手荒れ| 大田区大森の大木皮膚科【治りにくい手湿疹でお困りなら】


国内で実施されたメサデルムの一般臨床試験では、ステロイド外用剤が適応となる皮膚疾患に対して有効率が85.4%であったことが報告されています。また、再審査終了時におけるメサデルムの副作用発現率は1.1%で、その多くは塗布した部位に局在したものでした。


○手荒れの予防・皮ふの保護クリーム○モイスポリアホワイトは皮ふの角質層に浸透 ..

ヘパリン類似物質には、血液が固まるのを防ぐ作用があるため、血友病や血小板減少症など、出血性の血液疾患のある人や、わずかな出血でも重大な結果をきたすことが予想される人、出血しやすい人は、事前に医師や薬剤師に申し出てください。また、妊娠・授乳中の人や、以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある人も相談をしましょう。さらにほかの薬も使っている場合は、互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もあるため注意が必要です。

手湿疹にはさまざまな症状があり、皮膚の状態ごとに下記のように分類されます。

手荒れが進行してしまった症状(手湿疹)は、治療が長引きやすい皮フ疾患のひとつ ..

中高年の男性に多くみられる症状で、手のひらの皮が固くなったり、ボロボロと剥がれ落ちたり、ひび割れが生じたりします。 赤みや小水疱はみられません。明確な原因は不明なことが多いです。

指先や指の腹が乾燥してガサガサになります。利き手の親指や人差し指、中指に多く、指紋がなくなって、ひび割れを伴う場合もあります。物理的に指先を酷使する方や、水に触れることの多い方にみられる症状です。

去年の夏、娘の寝たきりの介護で手を洗うことが増えて、手荒れがひどくなりました。 ..

手の甲に貨幣ほどの大きさの円形の湿疹ができ、強いかゆみを感じます。化学薬品などによるアレルギー性接触皮膚炎、アトピー型手湿疹などで現れる症状です。

手のひらや足の裏、手足の指の側面に、2~5mmほどの大きさの水ぶくれが多発し、強いかゆみを伴う症状です。進行すると湿疹が増悪して、赤みがみられるようになることもあります。汗の影響もあり、夏に悪化する傾向があります。

と言われ、デキサメタゾンプロピオン酸エステル軟膏を処方され塗っていました。

コロナ禍でアルコール消毒や手を洗うタイミングが増え、手荒れが気になる方も多いのではないでしょうか?

メサデルムには、軟膏・クリーム・ローションの3つの剤型があり、疾患の種類や皮疹の状態、部位、季節に応じた使い分けが可能です。
軟膏は皮膚への刺激が少なく、湿潤型・苔癬化型のいずれにも使用できます。
クリームはW/O型(油性型)ですが、べたつきが少なく使用感に優れています。また、皮膚への浸透性に優れ水にも強いのが特徴です。
ローションはのびが良くさらっとした使用感で、有毛部や広範囲への塗布に適しています。
なお、軟膏とローションには、添加物として肌なじみの良いスクワランが配合されています。


ステロイドの休薬期間手荒れで市販薬のステロイドを塗ってます。 ..

粉末剤 (シッカロールやタルクや亜鉛末などですが、吸入すると問題ということで、最近はあまり用いられません)
に大きく分類されます。
これらは構成される成分でさらに細かく分類されます。

それぞれ使用感・塗り心地が異なります。
使用される部位であるいは年齢によって使い分ける必要があります。

乳幼児はもともと皮脂の分泌が少なく、アレルギーがあるとさらに少なくなっています。
そのために、皮膚の保護を目的とするなら、クリーム・ローション剤より油脂タイプの外用剤の方が向いています。

しかし、油脂性軟膏はどうしてもべとつき感があります。
皮脂が分泌される年齢や部位、汗孔をふさいで汗が出にくいような部位には適していないようです。
一方、クリーム性のものにも多数の種類があります。
ワセリンを加えたべとべとタイプから、あまり油脂成分を含まないさらっとタイプまでいろいろあります。

市販のクリームは、化粧品を含めて、実に多数のものがあります。
医療用には種類が少なく、近年はヒルドイドソフトとそれの後発品が化粧品の代用品になっています。
しかし、ヒルドイドは単なる保湿剤ではなく、ヘパリン類似物質という医療用成分が含まれています。

尿素は生体成分でよいのですが、合成されたものには不純物が混合している可能性があり、それ自体いくらか刺激感があります。
角層が厚く、特に角化異常を伴ったような湿疹には尿素タイプが向いています。
四肢伸側や手足に、有用です。

以上、まとめると、乳児期の顔にはプロペト、体幹や四肢にはアズノール軟膏がよいようです。
かゆみが強く、びらん・浸出液が強ければ亜鉛華軟膏、それで駄目ならステロイド外用剤です。
年齢が上がると、顔は、何もつけないか、市販のクリーム・ローション・乳液・化粧水です。
体幹や四肢には、乾燥がひどければワセリンかアズノール軟膏、べとつくようならヒルドイドソフトやローションがよいでしょう。
四肢伸側、手のひら、足の裏などに乾燥が強ければ、ウレパールクリームかローション、パスタロンソフトなどの尿素タイプがよいと思われます。
また患者自身の好みや慣れもあります。

常に接触皮膚炎を起こす可能性に配慮すべきです。

保湿剤のみで治療するときは、あくまで自然治癒を期待するものです。
ある程度原因・悪化要因が除かれていることが絶対条件です。
湿疹があることがストレスになっている患者さんは、保湿剤のみで治療するのは難しいかもしれません。

陰部がかゆいのですが「デキサメタゾン プロピオン酸エステル軟膏 0.1%という軟膏.

手荒れになってしまったり、手荒れがなかなか治らないのは、手の皮膚のバリア機能が低下しているためです。バリア機能が低下することで、外部からの刺激を受けやすく、また細菌の侵入を許しやすくなるために、炎症が起こります。
バリア機能が低下する原因としては、乾燥、ストレスなどが挙げられます。水仕事の多い人は、特に注意が必要です。

いきなり汚い表現になりますが、現在手荒れがひどく、指全体が軽く ..

ボアラには軟膏とクリームの2つの剤型があり、皮膚の状態や部位などに応じた使い分けが可能です。
適応疾患は、・皮膚炎群、、痒疹群、、などで、通常は1日1~数回、適量を患部に塗布します。
ただし、軟膏・クリームとも、皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には、原則として使用しません。やむを得ず使用する場合には、あらかじめ適切な抗菌剤や抗真菌剤による治療を行うか、これらとの併用を考慮します。

メサデルムクリーム0.1%(一般名:デキサメタゾンプロピオン酸エステルクリーム)の薬効分類・副作用・添付文書・薬価などを掲載しています。

頻度は高くありませんが、内臓の病気の症状として「手荒れ」が現れることがあります。手荒れが続く場合には、病気の早期発見のためにも、お早めに当院にご相談ください。

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油脂性軟膏

ドライスキンを改善し、皮膚を保護し、皮膚刺激を減らすのを目的として用いられます。
油脂性基剤は、の3種のものに分類されます。

は石油を精製して得られた保湿剤では最も一般的なものです。
融点が比較的高いためにワセリンを塗ると、直後に、赤くなったり、べとついたり、かゆくなることがあります。

外用部位をよく考えて、薄くすりこまないように広げるように、必要量を外用したいものです。
塗りすぎると、毛孔がふさがるために、毛包炎ができることがあります。
とびひなどの二次感染にワセリンだけを外用するのは好ましいことではありません。

市販のサンホワイトはワセリンの二重結合を減らした化粧品で、紫外線の影響を少なくしています。

軟膏は、眼科用ワセリンで、精製が進んでいます。
いくらか融点がさがって、べとつきが減り、ワセリンよりやわらかくなっています。
乳児の顔面に、光らない程度、うすくぬるのに向いています。
乳幼児のかさかさした顔面を、よだれやシーツ、父母の衣類などの刺激から保護するのに向いています
同じワセリンでも、精製の具合が異なるために、製造メーカーによって微妙な違いがあります。
実際、合わないワセリンがあると訴える患者がいます。 サリチル酸ワセリンは角層を軟化させる効果が強く、分厚くなった足の裏などによく使われます。
また足の裏の水虫やタコにも有効です。

は、ワセリンとラノリン(羊油)とアズレン(カミツレと同じ)を含んでいます。
保湿効果が高く、融点が低い分、冬でも柔らかくてぬりやすく、使用感はワセリンよりよいようです。
私は乳幼児の体幹・四肢によく使っています。
成人ではラノリンの接触皮膚炎が見られることがあります。

は使用感が非常によく、短期で使うのはよいです。
使っているうちに、馬アレルギーができて悪化することがあります。

は、サメの油を原料とした融点の低いサラサラの化粧品です。
すぐに乾いて、保湿効果が低いのですが、ヒトの脂肪にも同じものが含まれ、塗り心地が非常によい長所があります。
顔面に効果的で、化粧品としても非常によいところがありますが、かなり高価なものです。
サメの絶滅がいわれて手に入りにくくなっています。
メーカーによって精製の具合が異なる上に、別のものを入れて水増ししているといううわさもあります。

は、ワセリン、亜鉛、サラシミツロウ、豚油を含み、炎症を抑える効果があります。
保護効果が強く、ステロイド外用剤に重ねて使用することもあります。
びらん・滲出液のひどいところに塗って、湿疹を乾燥させる効果もあります。
とびひのような細菌感染が合併したところにも使うと、よいことがあります。
びらん・浸出液がなくなれば軟膏が白く残りますが、ごしごしこすって無理に落とさない方がよいでしょう。
びらんのないところにつけると、皮膚が乾燥します。
サラシミツロウはミツバチの巣の成分ですが、接触皮膚炎をおこすことがあります。

や神仙太一膏は漢方で用いられる軟膏です。
やけどなどに用いられ、亜鉛華軟膏に似たところがあります。

は、椿油などとともに植物性の代表です。
融点が低く、保湿効果にとぼしい欠点があります。
しかし、ワセリンほどのべとつき感はありません。
乳児の脂漏性湿疹の痂皮につけて、少しずつ痂皮を取り除いていくのに用いています。
全身の湿疹の保湿剤としても有効です。
グリセリンを使った自家製化粧水にオリーブ油を混ぜることもあります。
単一成分の外用剤のよいところは、かゆみなどが現れたときは原因がわかりやすいということです。
オリーブ油は、主にエクストラバージンオイルとして植物油のものを用いることができますが、皮膚科で治療用として処方箋でもらうこともできます。
近年、オリーブ油のエクストラバージンオイルには、オリーブ油以外の偽物が混じったものが大量に出回っています。
高いからといって、純粋なエクストラバージンオイルとは限りません。
カシューナッツオイル(カシューナッツはウルシ科です)や綿実油などいろんな植物油が混入している可能性があります。
もちろん医療用のオリーブ油が大丈夫という保証もありません。
またオリーブ油は新鮮野菜と同じです。
長期に置いていると、酸化変性します。
一方、いくらか精製したものの方がよいかもしれません。

しっしん・痛みの原因となる炎症を抑えます。 ○グリチルレチン酸:0.5g

膠原病の1症状です。手の甲の関節に紅斑が認められます。悪性腫瘍や間質性肺炎を合併することもあります。

2.1 細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症の患者[感

なお、ボアラに限らず、ステロイド外用薬を長期間使用中に上記に該当する疾患にかかったり症状があらわれたりした場合は、自己判断で薬の使用を中止しないで診察を受けてください。急に薬の使用を中断すると、ステロイドでおさえられていた症状が悪化するおそれがあります。

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乳剤性(クリーム)軟膏
クリーム基剤は、油脂性基剤よりも接触皮膚炎の頻度が高くなりますが、は優れています。
びらんがあると、しみることがあり、皮膚刺激があるものがあります。

油の量で、水の中に油が混じったと、油の中に水が混じったの2種類があります。
後者の方は油が多く、刺激性は低いですが、多少べとついた感じがあります。
水と油を結合させているのが、いわゆる界面活性剤です。
界面活性剤には、洗剤のような化学物質もありますが、たとえばマヨネーズの卵のようなタンパク質も界面活性剤として働きます。

医科用としては、ケラチナミン軟膏、ウレパール軟膏、パスタロンソフト、ヒルドイド軟膏・ローション、ヒルドイドクリーム、レスタミン軟膏、ザーネ軟膏、ザーネクリーム、ユベラ軟膏、オイラックス軟膏、カチリ(フェノール亜鉛華リニメント)などがよく用いられています。

近年、クリームタイプで最もよく使われるものは、恐らく軟膏・ローションです。
ヘパリン類似物質という血流を改善するものが入っていますが、皮膚科医師は使いやすいクリームタイプの保湿剤として用いています。
もともと高齢者の血液循環のよくない下腿の乾皮症の外用剤として登場したものです。
内科や外科では、ヘパリンは本来血液凝固を妨げる物質として用いられています。

実際、顔面の保湿剤として化粧品のようなものがないかとして用いられています。
顔面の化粧品にヘパリン類似物質が有効かといえば全くそうでなく、むしろない方がよいかもしれません。
何か有用成分がなければ、厚生労働省は医療品として認可しないということです。
それだけに、保湿剤としては、かなり高価です。
また、どうせ化粧品ならと、ヘパリン類似物質をそのままにして、全く中味を変更した後発品にもよいところがあります。
ヒルドイドの後発品のビーソフテンクリーム・ローションは、後発品としてではなく、全く別の保湿剤としてよく使用されています。
他の化粧品メーカーに、もっと良いものが出てくる可能性があり、資生堂や花王がそんなものをつくらないかと期待しています。

ケラチナミン軟膏やウレパール軟膏、パスタロンソフトは、を含み、皮膚のかさつきに効果があります。
びらん部位につけると刺激があり、しみるようです。
肘窩や膝窩よりも、伸側(下肢なら前面、上肢なら外側、体幹なら背中)の方が向いています。
掌(てのひら)や足底の保湿剤としても使われます。
顔面につけると、いくらか刺激感があります。

は、抗ヒスタミン剤(かゆみどめ)のレスタミンを含んでいます。
あまり強い湿疹がなく、かゆいだけのところやじんましんの発疹に使います。
虫刺されの刺されたばかりの塗り薬としてはよい薬です。
単なる保湿剤としても有用ですが、長期に用いるときは、光線過敏症を起こす可能性があります。
長い目で見れば、保湿剤としては抗ヒスタミン剤は入っていない方がよいでしょう。

ザーネ軟膏はビタミンA、ユベラ軟膏はビタミンEを含む軟膏で、保湿剤として用いられます。
は、それほどひどくないしもやけ(凍瘡)や冷え症の手足につけるとよいでしょう。

軟膏には、ステロイドを少し混合したもの(オイラックスH)もあります。
オイラックスの成分クロタミトンは疥癬に効果がありますが、かゆみ止めとしても使用されます。
クロタミトンの接触皮膚炎に注意して下さい。

(フェノール亜鉛華リニメント)は、あせもの他に水痘にも用いられます。
私は他のウイルス性の発疹、手足口病や水いぼにも用いています。
消毒、かゆみ止め、抗炎症の作用を合わせて持っており、表面のウイルスを減らし、二次感染の予防にもなります。
綿棒で皮膚につけると、まもなく乾燥固着します。
あまり湿疹がひどくないあせもには、汗を乾燥させる効果があるの方がよいようです。
ステロイド外用剤を使いたくないアトピー性皮膚炎に、カチリを用いるときがあります。
全身に保湿剤として塗るのではなく、主にびらんの多いところです。
びまん性に紅斑が広がっているところには向いていません。

クリームや液状タイプの外用剤は、市販にはハンドクリーム、化粧品など非常に多数のものがあります。
価格を無視すれば、医科用のものよりよくできたものもあります。
加水分解小麦などの植物成分、香料、パラベンなどの保存料など、用いられている成分に注意して、上手に選択すればこれで十分という市販のものもたくさんあります。