOs(多嚢胞性卵巣症候群)の患者さんも使いやすいことです。

男性ホルモンを抑えることで皮脂分泌を抑えるはたらきがあります。

1982年~2000年までの間にイソトレチノイン内服治療を受けた患者で431例のうつ病、自殺/自殺企図/自殺念慮があったことを米国FDAが報告しました(文献1)。このうち実際の自殺者は37名(男性31名、女性6名)、年齢の中央値17歳で若い男性に多かったことが報告されています。米国FDAは警告を発し、1998年より添付文書に精神疾患がある場合は慎重に投与すべきと記載されるようになりました。しかし、イソトレチノイン内服治療と精神疾患との因果関係は不明な点が多く、今日まで多くの論争があります。

※当院では難治性ニキビに対するイソトレチノイン内服やニキビ跡(ニキビ痕)の ..

血栓症のリスクは、統計上、最初の年だけは何故か3.4人/1万人(通常は、1人/1万人)に跳ね上がりますが、それ以降はメキメキと減少して、並みか寧ろ若干低めのレベルに落ち着きます。だから、3拍子揃ってさえいなければ、ピルを飲んで血栓症になったらどうしようなんて心配する必要はありません。
でも、大事なのは、ピルで血栓症になり易い訳では無い(初年度を除く)が、起こってしまったら、直ちにピルの服用を中止すべきだと言う認識は持っていて下さい。つまり、下記の様な症状が起こったら、即刻ピルを中止し、至急病院に連絡して下さい。 特に、40歳以上は要注意! 若い女の子の血栓の発症率を1とすると、<凝固系遺伝子第Ⅴライデン因子の変異>保因者の相対リスクは、ヘテロで6~8倍、ホモで30倍です。この様な保因者がピルを飲むと、相対リスクはナント80倍に跳ね上がっちゃうんです。ガイドラインでは全ての人が保因子かどうかの検査をする必要はないとされていますが、四十路越えしたら変異の発生頻度が急激に増加するのも事実なのですから、ね。

ニキビ治療薬として、男性ホルモンを抑えるスピロノラクトンや、難治性ニキビへのイソトレチノインなど、自費での内服薬を処方しています。

ニキビは、日本人の9割が経験するポピュラーな皮膚トラブルのため、生理現象の一つとして軽く考えられがちですが、患者様本人にとっては非常に深刻な悩みです。特に美容に気を遣う女性にとっては、外見上はもちろん、心理面への影響も大きく、生活の質(QOL)を低下させてしまう大きな要因になります。

男性ホルモン剤 · 前立腺肥大症 · 抗男性ホルモン剤 · 女性ホルモン剤 · 生理不順 ..

血栓症(ふくらはぎの痛み・むくみ、
手足のしびれ、鋭い胸痛、突然の息切れ、
押しつぶされるような胸の痛み、激しい頭痛、
めまい、失神、目のかすみ舌のもつれなど。
服用をすぐに中止し、
ただちに救急病院を受診してください。)
子宮頸癌(リスクが増加すると言われています。
念のため、定期的な検診をおすすめいたします。)
乳癌(リスク増加はないとされていますが、
ある調査では増加と報告されています。)

ホルモン治療薬(スピロノラクトン) | 錦糸町皮膚科内科クリニック

煙草さえ吸っていなければ、低用量のピルで心血管系の病気、例えば狭心症とかになり易いなんて事は先ず心配する必要はありません。
35歳以上で、一日に15本以上吸ってたら、ピルは諦めましょう。それ以下でも、喫煙本数が多くなればなる程、婆の愛煙家になればなる程、リスクは鰻登りに上昇します。‥煙草止めますか()? それとも、ピル止めますか?

重症ニキビ・ホルモン治療は足立区五反野駅から徒歩1分の大山皮膚科

内服中に妊娠すると胎児に奇形が生じることや流産や早産のおそれがあります。現在妊娠している方、近いうちに妊娠を希望される方、授乳中の方は、服用できませんのでご注意ください。治療終了後もイソトレチノインの効果が続いているため、服用期間中とその前後1~2カ月は必ず避妊具を用いて避妊してください。(男女共に)