一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg


レチノイド(ビタミンA誘導体)様の作用を有する外用薬です。アダパレンは皮膚の角化を調節し、毛穴のつまりを改善し、皮膚のターンオーバーを促進することで、にきびの予防と治療に効果があります。 "使用方法 使用頻度:1日1回夜、洗顔後および保湿後に患部に薄く塗布します。 使用量:少量を手に取り、にきびのできやすい部位に均等に塗ります。 注意点:初めて使用する場合は、肌の反応を見るために少量から始め、徐々に量を増やします。乾燥や刺激を感じる場合は、使用頻度を減らすか、保湿剤を併用することが推奨されます。 副作用と注意点 皮膚の乾燥:アダパレンは皮膚を乾燥させることがあるため、乾燥肌や敏感肌の人は注意が必要です。保湿剤を併用することで、乾燥を軽減することができます。 刺激感:初期に使用すると、軽い刺すような感覚や赤みが出ることがあります。これは通常一時的なもので、継続使用により軽減されますが、症状がひどい場合は医師に相談してください。 " 妊娠中、授乳中の使用はできません。 アゼライン酸高濃度配合20%クリーム(AZAクリア) にきびがちな肌の方に着目したスキンケア化粧品 他のにきびの治療薬に比較すると効果は穏やかなため、保険のにきび治療薬が刺激が強く使用できなかったかたや、妊娠中授乳中の方でも使用できます。 使用頻度:1日1~2回朝夜、洗顔および保湿後に適量を患部に塗布します。副作用と注意点:塗布した部位に痒み赤み、ぴりぴりなどの一過性の刺激症状が報告させれていますが、1.2週間ほどで使用をつづければ刺激感はほとんど気にならなくなります。 15g 1980円(税込)


一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg

瘢痕に対してはピコフラクショナル、炭酸ガスレーザー、ダーマペン4(ウーバーピール、成長因子、ミラノリピール、トラネックスピール、ヴェルベットスキン)、ポテンツァ(ドラッグデリバリーシステム)による施術となります。今までは炭酸ガスレーザーのフラクショナル照射が最も効果は高いと言われてきましたが、その分ダウンタイムがあるため、それが許容できるのであれば勧められる治療でした。しかし、最近の論文で、当クリニックで導入しているPico Wayによるピコフラクショナルと炭酸ガスレーザーのフラクショナル照射では効果に有意差がなかったとする報告が出てきており、瘢痕に対する治療としてピコフラクショナルの有用性が注目されてきています。炭酸ガスレーザーと比較して、ピコフラクショナルの方が、痛みもダウンタイムも少なく、さらに効果にも差がないということになると、瘢痕の治療に関してはピコフラクショナルが最もよい治療法ということになるかと思います。ピコフラクショナルに関しては、まだ新しい治療法になるため、今後のデータの蓄積が待たれます。ただ、これら二つの治療はニキビの新生がある方には推奨できず、ニキビの悪化を招く可能性があります。そういった点からはダーマペン4やポテンツァが最も望ましい方法となります。ダーマペンもポテンツァも、当院ではかなり多数の併用薬剤を用意しています。望む効果により併用薬剤を変更することで、より治療効果を上げることが可能です。特にクレーター型のニキビ痕に関しては現状ある機器の中ではポテンツァのドラッグデリバリーシステムが最も有力な方法となります。1回あたりのコストはダーマペンよりも高くなりますが、効果発現までの回数なども加味すると最終的なコストはポテンツァの方が良くなる可能性も高いかもしれません。ポテンツァはダーマペンの進化版とも言われている治療であり、詳細はの項を参照ください。

以前はイソトレチノインがうつ病などの精神疾患を引き起こすリスクが懸念されていましたが、最近ではイソトレチノインによってというのがコンセンサスとなっています。

過酸化ベンゾイル(BPO)の製剤は、ベピオとデュアックがあります。

デュアック配合ゲル
過酸化ベンゾイルとクリンダマイシン(ダラシンTゲルと同じ抗生物質)が配合されたものです。1日1回使用します。注意事項はベピオゲルと同様ですが、常温保存だとクリンダマイシンが分解されてしまう可能性があるため、長期保存する場合は冷蔵庫保管にする必要があります。またこの塗り薬は、赤ニキビや黄ニキビなど炎症のあるニキビに使用するものですので、予防的に外用する場合はディフェリンゲル、ベピオゲル、エピデュオゲルに切り替えが必要となります。

1ヶ月おきにイソトレチノイン内服
副作用として肌・唇の乾燥・月経不順・妊娠中の内服で催奇形性・採血異常
当院で実際に治療された患者様の写真を掲載いたします。同じ種類のニキビでも実際の治療結果には個人差がございます。

③ ベピオとの併用でスピロノラクトンは少量内服でも優れた効果を発揮する

エピデュオゲル
アダパレンと過酸化ベンゾイルの2種類の成分が配合されたものです。1日1回夜に使用します。注意事項はディフェリンゲル・ベピオゲルと同様です。2種類の成分が配合されているため、乾燥などの副反応はやや強めにでることがあります。保湿をしっかりと行ってから外用してください。

ベピオゲルは、過酸化ベンゾイルを有効成分とするゲル状の塗り薬であり、以下のようなさまざまな効果が期待できます。

イソトレチノインは主にニキビ治療に用いられる内服薬で、皮膚の新陳代謝を促進したり、皮脂の過剰な分泌を抑える効果があります。

ベピオゲル
過酸化ベンゾイルという成分で、ニキビの原因菌(アクネ菌など)が増えるのを抑えて炎症のあるニキビを改善し、角質細胞の結合を緩めることで角質の剥離効果を高め、毛穴のつまり(面ぽう)にも効果を発揮します。
1日1回使用します。使用時に軽いピリピリ感を感じたり、角質剥離作用により、乾燥・薄い皮がむけてくる・赤くなるなどの副反応がみられることがあります。アダパレンよりかぶれの副作用発生率が少し高いため、強い赤みが出るときや痒くなるような場合は、使用を中止し担当医に相談してください。色の濃い衣類、髪の毛の脱色作用がありますので、衣類や髪には付着しないよう注意してください。

近年のレビューでは、骨端閉鎖についてはイソトレチノインをことが指摘されており、通常ニキビで用いられる量では起こりにくいと考えられています。


第1選択の治療・過酸化ベンゾイル+抗生剤外用(ex.デュアック ..

過酸化ベンゾイルとは?過酸化ベンゾイルは、にきび治療に広く使用されている外用薬の一種です。殺菌作用や角質溶解作用があります。この成分は、毛穴を詰まらせる原因となる細菌を減少させ、皮膚のターンオーバーを促進することで、にきびの予防と治療に効果を発揮します。抗菌作用:過酸化ベンゾイルは、にきびの原因となるアクネ菌(Propionibacterium acnes)に対して強力な抗菌作用を持ちます。アクネ菌の増殖を抑えることで、炎症を減少させ、にきびの悪化を防ぎます。角質溶解作用:この成分は、角質を溶解する作用もあり、詰まった毛穴を解放します。これにより、白にきびや黒にきびを減少させることができます。 酸化作用:過酸化ベンゾイルは、酸化作用を持ち、皮脂の酸化を促進します。これにより、毛穴内部の環境を改善し、細菌の繁殖を抑えます。 使用方法 使用頻度:1日1回夜、洗顔後および保湿後に患部に薄く塗布します。 使用量:少量を手に取り、にきびのできやすい部位に均等に塗ります。 注意点:初めて使用する場合は、肌の反応を見るために少量から始め、徐々に量を増やします。乾燥や刺激を感じる場合は、使用頻度を減らすか、保湿剤を併用することが推奨されます。 副作用と注意点 皮膚の乾燥:過酸化ベンゾイルは皮膚を乾燥させることがあるため、乾燥肌や敏感肌の人は注意が必要です。保湿剤を併用することで、乾燥を軽減することができます。 接触皮膚炎:100人中3人程度の頻度でかぶれがおきることがあります。強い赤み、かゆみ ジュクジュクとしてひどい腫れがあらわれた場合にはすぐに使用を中止してください。 刺激感:初期に使用すると、軽い刺すような感覚や赤みが出ることがあります。これは通常一時的なもので、継続使用により軽減されますが、症状がひどい場合は医師に相談してください。 漂白作用:過酸化ベンゾイルは衣類やタオルなどを漂白する作用があるため、使用時には注意が必要です。白いタオルや古い衣類を使用することをお勧めします。 使用上のポイント 始めは少量から:初めて使用する場合は、少量から始めて肌の反応を確認し、徐々に使用量を増やします。 保湿を忘れずに:乾燥を防ぐために、使用後は保湿クリームを塗ることが推奨されます。 日中の使用:日中に使用する場合は、日焼け止めを併用して紫外線から肌を守りましょう。

ディフェリンゲル外用(保険適応) (○); トレチノイン外用 (○); ケミカルピーリング (○); イソトレチノイン内服 ..

いずれも個別に項を設けて、詳細に説明させて頂いていますので、そちらを参照して頂けたらと思います。
ニキビ自体を抑えていく施術としてはピーリング各種(サリチル酸マクロゴール、ミラノリピール、トラネックピール)、それに加えてエレクトロポーションやレーザーフェイシャルを併用する方法があります。また、ダーマぺにゃポテンツァに関しても、使用する薬剤によりニキビの新生を抑えることができるため、瘢痕治療と併せて治療をしていくことができます。こういった施術によってもニキビの新生を抑えることが難しいことは非常に多くあります。その際は内服による治療を併用していくこととなります。女性に限りますが、低用量ピル、ホルモン療法(抗アンドロゲン療法)がまずは挙がります。ホルモン療法は男性ホルモンの活性を抑えて皮脂の分泌を抑えていく治療となりますが、スピロノラクトンという薬剤の内服により、無月経や月経不順を生じてしまうために、当院では原則低用量ピルの内服を併用することとしています。ですので、まずは低用量ピルを単独で試して頂き、それでもニキビの新生を抑えることができず、低用量ピルの使用も可能な場合にはホルモン療法の導入を行うようにしています。男性の場合は、こういった内服治療は行うことができないため、保険の治療や各種施術でニキビの新生を抑えることができない場合はイソトレチノイン療法を行うこととしています。イソトレチノイン療法はニキビ治療の最終手段と言われる治療で、この治療でニキビの新生を抑えることができない症例はほぼいないと考えられています。詳細に関してはの項をご参照ください。

過酸化ベンゾイル+アダパレン配合ゲル(エピデュオ); その他保湿剤(ヒルドイドなど)

ディフェリンゲル
アダパレンという成分で、角化を抑え毛穴のつまりを改善させる薬です。ニキビの初期状態である面ぽうに効果が高く、面ぽうをできにくくする作用もあります。
1日1回夜に使用します。使用後より、乾燥・薄い皮がむけてくる・ヒリヒリする・赤くなるなどの副反応が見られることがありますが、徐々に慣れてきます。保湿剤を併用することで副反応を軽減できるため、保湿剤を外用してから使用してください。また、妊娠中の方は使用できません。

②「エピデュオ」(2.5%過酸化ベンゾイル(BPO)と0.1%アダパレンの配合剤ゲル)

血栓症(ふくらはぎの痛み・むくみ、
手足のしびれ、鋭い胸痛、突然の息切れ、
押しつぶされるような胸の痛み、激しい頭痛、
めまい、失神、目のかすみ舌のもつれなど。
服用をすぐに中止し、
ただちに救急病院を受診してください。)
子宮頸癌(リスクが増加すると言われています。
念のため、定期的な検診をおすすめいたします。)
乳癌(リスク増加はないとされていますが、
ある調査では増加と報告されています。)

毛穴の詰まりを改善する薬は4種類ありますが、成分としてはアダパレンと過酸化ベンゾイルの2種類しかありません。 ..

1ヶ月おきにイソトレチノイン内服
初月20mg/日で1か月間内服
当院で実際に治療された患者様の写真を掲載いたします。同じ種類のニキビでも実際の治療結果には個人差がございます。

過酸化ベンゾイル; アダパレン; 過酸化ベンゾイル+アダパレン; 過酸化ベンゾイル+抗生剤

ディフェリンとエピデュオに含まれるアダパレンは、お肌の細胞が角質になることを抑えることで、角質層を薄くし、毛穴のつまりを改善させます。
ベピオ、デュアック、エピデュオに含まれる過酸化ベンゾイルは、1)角質層を剥がす作用、2)ニキビ菌の殺菌作用、この2つの作用でニキビを改善に導きます。

・ 過酸化ベンゾイル外用 (ベピオゲル、デュアックゲル)(保険適応) (○)

ケミカルピーリングの薬剤がニキビ菌を殺菌します。また、毛穴の閉塞の原因となっている毛穴の出口付近の過剰な角化に対して、ケミカルピーリングの酸が作用しその角化を緩め、毛穴の流れを良くする働きもあります。

過酸化ベンゾイルとアダパレンの配合薬であり、ニキビとその周辺の肌に塗ることで、両薬剤の効果が期待できます。 抗菌薬

1ヶ月おきにイソトレチノイン内服
初月20mg/日で7か月間内服
当院で実際に治療された患者様の写真を掲載いたします。同じ種類のニキビでも実際の治療結果には個人差がございます。

アダパレンは角化抑制作用を持ち、毛穴のつまりを改善します。 過酸化ベンゾイル+アダパレン

1ヶ月おきにイソトレチノイン内服
初月20mg/日で10か月間内服
モザイクレーザーと一緒に併用
当院で実際に治療された患者様の写真を掲載いたします。同じ種類のニキビでも実際の治療結果には個人差がございます。

過酸化ベンゾイル等の外用薬で軽快しない場合、皮膚科で面皰圧出を行うことも有効 ..

・催奇形性(胎児への影響)
*女性は必ず避妊する必要があります
- 内服中ならびに、内服終了後1ヶ月間 *妊娠の可能性が少しでもある方は使用できません。
・皮膚の乾燥(特に唇の荒れ、肌のかさつき)、敏感肌
・眼症状 (ドライアイ、眼瞼炎、結膜炎、視力障害)
・鼻出血 (鼻粘膜の乾燥)
・肝酵素や脂質(中性脂肪、コレステロール)値の上昇
・頭痛
・関節痛・筋肉痛・骨痛
・光線過敏
・脱毛
・うつ症状の悪化(*イソトレチノインとの因果関係は不明)
・消化器症状(吐き気、下痢、嘔吐)
・息切れ、胸の圧迫感、過度の発汗
・高用量で用いた際に身長の伸びが止まる可能性があります
・発疹、湿疹、薬疹など