レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
ストラテラは、主にノルアドレナリンの働きを強めます。コンサータよりも効果がマイルドで副作用も少なく、流通管理もないために使われることが増えています。
抗うつ薬の種類・効果効能・副作用の解説 | 国分寺 精神科 心療内科
まずは単剤で十分量・十分期間投与する事が基本ですが、必要に応じて薬剤を追加します。
抗うつ剤の単剤で効果が不十分な場合、①抗うつ剤の変更、②抗うつ剤の併用療法、③増強療法、の選択枝があります。増強療法は短期間で効果が発現するという利点があります。
当院では、なるべく抗うつ剤は単剤でうつ病、不安症のいずれに対しても十分な効果を期待できるベンラファキシン、ボルチオキセチンを第一選択とし、非定型うつ病にはセルトラリンを第一選択とし、抗うつ効果が不十分な場合に増強療法を選択するようにしています。
診療のポイント
主に糖尿病治療の医師間の治療方針を廻り発症した不安障害は一週後には改善したが、9週後には再燃した。再燃した不安・焦燥状態の診断・治療に難渋した為、入院治療としたが、病室で詳細に観察するとアカシジア(初期急性、その後離脱性アカシジア)症状であることが明らかになった。治療法としてはジアゼパムの頓服や筋注、対処行動としての歩行運動が有効であり、最終的には離脱症状が消失するまでの時間を必要とした。薬原性錐体外路症状の病因とその特徴(⇒)を熟知した上で、詳細な行動観察により、不安症状とアカシジアを鑑別診断したことが診療のポイントと言えよう。
レキサルティもその一つで、セロトニンの働きを強めることにより、特に抗うつ効果が期待できます。 レキサルティの副作用
・離脱症状(中止後症状)は他の抗うつ薬と比較し、SSRIやSNRIは比較的よくみられます。抗うつ薬を継続して内服していた方が、何らかの理由で急に服薬を中止・減量することで出現することがあります。以下のような症状が出現することがあります。
5-HT1A部分作動薬
☆tandospironeタンドスピロン(セディール)(5)(10)(20)~60mg benzodiazepineではない。依存性のない抗不安薬とされている。効果は弱めで、作用時間は短い。効果発現まで2週間程度かかる。抗うつ効果の報告もある。perospironeの原型となった。
現在わが国で発売されているのはデプロメール(=ルボックス)、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロです。 ..
脱症状がひどい場合は元のお薬の量に戻し、減量のペースを緩めていきます。減量の方法は以下の2つの方法がありますが、漸減法を行っていくことが一般的です。
服用しはじめると、1週間以内にその効果が現れます。。服用すると薬効が12時間続き、不注意、多動性、衝動性を改善します。
コンサータは1日1回朝に服用します。服用時間が遅くなると夜眠れなくなってしまうことがあるため、午後には服用しないように気をつけましょう。
入院症例32 アカシジア出現により、診断・治療に難渋した不安障害
ストラテラには吐き気の副作用があるため、少量から少しずつ増量していきます。効果が認められるまでにも時間がかかり即効性はなく、安定するまでに6〜8週間程度かかると言われています。
こういった離脱症状を防ぐために、ラツーダや副作用止めは少しずつ減量していきます。
レクサプロ (エスシタロプラムシュウ酸塩) 持田 [処方薬]の解説、注意
これらの離脱症状は、薬が減って1~3日ほどして認められます。2週間ほどで収まっていくことが多いですが、まれに月単位で続いてしまうこともあります。
レクサプロ (エスシタロプラムシュウ酸塩) 持田 [処方薬] の ..
☆tofisopamトフィソパム(グランダキシン)(50)散~150mg 他のbenzodiazepineと違い、1,5-benzodiazepineである。抗不安効果はあまりないが、自律神経系への効果があるとされる(のぼせ、血流障害など)。副作用も少ない。精神科ではあまり使わない。
【アカシジア】今回は精神科領域で使用されるお薬の副作用について解説していきたいと思います
セロトニンを増強する薬(SSRIなど)の服用初期に生じる副作用です。発熱や発汗、頻脈、高血圧、筋緊張、アカシジア(主に手足のむずむず)、興奮、けいれんなど出現します。めったに起きませんが、注意が必要です。対処としては、薬剤の中止です。中止することで24時間以内には症状は消失することが多いです。
抗精神病薬で副作用を比較すると、以下のようになります。 抗精神病薬の副作用を一覧にしてまとめました。 ラツーダ承認時の副作用報告では、
2.精神病症状を伴う→抗精神病薬を併用。
3.重症で休職を要する→ノルアドレナリンにも作用する薬剤でないと寛解しにくいとも言われている為、SNRI、ミルタザピン、ボルチオキセチンを単剤または併用。
4.不安障害を背景にもつ→不安障害も治療する必要がある為、まずはSSRIを主剤とし、抗うつ効果が不十分ならミルタザピンまたはミルナシプラン(中高年男性では尿閉に注意)を追加。または最初からベンラファキシン、ボルチオキセチン単剤。
(1)若年男性→性機能障害の少ないエスシタロプラム、またはフルボキサミン(併用薬剤に注意)を主剤。
(2)若年女性→若年女性に有効率の高いセルトラリンを主剤。
(3)(1)または(2)で不安障害に対する効果が不十分→パロキセチンに変更。
5.非定型うつ病→セルトラリンを主剤(Stephen M.Stahl)とし、抗うつ効果不十分ならミルタザピンを併用、気分の波、怒り発作、不安抑うつ発作にはバルプロ酸200~400mg、鉛様の麻痺にはブロナンセリン2mgを併用。
6.老人→老人のうつに多い不眠、食欲低下、不安、焦燥に有効で、投与初期の副作用である眠気等が老人では出にくいミルタザピンを主剤。妄想や認知機能の改善を期待する場合にはフルボキサミンを単剤または併用。
7.上記以外の中等症のうつ病→ノルアドレナリンにも作用する薬剤でないと寛解しにくいとも言われている為、SNRI、ミルタザピンを単剤または併用。
1.~3.は精神科での治療が必要ですが、4.~7.はプライマリケアでも治療可能と思われます。
−(レクサプロ錠:2011年4月22日承認、CTD2.6.4.4.3、
ですが錐体外路症状を和らげるために、抗コリン薬(アキネトンやアーテン)を副作用止めに使うことがあります。急に減量してしまうと、コリン作動性離脱症状が認められることがあります。
クロザピンを対照薬として、エスシタロプラム(先発医薬品名:レクサプロ ..
短期作用型
☆etizolamエチゾラム(デパス)(0.5)(1) 海外ではあまり使われないが本邦では頻用される。精神科以外の医師が長期的投薬をしているのを散見するので嘆かわしい。筋弛緩作用が強い。依存形成は強い。(強く、即効である程、依存性は強い)
☆clotiazepamクロチアゼパム(リーゼ) (5)(10) 低力価でマイルド。
中期作用型
☆lorazepamロラゼパム(ワイパックス、ユーパン)(0.5)(1) 強い抗不安作用。抗痙攣作用や筋弛緩作用は少ない。S患者の精神病性興奮を抑えるためにも使用されることがある。代謝過程が単純で、肝機能障害例にも使用しやすい。反跳症状や離脱症状を生じやすい。
☆alprazolamアルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス、メデポリン)(0.4)(0.8) 持続時間は比較的短い。依存性は強い。
☆fludiazepamフルジアゼパム(エリスパン)
☆bromazepamブロマゼパム(レキソタン)(1)(2)(5) 2mg錠は頓服として使われることが多いようである。
☆clonazepamクロナゼパム(リボトリール、ランドセン)(0.5)(1)(2)散 ~6mg 抗てんかん薬でもある。眼球上転や手指振戦にも使用。akathisia、restless legs syndromeにも。それなりに強いので量の調整に注意。多いと眠気、ふらつき。私はbenzodiazepine系を使用する必要がある場合はほぼこれしか用いない。
長期作用型
☆diazepamジアゼパム(セルシン、ホリゾン、ダイアップ)(2)(5)(10) 麻酔導入時、術前投与、アルコール離脱症状、痙攣重積に使われることが多い。
☆cloxazolamクロキサゾラム(セパゾン) (1)(2)散1%
超長期作用型
☆ethyl loflazepateロフラゼプ酸エチル(メイラックス、メデタックス) 超長時間作用であり、短期作用型の減量のために置き換えに使用することがある。
プレクスピプラゾールはアリピプラゾールよりもドーパミンD2受容体遮断作用が強く、アカシジア(静坐不能症)が少ない。 ..
うつ病の治療は、患者さん自身が信頼できるクリニックで行うことが大切です。
薬の服用を開始するにあたって不安な方はぜひ品川メンタルクリニックへご相談ください。
また薬の副作用で悩んでいる方、なかなか薬の効果が実感できない方などはセカンドオピニオンとしてお気軽にお問合せください。
しかしSSRI系の抗うつ薬においても錐体外路症状を引き起こすことがあることが分かっており、アカシジア ..
薬に対する抵抗や薬の副作用に苦しむ方にこそ、効果が期待できる新たな治療法があります。それは磁気刺激治療(TMS)です。
磁気刺激治療(TMS)は、機能低下した脳に磁気刺激を与えることにより、脳の動きを回復させることで、ストレスやうつ病を改善する治療です。磁気刺激治療(TMS)の専門クリニックとして、品川メンタルクリニックがあります。
アカシジア(足がむずむずすること)になりやすい。 【抗うつ薬】
SSRIは内服を継続することで血中濃度が安定し、効果が出現しますが、投与初期は血中濃度が安定しにくいため、不安・焦り・イライラなどが増悪してしまうことがあり、これをアクチベーション症候群(賦活症候群)と呼びます。
○急性アカシジア:静座不能とも呼ばれる。下肢のムズムズ感、足踏みをし ..
てんかんの治療薬としては広く使われているお薬です。デパケンと同様に気分安定薬としても使われていて、他にも三叉神経痛にも適用が認められています。
テグレトールは抗躁効果の強さが特徴的です。しかしながら副作用が全体的に目立ち、重篤な副作用のリスクも高いお薬です。重症薬疹や無顆粒球症などに注意が必要です。
テグレトールは、デパケンやリーマスでも躁症状を繰り返してしまう方に使われるお薬です。
〈疫学・危険因子〉. □薬剤性アカシジアの誘発可能薬(表)3):主に抗精神病薬が引き起こす。
・アクチベーション症候群(賦活症候群)は特ににSSRIの投与初期や用量を変更した際に生じることのある副作用です。
有効成分, 1錠中 エスシタロプラムシュウ酸塩 12.77mg (エスシタロプラムとして10mg)
このお薬は従来のものと異なる作用の仕方で、神経伝達物質を増やすのではなく、受け取りやすくする働きがあります。
“効果の出方が速い”、“他のお薬との併用での増強効果が期待できる”、“依存性や乱用のリスクが少ない”、などのメリットがあり注目されていますが、現在のところ保険適応は6歳以上18歳未満と限られ、大人の方が使用する際には保険が適用されません。