・コブラが新しい「3Dプリント」&「ヴィンテージ」パターシリーズを発売



ボールの順回転がカップ際までキープされる

まずは、コブラの最新2シリーズのパターを手に取り、アドレスを繰り返す南。

「どのパターも、パッと置いたときに座りが良くて、フェースが真っすぐ向くのがいいですね。モデルによっては置いたヘッドがぐらぐらしたり、フェースが変な方向を向くこともありますが、コブラのパターは非常にアライメントを取りやすい。重心設計やネックの付け方が良いのでしょうね。小さなことに感じるかもしれませんが、これはすごく大切なことで、パッティングの結果に大きく影響してきます」(南)


・コブラ「3Dプリント」パターシリーズは革新的な『3Dプリント構造』が特徴

コブラのパターは、フェース上部から4度、3度、2度、1度とロフト角が変化する「ディセンディング ロフト テクノロジー」を採用している

打点ブレへの強さと同時に南プロが感じたのは、ストローク中のヘッド軌道が安定することだ。

「ヘッドの慣性モーメントが相当高いのか、振っていて軌道がすごく安定します。しかも、インパクトでフェースが真っすぐ戻ってくるのです。過去の慣性モーメントが高いパターには、ダウンスイングでフェースが開きやすい傾向も見られたのですが、コブラのパターには、それが全くありません。とても不思議な感覚です。ヘッドの中心のいい位置に重心があるのでしょう。自然にヘッド軌道が良くなって、ストロークが安定してくれますよ」(南)

『3D PRINTED PUTTER』は、精密にデザインされたナイロン製のカートリッジを内蔵することで、圧倒的な高慣性モーメント化に成功している。同時にヘッド上部を軽量なカーボン製にして低重心化も図っているため、よりヘッド軌道が安定しやすくなっているのだ。

コブラの新作「3D プリンテッド」「ヴィンテージ」パターが登場

コブラの最新パター『3D PRINTED PUTTER』と『VINTAGE PUTTER』は、アームロックタイプを含めるとトータル18モデルがラインナップされている。南は選び方のポイントについて、アドレスしたときの“顔”を一番大切にしてほしいと語る。

「自分に合ったパターを選ぶ上で、最も大切なのはヘッドの顔です。ターゲットに対して真っすぐ構えやすいことが大前提で、その次に振り心地や打感を考えると良いでしょう。顔の好みが合わないパターだと思わぬミスが出たりするからです。ただし、コブラの2シリーズは、どのモデルも高いレベルの寛容性が備わっています。あえて、今まで使ったことのない顔のモデルに挑戦してみるのもおすすめですよ」(南)

ここからは、ヘッド形状ごとの南のインプレッションを紹介していくので、自分に合ったモデル選びの参考にしてほしい。

安心感のある幅広ブレード『GRANDSPORT(グランスポーツ)』

1つ目は『3D PRINTED PUTTER』シリーズでラインナップされている『GRANDSPORT』。幅広でヘッド後方に突起のついた大きめのブレード型パターで、重心角35度のクランクネックとアームロックのモデルを選ぶことができる。

どのモデルもミスヒットや入射角のズレに強いコブラのパターだが、『SUPERNOVA』は特に寛容性が高い

コブラゴルフは3Dプリントパター3モデルと同時に「キングヴィンテージパター」を発売することを発表しました クラシックな形.

「イノベーティブなモノができなければ製品を出さない」という開発姿勢を持つコブラが満を持して投入した意欲作だけに、その性能がどれほどのものか、多くのゴルファーが気になるところだろう。そこで今回は、パッティングコーチとして多くのツアープロやアマチュアゴルファーを指導する南秀樹に、コブラの最新パターのテストを依頼。コブラの最新パターがゴルファーにどんなメリットをもたらしてくれるのか、分析してもらった。

「『SUPERNOVA』よりも軽快にストロークできる印象で、ブレード型から移行しやすいタイプのマレットです。特にバックスイングの引きやすさがあるので、アドレスで固まりやすい人に試してほしいですね。小ぶりな『AGERA RS』はさらに操作性が上がっている印象で、ショートスラントのモデルは、自然なフェース開閉が入りながら、ボールを打つことができます。どのヘッドも重心がいいところに設計されているので、インパクトでフェースが真っすぐ戻ってきてくれます」(南プロ)

さらに、南には『AGERA』のアームロックタイプも試してもらった。

「ショートパットが苦手な人にすごくおすすめです。グリップを前腕につけてロックするので自然に肩でクラブを上げていけます。また、強いハンドファーストの構えで、極端にロフトが立った状態で当たるアームロックのパターとコブラのフェーステクノロジーは相性が抜群にいいです。ロフト角の大きいフェース上部に当たって、最適な打ち出し角でコロがりの良いボールを打っていけます」(南プロ)

Cobra KING cobra STINGRAY 40 コブラ キングコブラスティングレイ パターのサムネイル ..



そして特筆すべきはコブラが優れたパターを生み出しているということだ。3Dの「グランスポーツ35」は2022年『Most Wanted』のベストブレードに輝き、文字通り他の全メーカーのブレードパターよりも優れたパフォーマンスを発揮した。2023年は、連覇こそならなかったが、27モデル中、総合5位にライクインしたのだ。「グランスポーツ35」の成功は他のシリーズで再現されなかったが、この成功によりコブラの開発陣がパター作りに長けていることは伝わった。恐らく今回のリリースも、コブラの「3Dプリント」と「ヴィンテージ」パターが、よくある全指標の最前線に押し出すものとなるだろう。では、ここからはコブラパターのテクノロジーの要点をチェックし、今回のモデルがどのように進化しているのか見てみよう。

最近まで「3Dプリント」が一般的な製造技術ではなかったことは忘れがちだ。コブラが最初にHP社と提携して、初代「グランドスポーツ」の部品を3Dプリントしたことは画期的だった。限定リリースだったが、このパターは店舗で販売された初の3Dプリント部品を使用したモデルとなった。それ以来、3Dプリントはあらゆる製造業で一般的になった。昨今、大手ゴルフメーカーの大半が研究開発に「3Dプリント」を採用しているが、コブラだけがこのテクノロジーを繰り返し製品リリースに取り入れている。私の計算では、今回の新しい「3Dプリント」パターシリーズは、コブラが発表した「3D」シリーズの3代目。採用しているプリント材料とプリントの構造は変わったが、コブラがこのテクノロジーを採用する理由は変わっていない。「3Dプリント」にすることで、コブラが従来のテクノロジーでは実現できない可能性があるパター部品を製造することができるからだ。

新しいコブラパターの「ディセンディング ロフト テクノロジー=『DLT』」のラベルが、以前の「Sik」ではなく「LA GOLF」になっていることを不思議に思っている方もいるかも知れない。これは寝返ったわけではない。1年ほど前、「LA GOLF」は「Sik」を買収し彼らのフェーステクノロジーを取得。コブラは「Sik」ではなく「LA GOLF」の技術ライセンスを得ているというわけだ。

そして特筆すべきはコブラが優れたパターを生み出しているということだ。3Dの「グランスポーツ35」は2022年『Most Wanted』のベストブレードに輝き、文字通り他の全メーカーのブレードパターよりも優れたパフォーマンスを発揮した。2023年は、連覇こそならなかったが、27モデル中、総合5位にライクインしたのだ。


カテゴリ:コブラ KINGビンテージ パター シリーズ,特集ページ

コブラが「3Dプリント」&「ヴィンテージ」パターを2024年に向けアップデートしたが、これについてはなにかしらの疑問を持たざるを得ない。

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「グランスポーツ35」の成功は他のシリーズで再現されなかったが、この成功によりコブラの開発陣がパター作りに長けていることは伝わった。恐らく今回のリリースも、コブラの「3Dプリント」と「ヴィンテージ」パターが、よくある全指標の最前線に押し出すものとなるだろう。

The KING Vintage Series - Classic Shapes. Modern Performance.

ナイロンへの3Dプリントは、コブラが求めるアルミニウム同様の安定性をもたらし、重量特性を改善した。概して、コブラのデザイナーたちは、従来の技術では不可能だったパターを作ることができるのだ。

カテゴリ:【COBRA】コブラ ヴィンテージ パター シリーズ,特集ページ

前述したように今作ではされています形状的にはもうお馴染み感のあるモノばかりではありますが、最大の特徴となるのはSIKフェーステクノロジーを採用したことキングヴィンテージパターではSIKフェーステクノロジーと用いたアルミニウムフェースインサートを搭載。コブラのエンジニアがSIK Golf及びと協力して設計されています。柔らかでありながら歯切れの良い打感でプロからの評価も高いフィーリングを実現したそうちなみにフェースインサートは3Dプリントパターシリーズのモノと同様です今作の最も嬉しい部分としては、SIKフェーステクノロジーが使われていながらもという点でしょうキングヴィンテージパターはという価格設定

コブラ『VINTAGE PUTTER』シリーズ、4月13日デビュー

この事実だけでもコブラの新たなパターがどれほどの期待を抱かせることか。「KING 3D」と「KING Vintage」パターシリーズは、ボックスセットを完成させるために放り込まれるようなパターではない。これらのパターは、コースで、そして市場で競争するために作られているのだ。

SIKフェース搭載のキングヴィンテージパターを発売|取扱店情報

キングヴィンテージパターではSIKフェーステクノロジーと用いたアルミニウムフェースインサートを搭載。コブラのエンジニアがSIK Golf及びと協力して設計されています。柔らかでありながら歯切れの良い打感でプロからの評価も高いフィーリングを実現したそう

Cobra パター – 海外カスタムクラブ専門店PEAKGOLF

最近まで「3Dプリント」が一般的な製造技術ではなかったことは忘れがちだ。コブラが最初にHP社と提携して、初代「グランドスポーツ」の部品を3Dプリントしたことは画期的だった。限定リリースだったが、このパターは店舗で販売された初の3Dプリント部品を使用したモデルとなった。

KING VINTAGE NOVA-40 パター 2021 KBS CT TOUR スチール

コブラゴルフは「KING 3D」と「KING Vintage」パターシリーズを拡張する。もちろん、この一文をパターメーカーの「お約束」として聞き流してもいい。実際ほとんどの場合は聞き流しても問題はない。

KING VINTAGE Cuda パター 2022 KBS CT TOUR スチール

私の計算では、今回の新しい「3Dプリント」パターシリーズは、コブラが発表した「3D」シリーズの3代目。採用しているプリント材料とプリントの構造は変わったが、コブラがこのテクノロジーを採用する理由は変わっていない。

中古 KING VINTAGE NOVA (US) シングルベンド

・コブラゴルフは、「KING 3D(キング3D)」と「KING Vintage(キングヴィンテージ)」パターに新たなネック形状と新モデルを追加

コブラのパターおすすめ10選!人気メーカーの名器を厳選して紹介!

「3Dプリント」にすることで、コブラが従来のテクノロジーでは実現できない可能性があるパター部品を製造することができるからだ。

Cobra 3D Printed & Vintage Putters 2024


パターに悩んだら一度手にして欲しい逸品

最後に南は、「ゴルフを長くやるほど、ミスショットの嫌な感覚が体に染み付いています。特にパターは、プロであってもだんだんと感覚が悪くなって、距離も方向もあいづらくなっていきます。そんな感覚のズレを補ってくれるのはクラブで、コブラの『3D PRINTED PUTTER』と『VINTAGE PUTTER』は多くのゴルファーの助けになるはずです。アライメントが取りやすいし、何よりミスヒットへの強さが段違いです。自信を持って、おすすめできるシリーズですよ」とコメント。

“パット・イズ・マネー”という格言からも分かるように、パターはスコアメイクの鍵を握る重要なクラブ。もっとゴルフが上手くなりたい、ベストスコアを更新したいと願うゴルファーには、ぜひ革新的なテクノロジーを積んだコブラの最新パターを試してほしい。パッティングのイメージが大きく変わること間違いなしだ。

✦取材協力/高松グランドカントリークラブ
✦撮影・構成/田辺直喜

【番外編】最終スコアと大活躍したcobraのパターを勧め ..

「3Dプリント」と「ヴィンテージ」パターの両モデルをご覧いただくと、ネックオプションが多いことに気がつくと思う。多くのモデルでネックオプションが最低2つはあり、コブラ「ヴィンテージ STINGRAY(スティングレー)」には3つもある。

【番外編】最終スコアと大活躍したcobraのパターを勧めたい人は…【ABBEY2 中村 章浩さん】 · Comments83.

プーマジャパンがコブラの新作パターをアナウンス。「新製品の『COBRA VINTAGEパター』コレクションを、取扱店にて4月13日より発売致します」と、同社。同日発売で『3Dプリンテッド』パター(6機種・税込49,500円)も展開するが、全10機種の『VINTAGE』パターは税込38,500円となる。