現在、服用を続けたことによって効果が薄れる事はないとされています。


日本で行われた1年間のプラセボ(有効成分を含まない偽薬)を対照とした二重盲検比較試験*における副作用は、フィナステリド1mg群(139例)で5.0%(7例)、0.2mg群(137例)で1.5%(2例) プラセボ群(138例)で2.2%(3例)でした。


プロペシアは耐性がついて効果が薄れる!?治療薬の耐性問題を徹底解説

フィナステリドは1日1回、決まった時間に服用します。フィナステリドの半減期は6~8時間程度であり、服用後24時間で体内には残っていない状態になります。
このため飲み忘れないことが重要です。万が一、服用を忘れた場合は医師の指示に従いましょう。

フィナステリドは効果が認められるまで6か月程度かかります。治療開始後1~2か月で「効果が感じられないから治療を止める」のはお勧めできません。治療開始から3か月程度で効果が実感できる場合もありますが、稀なケースと言えます。

また、フィナステリドは非常に緩やかに効果が出てくる薬剤です。5年以上、場合によっては10年以上にわたり効果が認められるといった報告もあります。一時的な抜け毛の増減に一喜一憂せず、長く継続することが大切です。

フィナステリドの副作用としては、性欲減退、勃起不全、精神的影響などが一部報告されています。 フィナステリドの服用方法と治療の基礎知識.

フィナステリドを長く使っているからといって、効かなくなるということは証明されていません。ただし、薬の効果は人によって異なることから、思ったほど効果を感じられない場合は「効かなくなってきている」と思ってしまうかもしれません。

フィナステリドによるAGA治療は副作用が生じる可能性があります。医師の診察を受けたうえで病院やクリニックで処方してもらうことを強くお勧めします。

インターネットなどで個人輸入薬と称してフィナステリドと思われる薬剤が販売されているようですが、安全性の観点から使用を避けるべきです。厚生労働省もフィナステリド(プロペシア)に関し「安易な個人輸入は行わず」と注意喚起を行っています。

ミノキシジルを使ってると耐性がつくの? | スカルプD コラム

AGA治療薬はフィナステリド以外にも、内服薬のデュタステリドや外用薬のミノキシジル、また内服薬のミノキシジルがあります。フィナステリドを使っていて効果を感じられない場合は、一度医師に相談してみましょう。


AGAの治療は「現状維持」「進行を遅らせる」ことが目的となります。
AGAを引き起こしているのは変異した男性ホルモンです。
そのジヒドロテストステロン(DHT)が生成されないようにするには、フィナステリド(プロペシア®等)の力が必要です。
フィナステリド(プロペシア®等)の効果を持続させるには、薬は飲み続けなければなりません。
進行型の薄毛ではなく、一時性の脱毛症(円形脱毛症など)は、完治が可能です。

AGA(男性型脱毛症)の治療薬に使われ、日本のOTC医薬品の中で唯一発毛の効果 ..

近年、薄毛(FAGA)で悩む女性が増えてきています。男性型脱毛症には高い効果が認められるフィナステリドですが、女性への投与は固く禁じられています。
特に妊娠中または妊娠の可能性がある方が服用すると、胎児の外性器形成に影響を及ぼす危険性があるため内服はおろか「薬剤に触れる」ことも避けるよう警告されています。
また、小児や高齢者に対する有効性も確立されていないため、服用は避けましょう。
前述しましたがフィナステリドは毎日決まった時間に内服する薬剤です。もし飲み忘れたとしても2日分を一度に服用することのないよう、注意しましょう。

また、フィナステリドを内服中は献血ができません。献血が可能になるのは服用中止から1か月後ですのでお気を付けください。

それに加え腫瘍マーカー*2であるPSAを半減させる性質があるため、前立腺がんの検査を受ける方は必ず申告が必要です。

1960年代に男性型脱毛症とDHT(ジヒドロテストステロン)の関係が示され、テストステロンからDHTへ変換する5α-還元酵素阻害剤の探索が行われました。その結果、1983年に米国メルク社により5α-還元酵素阻害薬としてフィナステリドが合成され、1992年に前立腺肥大症(BPH)の治療薬として5mg錠が、1997年に男性型脱毛症の治療薬として1mg錠がFDAに認可されました。現在、フィナステリド1mg錠は世界60ヵ国以上で男性型脱毛症の治療薬として承認、発売されています。


また、長年の研究から開発されたDクリニックだけのオリジナル製剤 Dミノキブースターにより、ミノキシジルの効果を高めます。 ..

本邦において、フィナステリド(0.2mgおよび1mg)は、2005年10月に初めて内服薬として男性型脱毛症の治療薬として、厚労省より承認され、同年12月に発売された薬です。

フィナステリド(プロペシア)の効果はいつから? 副作用まで医師が解説

AGAも一般的な病気と一緒で「早期発見、早期治療」が重要です。重症のAGAまで進行した場合、または45歳以上の中高年においては高い治療成績が得られないとする報告があります。
上記に当てはまる方は速やかに医師の診察を受け、フィナステリドによるAGA治療を開始すべきと考えられます。

フィナステリドの服用によって下記副作用が生じる可能性があると報告されています。 ..

フィナステリド(プロペシア)は、ステロイド骨格を有するが、それ自体にステロイドとしての働きはありません。フィナステリドの薬理作用は、5α-還元酵素II型の働きを抑制し、結果的に頭皮において、テストステロンからDHTへの変換を抑制します。それによりDHTが減り、男性型脱毛が改善されます。

フィナステリドはAGA治療薬の代表選手です。

フィナステリドは、5α-還元酵素I型よりもII型に、約100倍親和性が高いことが分かっていますので、5α-還元酵素I型よりもII型を抑制する薬剤と考えていいです。

フィナステリドの効果は薄れる?服用期間とAGA治療薬の選び方

なぜなら、量を減らしすぎると、AGA治療の効果が薄れ、状況が変化する可能性があるからです。また、AGA治療薬の効果が現れるまでには、一般的に3~6ヶ月かかります。そのため、1ヶ月程度の治療で「効果がないと感じる」からといって、自己判断で薬の服用を中止しないようにしましょう。

AGA治療薬フィナステリドの効果や副作用について

フィナステリド5mg錠は、男性型脱毛症治療薬としてだけではなく、前立腺肥大症の治療薬として、世界100ヵ国以上で承認、発売されており、10年を超える安全性データから高い安全性が証明され、データにより裏付けられています。

フィナステリドによる初期脱毛(休止期脱毛)とは? プロペシアやフィンペシアのようなフィナステリドを成分としたAGA治療薬を服用すると、一気に抜け毛が増えることがあります。 「初期脱毛」と呼ばれるこの症状、薬の効果が出るサインなので心配する必要はありません。


AGA治療薬のフィナステリド・プロペシアは医師の処方が必要です。個人輸入による通販での購入にはリスクがあります。これらの薬を安全かつ便利に入手する方法や、通販で購入する際のデメリットとリスクについて医師が詳しく解説します。

フィナステリドの効果は2年ほどで頭打ちになる場合が多いが、例外的にV型(頭頂部が薄くなるバターン)のみ改善傾向が長期的に続きます。 全体的にはフィナステリドを長期内服した場合でも良い結果は続きます(効果がピークアウトすることはあるが、減弱はしにくい)。

3ヵ月の連日投与により効果が発現する場合もありますが、効果が確認できるまで通常6ヵ月の連日投与が必要です。また、効果を持続させるためには継続的に服用する必要があります。
なお、服薬量の増量による効果の増強は確認されていないため、上限でも1日1mgの投与で十分です。フィナステリドを6ヵ月以上投与しても男性型脱毛症の改善がみられない場合には投薬を中止します。また、6ヵ月以上投与する場合であっても、定期的に効果を確認し、継続投与の必要性について検討する必要があります。

フィナステリド(プロペシア)はずっと飲み続けていて大丈夫?

本邦で実施した男性におけるAGAを対象とした臨床試験の結果から、フィナステリド(0.2 mgおよび1mg)はプラセボと比べて有意に脱毛の進行を遅延し、さらに十分な安全性を示しました。外国で実施された男性におけるAGAを対象とした臨床試験において、フィナステリド1mgは5年間にわたり高い安全性を示し、頭髪の持続的な改善および脱毛の進行遅延効果、前頭部、頭頂部のAGAに対する有効性、およびヘアサイクルの改善を示しました。

AGAは治る?AGA治療の経過と効果期間について知りたい

これはフィナステリドで発毛した毛髪が、同じ周期で抜け落ちることによるものと考えられています。

AGA・薄毛治療メニュー

これは、ヘアサイクルの正常化に関係しています。先述の通り、もともとAGAによる薄毛の主な要因はヘアサイクルが乱れる事です。治療を開始するとまず薬の効果でアナゲン(成長期)、テロゲン(休止期)をそれぞれ正常に戻せるように働きかけます。

Dクリニックグループ

毛包においてテストステロン(男性ホルモン)がジヒドロテストステロン(活性型男性ホルモン)に変換されるのを防ぎ、AGAの治療、予防につながります。治療効果に関しては、AGAの患者様のうち少なくとも40%以上の患者様で増毛が見られ、少なくとも85%以上の患者様で薄毛の進行が防がれることがわかっています。

└フィナステリド(0.3mg/0.7mg/1.1mg).

<参考文献>
□ 日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」


□ Yoshitake T, Takeda A, Ohki K, et al: Five-year efficacy of finasteride in 801 Japanese men with androgenetic alopecia, J Dermatol, 2015; 42: 735―738.(レベル III)

□ 川島 眞,溝口将之,五十嵐敦之ほか:男性型脱毛症 (AGA)に対するフィナステリドの長期投与(3 年間)試 験成績 多施設共同オープン試験,臨皮,2006; 60: 521― 530(レベル III) 28)Yoshitake T, Tak

□ D’Amico AV, Roehrborn CG: Effect of 1 mg/day finasteride on concentrations of serum prostate-specific antigen in men with androgenetic alopecia: a randomised controlled trial, Lancet Oncol, 2007; 8: 21―25.(レベル II)

□ 厚生労働省「フィナステリド(男性型脱毛症治療薬)に関する注意喚起について」


□ 日本赤十字社「献血をご遠慮いただく場合」


□ MSD社「プロペシア錠0.2mg 1mg 添付文書」

ゴリラクリニック

フィナステリドは効果が出るまで1年かかる?いつから効果を実感できるのか治療期間やフィナステリド外用薬・含量0.2㎎と1㎎で効果が違うのかも解説します。フィナステリドとミノキシジルの併用効果や服用期間が長いと効果が薄れるのか、効果なしと感じた場合にデュタステリドの切り替えが有効なのか効果の違いについてもまとめました。
フィナステリドの効果だけでなく副作用などのデメリットやおすすめの購入先も紹介しているので、フィナステリドでAGA治療を検討している方は参考にしてください。

フィナステリドとは?効果や副作用について

AGA治療に用いられるフィナステリドの効果について、プロペシアとの違いや有効成分の含有量の違いなどを解説していきます。