純粋に薬剤費だけで比べた場合、アレグラの値段は以下のとおりです。


今、便宜上「アレジオン10」も「アレグラFX」も花粉症の薬、あるいはアレルギー性鼻炎の薬、としましたが、もう少し正確に言えばこれらは「抗ヒスタミン薬」、さらに詳しく言えば「第2世代の抗ヒスタミン薬」となります。まずはこれらを整理したいと思います。


この中で眠気が出にくい薬はビラノア、デザレックス、アレグラ、クラリチンです。

抗ヒスタミン薬(第2世代)と分類され、第2世代抗ヒスタミン成分「フェキソフェナジン塩酸塩」を配合した鼻炎薬です。アレグラという医療用医薬品を市販向け)にしたものです。

抗ヒスタミン薬にどのような効き目があるのかというと、1つは鼻炎に有効です。この「鼻炎」というのは、花粉症を含むアレルギー性鼻炎ももちろん含みますし、アレルギーが関与しないタイプの鼻炎も含みます。また、風邪を引いたときには鼻粘膜に炎症がおこりその結果鼻水が出ますが、これも「鼻炎」のひとつです。ですから、市販の風邪薬(総合感冒薬)には抗ヒスタミン薬が入っています。市販の風邪薬で眠くなるのは(古いタイプの)抗ヒスタミン薬のせいなのです。ということは、風邪をひいて鼻水を止めたい、だけど眠くなるのはイヤ、という人はアレジオン10やアレグラFXを使えば眠くならずに鼻水を止めることが期待できます。(ただし実際には、風邪ではこれらの薬は販売できないことになっています)

アレグラ錠(フェキソフェナジン塩酸塩)の有効成分は、フェキソフェナジンです。

こちらも「アレグラFX」と同じ成分が同じ量だけ配合された市販薬です。60錠入りだと約1,000円で購入できます。

2012年11月1日、久光製薬は「アレグラFX」というアレルギー性鼻炎の薬を発売しました。この薬は従来医療機関で「アレグラ」として処方されていたもので、数ある花粉症の薬のなかでも「最も眠くなりにくい」とされているもののひとつです。

アレグラFX 5つの強み|アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFX」

アレグラFXと似たような市販薬に、アレジオン20があります。どちらも花粉症の時期になるとよく見かける市販薬です。

アレグラFXの主成分はフェキソフェナジン塩酸塩、アレジオン20の主成分はエピナスチン塩酸塩です。どちらも第2世代の抗ヒスタミン薬ですがアレグラFXは1日2回、アレジオン20は1日1回の服用で済むという違いがあります。

アレグラFX 28錠 久光製薬 控除 花粉やハウスダスト ..

腎機能障害や肝機能障害があっても使用しやすいです。他の抗ヒスタミン薬は「腎(もしくは肝)機能障害がある場合は慎重に投与するように」といった注意書きがあるものが多いですが、アレグラにはいずれもありません。アレグラは腎臓で代謝されるため腎機能障害がある場合は減量して投与しますが、いろいろな合併症が疑われる場合でも比較的処方しやすいお薬ということができます。

ここではフェキソフェナジン塩酸塩の「薬の飲み合わせ」に関して、主にアレグラ®を例にとって解説します。(なお、本記事に登場する薬剤に関して、株式会社メドレーは特定の製薬企業やその関係団体との利害関係はありません)


アレグラ錠60mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

アレグラFX 56錠 久光製薬 フェキソフェナジン 花粉など ..

皇漢堂製薬から販売されているフェキソフェナジン塩酸塩が主成分の市販薬です。「アレグラFX」とまったく同じ処方内容となっています。

久光製薬 【第2類医薬品】アレグラFX (56錠) &starf


●第2世代抗ヒスタミン成分 フェキソフェナジン塩酸塩が,花粉やハウスダストによる鼻みず,鼻づまり,くしゃみなどのつらいアレルギー症状に優れた効果を発揮します。
●脳に影響を及ぼしにくいため,眠くなりにくいアレルギー専用鼻炎薬です。
●「集中力,判断力,作業能率の低下」といった,気付きにくい能力ダウン(インペアード・パフォーマンス)も起こしにくいお薬です。

久光製薬 Hisamitsu アレグラFX 56錠 [第2類医薬品 鼻炎薬 ..

以上のように、アレグラは抗ヒスタミン薬の中でも比較的制限が少なく、非常に使い勝手の良い薬です。

アレグラ錠(フェキソフェナジン塩酸塩)に含まれている成分や効果

抗ヒスタミン薬は、花粉症の様々な症状を引き起こすヒスタミンという物質に直接作用するため、症状を素早く改善することができますが、副作用として眠気が起こるのが特徴でした。それに対し、「第2世代」と呼ばれる抗ヒスタミン薬はその副作用を改善したものです。もともとは医療用として病院で処方されていましたが、現在は市販薬に転用されています。

久光製薬 Hisamitsu アレグラFX 28錠 [第2類医薬品鼻炎薬 ..

なお、アレグラFXと同様にCMでよく宣伝されている「」についての記事もあわせてご覧ください。

登録販売者になると必ず販売する薬 アレグラFX販売時のポイント

2024年もスギ花粉が飛び始める季節が近づいてきました。日本気象協会によると、今シーズンのスギ花粉の飛散量は、東北・北海道以外は昨年に比べると少なめ(70~90%程度)と予想されていますが、それでも例年に比べると“やや多め”で、注意が必要であることに変わりはありません。そんな花粉症治療の最も中心となる薬、内服の「抗ヒスタミン薬」のOTC医薬品は医療用医薬品とどう違うのか、最新のラインナップをおさらいします。

一般用医薬品のアレグラFXと「乗り物酔い止めQD錠」を一緒に飲んで良いか ..

県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

アレグラの代わりになる市販薬・処方薬は? | お薬専門通販のミナカラ

市販薬のアレグラには、「1週間服用しても症状の改善が見られない場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください」と記載されています。服用しても十分な効果が得られない場合は、他の抗ヒスタミン等に変更したほうがよいこともありますので漫然と服用を続けないようにしましょう。

フェキソフェナジン塩酸塩が花粉やハウスダストによる、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどのつらいアレルギー症状を改善します。

『アレグラ』・・・結晶セルロース、部分α化デンプン、クロスカルメロースNa、ステアリン酸Mg、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポピドン、酸化チタン、マクロゴール400、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄

120 セルフ・メディケーションのすすめ~抗ヒスタミン薬~ 2013/1/21

また、市販薬のアレグラは蕁麻疹などの皮膚症状には使用できません。皮膚症状の緩和を目的としてアレグラを服用したい場合は、市販薬を使用せず医療機関を受診してください。

花粉・ダニ対策はこれで完璧! 最新の抗ヒスタミン薬で快適な毎日を

頻度は高くありませんが、アレグラを内服することによって生じる副作用も報告されています。強いアレルギーであるアナフィラキシー反応や、ショック、肝機能障害、白血球数の減少、頭痛、眠気、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、嘔気、嘔吐、口渇、腹痛、 下痢、消化不良など、その症状は多岐に渡ります。アレグラを飲み始めてから体調に異変を感じた場合にはそれ以降の内服を中止して、処方をもらった病院まで早めにご相談ください。

たがって、同様の効能・効果を有する第2世代抗ヒスタミン内服薬の要指導・一般用医薬品のう ..

市販でも処方薬と同じ成分が同じ量だけ含まれているアレグラを購入できます。「アレグラ錠30mg」は「アレグラFXジュニア」、「アレグラ錠60mg」は「アレグラFX」と同じです。

3つの作用で鼻炎の発症から悪化を防ぐ ; 抗ヒスタミン薬第二世代.

フェキソフェナジン塩酸塩(主な商品名:アレグラ)は医療用医薬品、OTC医薬品として花粉症などのアレルギー疾患に広く使われています。特に冬から春にかけてはスギ花粉の飛散量が増えるため使用が多くなることが予想される薬剤の一つです。

当院で採用の抗ヒスタミン薬 ; 説明, 後発品なし, 後発品あり

これは、医師・薬剤師の目が届きにくい市販薬では、より安全が確保された範囲で使用する必要があるからです。 『アレグラ』では、使用できる年齢に若干の差があります。※用法・用量の比較(年齢制限)
『アレグラFX』・・・15歳以上は、1回1錠(60mg)、1日2回
『アレグラ』・・・12歳未満は1回30mgを1日2回、12歳以上は1回60mgを1日2回
病院で処方された場合、12歳であれば1回60mgで使用できますが、市販薬では15歳以上でなければ使用できません。 同じ薬なら使っても良いのでは、と思われるかもしれませんが、用法・用量を守らずに薬を使った場合、。
そのため、”医療用なら使っているのだから”と12~14歳の子どもに『アレグラFX』を使うことは全くお勧めできません。 『アレグラ』などのです。

小児 アレルギー性鼻炎(花粉症) | どい耳鼻咽喉科 船橋日大駅前院

抗ヒスタミン薬はアレルギーなどに対して有用な作用をあらわす反面、中枢抑制作用や抗コリン作用(体内物質の働きを阻害する作用)という作用もあらわすため、特徴的とも言える副作用として眠気、口渇、、などが生じることがあります。