では、プロペシアとザガーロにもそういった飲み合わせはあるのでしょうか。
こちらで紹介しているデータは米国皮膚科学会の運営する Journal of the American Academy of Dermatology 誌の HP でも有償にて公開している英文の文献データの中です。その中で特にデュタステリドの有効性が分かり易い箇所を抜粋させていただきました。プラセボ、デュタステリド(0.02 mg、0.1 mg、0.5 mg)、フィナステリド 1 mg を治験対象者合計 917 人に 12 週間及び24 週間服用してもらい直径 2.54 cm(1 インチ)の範囲で服用前と比べて、どれだけ毛髪が増えたか?毛髪がどの程度太くなったのか?を検証している箇所に注目してまとめたものが以下になります。
デュタステリドは、同名の「デュタステリド」を主成分とするAGA治療薬です。
注目すべきは臨床試験対象者にそれぞれとしている点、を見ても明らかですが「フィナステリド(プロペシア)1mg」を服用した治験者よりも「デュタステリド(ザガーロ)0.5 mg」を服用していた治験者の方がです。見事にデュタステリドの有意差が証明されています。
男性特有の悩みに対応します。御予約でも、午前外来、夕診でも対応します。
【診療項目】
■髪の悩み: プロペシア
現在のところ、発毛に関してしっかりしたエビデンス(有効性を示すデータ)があるのは、ミノキシジルとフィナステリド(プロペシア)、デュタステリド(ザガーロ)のみです。後2者は飲み薬で、医師の処方が必要です。特に男性型の薄毛では、この二つの併用が最強と考えられます。
当院では、プロペシアの28日シート(7,800円)、90日分ボトル(23,400円)を取りそろえています。
2015年5月25日よりプロペシアのジェネリック、「フィナステリド錠」が投与可能になりました。
28日シート(6,000円)、90日分ボトル(18,000円)です。
2016年8月より、新たな発毛促進剤ザガーロが投与可能となりました。プロペシアと同系統ですが、薬効は強いという結果が米国では出ていました。日本ではこれまで前立腺肥大症の治療にのみ適応がありましたが、薄毛にも投与可能となったものです。価格は30日分で8000円です。前立腺肥大の予防をご希望で長期服用を希望のかたは、値引きも可能ですので、ご相談ください。
2019年10月1日より、ミノキシジル配合外用液5%が、当院でも販売可能となりました。リアップの後発品で、頭皮の血管を拡張して血行を良くし、育毛・抜け毛防止に働くものです。プロペシア/ザガーロとは効果機序がまったく異なるので、併用すると高い薬効が期待できます。日本皮膚科学会・男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017)でも、推奨度Aは、フィナステリド(プロペシア)、デュタステリド(ザガーロ)、ミノキシジル(リアップ)の三種類のみです。
ミノキシジル配合外用液5%「FCI」(60ml) 1本 3,190 円(税込み)
*ミノキシジル購入のみご希望の方は、診察代などかかりませんので、受付でその旨、お申し付けください。
*注意点
フィナステリド(プロペシア)、デュタステリドは、服用しても効果が得られない場合もあります。また、副作用として勃起不全、リビドー後退、女性化乳房、睾丸通などがk報告されています。
ミノキシジル外用液を塗布しても、効果が得られない場合もあります。また、副作用として塗布部の発赤、かゆみ、ふらつき、頭痛などの報告があります。
■夜の悩み(ED): 勃起力改善剤 バイアグラ、シアリス
亜鉛欠乏症治療剤 ポラプレジング、ノベルジン
年齢による衰えには、勃起力改善剤が有効です。これらは局部の血管を拡張することによって、海綿体への血液の流入を増やし、勃起を促します。お酒や食事の影響を受けやすいのと、そうでないものもありますので、当院では、あなたのお悩みをきかせていただいたうえで、ベストと思われるくすりを処方させていただきます。
ED初診診察料 3250円
ED再診審査料 1750円
バイアグラ(50) 1錠 1500円
シアリス(20) 1錠 1899円
シアリス(⒑) 1錠 1400円
*シアリス、バイアグラは、心臓病や高血圧、肝疾患の治療中の方は、服用不可の場合があります。また、動機、息切れ、ほてり、胸痛などの副作用の報告があります。
近年注目されているのが、亜鉛欠乏症による性機能低下です。亜鉛は微量元素ですが、牡蠣(カキ)やビーフジャーキー、豚レバー、パルメザンチーズなどに多く含まれ、年齢とともに摂取量が減る傾向にあります。またアルコールを分解する酵素にも必要なため、飲酒量が多い方では、いっそう血中亜鉛濃度が低下します。
亜鉛不足ではEDや脱毛のほか、味覚障害や肌のかさつき・皮膚炎、記憶力障害、耳鳴りなどを引き起こすとされています。
当院では血中濃度を測定し、60~80㎍/㎗以下の場合は、ポラプレジング(亜鉛含有剤)、ノベルジン(亜鉛吸収改善薬)を投与します。自費診療の場合、亜鉛測定は検査・判断料2,000 円、ポラプレジング:1包 50円、ノベルジン:1錠 500円 です。
ノベルジンは、亜鉛欠乏症の保険適応があるので、味覚障害や皮膚炎などが強く、血中亜鉛濃度が60 ㎍/㎗ の場合は、保険診療で対応します。また、ノベルジンには、胃部不快感、悪心、血清鉄低下、血清ALT増加などの副作用が報告されています。
■体力減退: にんにく注射をごらんください
もちろん、このAGA治療薬の飲み合わせに関する実験も行っています。
抜け毛が減ることと、髪が増えることはイコールではなく、直接的な発毛効果は期待できません。しかしフィナステリドを主成分とするプロペシアを3年間継続して服用した場合、98%にAGAの改善が見られるというデータもあります。
なお、根本的な発毛効果を期待するのであれば、発毛を促進するミノキシジルという成分が効果的です。亜鉛だけでAGAの改善は難しいですが、フィナステリドの服用と合わせて積極的に摂取することで、発毛効果が期待できる可能性があります。
A:これまで亜鉛を摂取して体毛が濃くなったという報告はありません。
フィナステリドと亜鉛の作用機序(治療効果が出る仕組み)には違いがあります。
フィナステリドはAGAの原因となる5α-リダクターゼの働きを阻害することで、抜け毛のリスクファクターであるTGF-βの産生を抑制します。
『額の生え際や頭頂部が薄くなってきた気がする』『育毛剤や発毛シャンプーを使っても効果がなかった』
そんな方に おすすめです。
A:性別に関係なく、亜鉛は髪の毛の成長によい影響を及ぼします。
亜鉛は自然界に存在している必須ミネラルの一種で、細胞の新陳代謝にとって欠かすことのできない成分です。髪は毛母細胞が分裂することで成長するので、亜鉛の摂取量が不足すると、髪の成長に悪影響を及ぼすことになります。
ただしAGAを発症した場合の薄毛と、亜鉛が不足した場合に起こる薄毛では、その容体が異なります。AGAを発症した場合、頭頂部や前頭部から薄毛が進行しますが、亜鉛不足による薄毛の場合は、後頭部から薄毛の進行が多い傾向です。
亜鉛がなければこれらの酵素が作られないため、細胞の代謝がうまく進みません。
ドクターグローは一人ひとりの薄毛の状態に合わせた治療を行っていくオーダーメイド治療の総称です。薄毛治療を行うクリニックが数多くある中、ドクターグロー提携院では日本臨床医学発毛協会の元に集められたデータを有効活用し、処方だけではない総合的な薄毛治療を行っています。安全性の高い治療を確立した上に、専門医が一人ひとりの状態に合わせた治療プログラムを行っていくため、安心で効果的な治療を進めることができます。治療にはドクターグローオリジナルのAGA処方を使用していきます。処方には日本皮膚科学会の診療ガイドラインで最も効果的であると推奨されているAランクのフィナステリドとミノキシジルを配合し、その他亜鉛やビタミンなど髪に必要な栄養素も含まれています。女性用では、ミノキシジルとスピロノラクトンを中心とした処方を使用します。処方は定期的に診療を行い、症状の経過を見ながら成分の配合をコントロールしていきます。
プロペシアと亜鉛の併用により、以下のような育毛効果が期待されます。
亜鉛によって改善できるのは主に亜鉛不足による薄毛であり、AGAによる薄毛の場合は、あくまで補助的な役割であることを理解しておきましょう。
亜鉛は牡蛎や牛肉、豚肉や鶏肉、卵などの食品からも摂取できます。
厚生労働省が推奨する1日当たりの亜鉛の摂取量は、男性の場合で10mg、女性の場合で8mgとされています。妊婦さんはさらに亜鉛を2mg、授乳中の女性はさらに亜鉛を3mg追加で摂取する必要があります。
しかし、亜鉛が髪の毛の健康と大きく関わっているのは間違いありません。
オリジナル処方には、フィナステリドまたはデュタステリド、ミノキシジル、各種サプリメントが配合されています。一般的な治療院では、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制する有効成分フィナステリドのみを使って治療を行う場合が多いですが、DHTを抑制することは薄毛の進行を止めることにはなっても、発毛促進には直接的につながりません。ドクターグローは発毛促進効果のあるミノキシジルや、細胞の再生や増殖を促進する働きがあるサプリメントを組み合わせることで、ヘアサイクルを取り戻しながら、発毛を促進することができます。
AGA・FAGA・薄毛治療薬の効果・副作用・服用方法・初期脱毛について
ドクターグローの治療を始めてから、およそ3~4か月で多くの方が髪の毛が生えてきたことを実感し、半年から1年を目安に薄毛部分だけではなく髪の毛全体にボリュームが出てきていることを実感します。髪が生えてきたことを確認した後は、医師が状態を見ながら薬の分量を調整し、減薬などを行っていきます。治療の中心となるオリジナル処方に含まれるフィナステリドは、これまで多くの臨床試験が行われており、単体としての効果でも1年間の使用で58%の改善効果、2年間では68%の人に改善が見られたというデータがあります。ミノキシジルの臨床試験では半年経過でおよそ80%、1年でも90%以上の人に薄毛の改善が見られています。どちらも高い改善効果を持ち、これら2つにさらに発毛を助けるサプリメントを加えることで、強力な発毛効果が期待できます。効果が得られなかったと感じる方の中には、短期間で治療をやめてしまった方も多いので、長期的な視点で医師とじっくり取り組んでいきましょう。
作用機序が同系統なので、デュタステリドとフィナステリドの併用はできません。
亜鉛は、人が健康を維持するために必要な栄養素であるといわれています。今回は、この亜鉛が髪に与える影響について、解説します。
1つ言えるのは、亜鉛だけでAGAの改善はできないということです。
しかし2016年におこなわれた厚生労働省による「国民健康・栄養調査報告」によると、20代以降の男女ともに、必要量の亜鉛が摂取できていないとの報告もあります。亜鉛が不足するとおこりうるリスクは、脱毛や薄毛の原因となるだけではありません。口内や皮膚に炎症を起こしたり、味覚が麻痺したりすることもあります。子供の場合は健全な発育に悪影響を及ぼすこともあり、男性は生殖機能に影響がでるケースもあるようです。
育毛剤の効果は、すぐには実感できません。一般的に、と言われています。
そのため亜鉛が直接的にAGAを改善するものではないとしても、日々の食事から積極的に亜鉛を摂取する必要があるでしょう。
「行うよう強く勧める」という評価を受けているAGA治療薬です。
亜鉛は、髪の主成分であるケラチンの生成において重要な役割を果たしていることがわかっています。
アミノ酸と共に働くことで「髪や肌の健康維持」の効果が期待できるともいわれ、髪や美への高い効果が期待できる成分であると言われています。
数粒飲むだけで牡蠣を100g食べるのとほぼ同量の亜鉛を摂れるものもあります。
亜鉛を多く含む食品としては、前述したように豚のレバーや牛の肩ロース、牡蠣やうなぎなどがよく知られています。豚以外にも、牛や鶏のレバーは亜鉛を豊富に含んでいます。
デュタステリドはフィナステリドよりかなり長く効く薬剤なのです。
レバーは亜鉛の他にも鉄分や葉酸、ビタミンAやビタミンB群が含まれているので、定期的に食べるとよいでしょう。
亜鉛のサプリメントは、いつ飲んでも問題ありません。朝昼晩いつでもOKです。
現在aga治療でデュタステリドを内服しています。
この度、男の妊活にも興味があり下記の成分が含まれてるサプリを服用しようか検討中なのですが、デュタステリドと併用しても大丈夫でしょうか??
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また、ビタミンAと共に働くことで「抗酸化作用」や「免疫力向上」が期待でき、さらに亜鉛は精子の形成に必要であるため、「男性機能」にも重要です。他にも「感情のコントロール」や「記憶力」を保つのに必要な神経伝達物質の原料としての役割もあります。