[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..
フォシーガは、米国において、成人2型糖尿病における血糖コントロール改善のための食事および運動療法の補助療法として承認され、また、第Ⅲ相 CVアウトカム試験の結果に基づき、標準治療への追加療法で、成人2型糖尿病における心不全入院および心血管死のリスク低下の適応 *を取得しています 12。また、フォシーガは第Ⅲ相 、第Ⅲ相 試験の結果に基づき、2型糖尿病合併の有無に関わらず、 、および として承認された最初のSGLT2阻害剤です 1,13。
✓ 処方医100人以上のDPP4阻害薬6製品のNPSは、「トラゼンタ」「テネリア」が他4剤(ジャヌビア、エクア、ネシーナ、グラクティ
。SGLT2阻害薬はインスリンが枯渇した1型糖尿病患者さんにも効果が期待できます。尿細管における糖の再吸収を妨げ、インスリン非依存的に血糖降下作用を示すからです。併用によりHbA1cの低下に加えて、インスリン投与量や体重の減少も認められています。
腎臓で血液中へのブドウ糖の再取込みを妨げ、尿の中に血中のブドウ糖を排泄して血糖を下げる薬です。300キロカロリーくらい排泄されます。体重が3kgくらい減るといわれていますが、現実的には、もっと減る人、全然、減らない人がいます。前者は、体重が減りだしてモチベーションが上がり、ダイエットを頑張るようになる人?後者は空腹感が出て、余分に食べてしまう人?なんでしょうか。
尿に糖が排泄されるので膀胱炎・外陰部炎などの尿路感染症や、発疹の副作用があります。ブドプ糖とともに水分も排泄されるため、脱水に注意し、水分摂取を心がける必要があります。
薬物の名称はイプラグリフロジンL-プロリン(スーグラ)・ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物(フォシーガ)・ルセオグリフロジン水和物(ルセフィ)・トホグリフロジン水和物(デベルザ・アプルウェイ)・カナグリフロジン水和物(カナグル)・エンパグリフロジン(ジャディアンス)があります。
【SGLT2阻害薬2剤の比較】<フォシーガ/ジャディアンス>売上
ジャディアンスは、心筋梗塞や心血管の病気による死亡を下げるという結果からSGLT2阻害薬が世界中から注目されるきっかけとなったEMPA-REG OUTCOME試験という研究で用いられた薬剤であることもありシェアを伸ばしていると思われます。
“DAPA Care”は、フォシーガの心血管、腎、臓器保護作用を評価する一連の臨床プログラムです。終了済みおよび進行中の試験を含め35,000例以上の患者さんを対象とする35件以上の第IIb/III相試験から構成されており、フォシーガはこれまでに250万患者年以上に処方されています。またフォシーガは、現在、2型糖尿病合併の有無に関わらず、駆出率が保たれた心不全患者さんを対象として有効性を評価するDELIVER第Ⅲ相試験および急性心筋梗塞(MI)または心臓発作発症後の非2型糖尿病患者さんを対象とした第Ⅲ相DAPA-MI試験が進行中です。DAPA-MI試験は、この種の試験では初めてとなる適応症追加を目的としたレジストリに基づく無作為化比較対照試験です。
フォシーガ®、ジャディアンス®、カナグル®、デベルザ®、ルセフィ ®】
2024年5月順天堂大学の研究チームによって、フォシーガを含むSGLT2阻害薬には老化細胞を除去する効果があると発表されました。
老化細胞は生活習慣病やアルツハイマー病といった、加齢に伴う病気につながる細胞です。
特に、低血糖症状と糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)に注意です。SGLT2阻害薬を併用する場合、インスリン量の調節が欠かせません。単位数を減らさないと効きすぎによる低血糖、単位数を減らしすぎるとDKAを発症しやすくなるからです。絶妙なバランスが求められます。
比較多施設共同二重盲検試験。対象患者をフォシーガ 5mg群、10mg群、プラセボ群に無作為に割付け、治験薬を
まずは適応の違いから。もともと、SGLT2阻害薬は2型糖尿病の治療薬として登場しました。ここは共通点ですね。
【8. 重要な基本的注意】(新設)
本剤の作用機序である尿中グルコース排泄促進作用により、血糖コントロールが良好であっても脂肪酸代謝が亢進し、ケトーシスがあらわれ、ケトアシドーシスに至ることがある。
本剤を含むSGLT2 阻害薬の投与中止後、血漿中半減期から予想されるより長く尿中グルコース排泄及びケトアシドーシスが持続した症例が報告されているため、必要に応じて尿糖を測定するなど観察を十分に行うこと。
SGLT2阻害薬という範疇に属しており、薬剤名はカナグル、デベルザ、ルセフィー、スーグラ、ジャディアンス、フォシーガなどです。 ..
上図は阻害薬を内服した腎臓病患者さん、そうでなかった腎臓病患者さんの腎機能低下の度合を比べた研究なのですが、青色の線の「」と書かれた阻害薬を内服した人達において、最初は少し腎機能の低下がみられるのですが、ヶ月以降逆転し、以降は阻害薬を内服している人の方が腎機能低下の度合がゆるやかになり、腎臓病の進展を食い止めることができていることがわかりました。
SGLT2阻害薬は、日本では2014年から使われている比較的新しい薬です。 尿 ..
。CKDステージ2〜4かつ尿中アルブミンの排泄を認める患者を対象に、ACE阻害薬またはARBとの併用により、プラセボと比較して複合主要評価項目(腎機能の悪化、末期腎不全への進行、心血管死または腎不全により死亡の発生)を低下させる効果(HR0.61;95Cl 0.51-0.72;p
主な副作用は、多尿、頻尿、尿路や陰部の感染症です。 <フォシーガ・カナグル・ジャディアンス・スーグラ・ルセフィ・デベルザ> ..
1). 2型糖尿病。
2). 1型糖尿病。
3). 慢性心不全(ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る)。
4). 慢性腎臓病<末期腎不全又は透析施行中の患者を除く>。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈1型糖尿病、2型糖尿病〉糖尿病で重度腎機能障害のある患者又は糖尿病で透析中の末期腎不全患者では本剤の血糖降下作用が期待できないため、投与しないこと〔8.2、9.2.1参照〕。
5.2. 〈1型糖尿病、2型糖尿病〉糖尿病で中等度腎機能障害のある患者では本剤の血糖降下作用が十分に得られない可能性があるので投与の必要性を慎重に判断すること〔8.2、9.2.2、16.6.1、17.1.1参照〕。
5.3. 〈1型糖尿病、2型糖尿病〉本剤の適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行った上で効果が不十分な場合に限り考慮すること。
5.4. 〈1型糖尿病〉本剤の適用はあらかじめ適切なインスリン治療を十分に行った上で、血糖コントロールが不十分な場合に限ること。
5.5. 〈慢性心不全〉「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(前治療等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること〔17.1.3参照〕。
5.6. 〈慢性腎臓病〉慢性腎臓病でeGFRが25mL/min/1.73㎡未満の患者では、本剤の腎保護作用が十分に得られない可能性があること、本剤投与中にeGFRが低下することがあり、腎機能障害が悪化するおそれがあることから、投与の必要性を慎重に判断すること(eGFRが25mL/min/1.73㎡未満の患者を対象とした臨床試験は実施していない)〔8.2、9.2.1参照〕。
5.7. 〈慢性腎臓病〉「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(原疾患、併用薬、腎機能等)を十分に理解した上で、慢性腎臓病に対するガイドラインにおける診断基準や重症度分類等を参考に、適応患者を選択すること〔17.1.4参照〕。
糖尿病治療薬について | きむら内科小児科クリニック | 名古屋市緑区
もともとは2型糖尿病治療薬として登場したSGLT2阻害薬は、新しいエビデンスをもとに適応が拡大しています。現時点では薬剤ごとに違いがあるため、処方を見た時にどのような疾患で服用されているのか、処方目的の確認が必要ですね。
単剤ではフォシーガに水をあけられていますが、DPP-4阻害薬「トラゼンタ ..
DAPA-CKD試験は、2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDステージの2~4、かつ、アルブミン尿の増加が確認された4,304例を対象に、フォシーガ10mg投与による有効性と安全性をプラセボと比較検討した国際多施設共同無作為化二重盲検第Ⅲ相試験です。フォシーガ は1日1回、ACEiもしくはARBによる治療と併用されました。複合主要評価項目は、腎機能の悪化もしくは死亡(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、心血管または腎不全による死亡)リスクでした。副次評価項目は、腎機能の複合評価項目(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、腎不全による死亡)、心血管死もしくは心不全による入院、および全死因死亡のいずれかの初発までの期間でした。試験は日本を含む21カ国で実施されました 1。結果は に掲載されました 1。
トラゼンタ)、テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物(テネリア ..
最近はフォシーガやジャディアンスの処方が多い印象です。やはりエビデンス重視ですよね。
を繰り返す人、腎機能が低下した人、比較的症状が軽い人など幅広い心 ..
CKDは、腎機能の低下を伴う重篤な進行性の疾患です(eGFRの低下、あるいは腎臓の障害を示唆する指標の変化、もしくはその両方が、最低3カ月間認められた場合と定義されています 4。CKDを発症する最も一般的な原因疾患は、糖尿病、高血圧、慢性糸球体腎炎です 10。CKDは高い有病率や、心不全や若年死をもたらす心血管イベントリスクの増加に関与しています。CKDの最も重篤な状態は末期腎不全(ESKD)と呼ばれ、腎障害および腎機能低下が進行し、血液透析や腎移植を必要とする状態となります 2。CKD患者さんの多くはESKDになる前に心血管系の原因によって死亡しています 11。現在、日本におけるCKD患者数は、約1,300万人と推定されています 6。
加来先生に伺うSGLT2阻害薬の脱水予防と飲水に関するアドバイス
糖尿病の3大合併症として糖尿病性腎症がありますが、SGLT2阻害薬には糖尿病性腎症の進行を抑える効果があることが報告されています。
[PDF] 近年の主な糖尿病治療薬の第III相試験デザインについて
体重が増えにくいお薬には、ビグアナイド薬、DPP-4阻害薬、α-グルコシダーゼ阻害薬があります。
主にプラセボとの比較に関して評価した。 第Ⅲ相二重盲検検証的試験における対
トラゼンタは比較的効果が緩やかなので、低血糖を起こすリスクは低いとされています。とはいえ、低血糖をまったく起こさないわけではないため、注意は必要です。
ただし、低血糖の発現を心配して薬の服用をやめてしまうと、神経障害や糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症などの重篤な合併症をまねくおそれがあります。また、血糖コントロールがうまくいっていないと、外科手術が受けられない場合もあります。
トラゼンタの服用や治療について不安がある場合は、診察時にご相談ください。低血糖などの副作用が頻繁に生じている場合は、治療方針の変更なども含めて検討いたします。
グラクティブ、ジャヌビア エクア ネシーナ トラゼンタ テネリア スイニー ..
いずれも1日1回です。SGLT2阻害薬は、食事の影響を受けにくいため、食前投与でも食後投与でも構いません。食前のSU剤と併用なら朝食前にまとめることも可能です。
トラゼンタ錠5mg、テネリア錠 20mg, テネリア錠 40mg等、スイニー錠100mg等 ..
アストラゼネカの子会社であるアストラゼネカ株式会社は、2013年、フォシーガに関して、小野薬品工業株式会社 と日本におけるコ・プロモーション契約を締結しました。本契約に基づき、小野薬品工業株式会社はフォシーガの日本における流通および販売を担い、アストラゼネカ株式会社と2型糖尿病、1型糖尿病および慢性心不全においてコ・プロモーションを実施しています。両社は慢性腎臓病においてもコ・プロモーションを行います。