アピキサバンによる消化器系の副作用も比較的高頻度に認められます。


副作用の可能性があることを伝え、その他の症状を確認する。なるべく早く受診して主治医に伝えるように注意し、主治医には薬局からトレースレポートを提出する。また、副作用の不安から患者の服薬アドヒアランスが低下しないように、随時確認していく。


エリキュース錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

8.10. 〈効能共通〉患者の判断で本剤の服用を中止することのないよう十分な服薬指導をすること。本剤を服用し忘れた場合には、気づいたときにすぐに1回量を服用し、その後通常どおり1日2回服用するよう指導する(服用し忘れた場合でも一度に2回量を服用しないよう指導する)。

8.11. 〈効能共通〉本剤投与中の患者で生命を脅かす出血又は止血困難な出血の発現時に本剤の抗凝固作用の中和が必要な場合は中和剤アンデキサネット アルファの電子添文を必ず参照し禁忌、用法及び用量に関連する注意、重要な基本的注意、特定の背景を有する患者に関する注意、副作用等の使用上の注意を確認すること〔1.1参照〕。

エリキュース錠5mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報 | HOKUTO

「毎日忘れずにお薬を飲めていらっしゃるようで、よかったです。ただ、先ほどおっしゃっていた痔のことですが、気づいたのはいつ頃ですか?出血が続いていませんか?このお薬は、血液をさらさらにして血栓ができないようにしてくれるお薬ですが、効きすぎると出血しやすくなることがあります。もし、便が黒っぽかったり、血便が増えたりしたら、お薬の副作用かもしれませんので、できるだけ早く先生にそのことを伝えてください。ただ、先生にみてもらうまでは、ご自分の判断でお薬を飲むのをやめないようにしてくださいね。」

エリキュース錠の添付文書の2.重要な基本的注意、4.副作用の項目を参照されたい。

ワルファリン以外の抗凝固薬:どんな薬?副作用は?生活の注意点は?

エリキュース投与中は、出血や貧血等の徴候を十分に観察し、必要に応じて、血算値(ヘモグロビン値)、便潜血等の検査を実施し、急激なヘモグロビン値や血圧の低下等の出血徴候を確認すること。臨床的に問題となる出血や貧血の徴候が認められた場合には、エリキュースの投与を中止し、出血の原因を確認すること。短時間で止血可能な小出血の際には、ベネフィットとリスクを慎重に評価して、エリキュースの継続投与を検討する。エリキュース投与中に重篤な出血が発症した場合の処置とその効果に関する十分なデータはなく、エリキュースの抗凝固作用の中和方法は、研究段階である。出血が認められた場合は、出血の重症度・部位に応じて、患者ごとに適切な処置を講じること[文献 1]。
消化管出血の場合、吐血、下血、血便、腹痛、腹部膨満感等の症状が出現する。大量出血の場合はショックとなり、中等度の場合は貧血の原因となる。大量下血や吐血の前に、食欲不振、腹痛、吐き気、腹部膨満感等の症状が現れることがある。また、黒色便(タール便)がみられることもある[文献 2]。
医薬品医療機器総合機構(PMDA)の「副作用が疑われる症例報告に関する情報」では、2004 年 4 月から 2017 年 12 月までの間にアピキサバンを被疑薬とした便潜血が 12 例(被疑薬の処置:投与量変更せず 3 例、投与中止 8 例、不明 1 例)、(転帰:回復 1 例、軽快 2 例、不明 9 例)報告されている[文献 3]。
[文献]
1. ブリストル・マイヤーズ スクイブ:エリキュース錠を適正にご使用いただくために, 2016 年 7 月作成
2. (2018.05.17 アクセス)
3. (2018.05.17 アクセス)

ブリストル・マイヤーズ株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長 : ダビデ・ピラス、以下「ブリストル・マイヤーズ」)とファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梅田一郎、以下「ファイザー」)は、共同で開発を行った経口抗凝固薬FXa阻害剤「エリキュース®錠2.5mg、同5mg」(一般名:アピキサバン、以下、「エリキュース」)に関し、「静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制」の新たな効能・効果の承認を取得しましたのでお知らせします。

エリキュース錠2.5mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報 | HOKUTO

急性症候性VTE患者を対象としたAMPLIFY試験において、1回10 mgを1日2回(BID)、7日間経口投与した後、1回5mg BIDを6ヵ月間投与する群では、海外の標準治療であるエノキサパリン/ワルファリンを投与する群に対して、主要有効性評価項目である症候性VTEの再発またはVTE関連死について非劣性を示し(2.3% vs. 2.7%、相対リスク0.84、95% CI:0.60 - 1.18、非劣性に関してP
今回の効能・効果の追加承認により、日本における非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制とともに静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制に新たな選択肢を提供することになります。

エリキュースは「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制」の適応で2012年11月に欧州連合(EU)、2012年12月にカナダ、日本、米国などで承認されています。「静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制」での適応は、EUでは2014年7月、米国では2014年8月にそれぞれ承認されています。


医療用医薬品 : エリキュース (エリキュース錠2.5mg 他)

8.10. 〈効能共通〉患者の判断で本剤の服用を中止することのないよう十分な服薬指導をすること。本剤を服用し忘れた場合には、気づいたときにすぐに1回量を服用し、その後通常どおり1日2回服用するよう指導する(服用し忘れた場合でも一度に2回量を服用しないよう指導する)。

クラリスロマイシンDS10%小児用「EMEC」 他 (マクロライド系抗生物質製剤) ..

1.患者に対する処方内容(薬剤名、用法・用量等)の確認
2. 服用患者のアドヒアランスの確認、服薬管理の徹底(検査・手術前・抜歯時の服薬休止、検査・手術後・抜歯後の服薬再開の確認)
3. 副作用モニタリング及び重篤な副作用発生時の対処方法の教育(服用中は出血傾向となるので、過量投与の兆候(あざ、歯茎からの出血等)の確認とその対策)
4.効果の確認(適正な用量、可能な場合の検査値のモニター)
5.一般用医薬品やサプリメント等を含め、併用薬及び食事(納豆等)との相互作用の確認
6.日常生活(閉経前の女性に対する生理中の生活指導等)での注意点の指導

※1)エリスロマイシン、クラリスロマイシン、フルコナゾール、ホスフル

また抗血栓薬を併用する場合は副作用が強くなるので、併用する場合は特に注意しましょう。歯医者や外科手術など出血を伴う処置があるときには必ず事前に主治医に伝えるよう指導しましょう。

薬物相互作用 (32―新規経口抗凝固薬における 薬物相互作用)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

※ エリキュースの効能又は効果は「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発

お年寄りに使う場合は、年齢とともに体の機能が低下していることを考慮し、最初は少量から始めて、効き目と副作用を注意深く観察しながら、徐々に増やしていくやり方が望ましいでしょう。

エリキュース (アピキサバン) ブリストル=ファイザー [処方薬]の解説

8.11. 〈効能共通〉本剤投与中の患者で生命を脅かす出血又は止血困難な出血の発現時に本剤の抗凝固作用の中和が必要な場合は中和剤アンデキサネット アルファの電子添文を必ず参照し禁忌、用法及び用量に関連する注意、重要な基本的注意、特定の背景を有する患者に関する注意、副作用等の使用上の注意を確認すること〔1.1参照〕。

[PDF] クラリスロマイシン錠200mg「サワイ」 を服用される患者さんへ

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

注2) クラリスロマイシンとして1回400mg(力価)、アモキシシリン水和物

アピキサバンの薬物動態学的特性は安定した抗凝固作用の維持と副作用リスクの低減に寄与しています。

として1回750mg(力価)及びランソプラゾールとして1回30mgの3剤

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

エリキュース錠2.5mg[静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症および肺血栓塞栓症)の治療および再発抑制] ..

レカネマブ(遺伝子組換え)[相手薬投与中に脳出血を発現した場合本剤が出血を助長するおそれがあるので、併用時には脳出血の副作用に注意すること(相手薬の副作用として脳出血の報告があり、併用により血液凝固阻止剤である本剤が出血を助長する可能性がある)]。

結果は大出血を経験した647人の患者と延べ744件の解析で、クラリスロマイシン併用中の大出血 は69件でした。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

□ CYP3A4阻害剤(フルコナゾール、ホスフルコナゾール、クラリスロマイシン、エリスロマイシン) ..

これらの薬をクラリスロマイシンと一緒に飲むと強い副作用が出る可能性があるため、よほどのことがない限り避けなくてはなりません。

クラリス DS とムコダイン DS を服用する患児への薬学的管理のポイントは? 疾患名:急性気管支炎

デメリットは、生体内に恒常的に存在するトロンビンをも抑制するため、出血リスクが上がることや、トロンビン-TM複合体への親和性のほうが強いために活性化PCの合成を阻害して抗凝固が妨げられること、トロンビンは血小板リン脂質上に存在するXa因子に比して分子自由度が高いため、活性を阻害すると腎排泄が高まるので腎機能障害患者に使いにくい。実際、イグザレルトやエリキュースの腎排泄率が30%前後であるのに対して、プラザキサの腎排泄率は80%である。

強するため、クラリスロマイシン[クラリス、クラリシッド]など CYP3A を強く阻害す ..

経皮的左心耳閉鎖術(LAAC)によく使用されるのが、WATCHMANという左心耳の入口を覆うデバイス(医療機器)です。

クラリスロマイシンは、エリスロマイシンのラクトン環の 6 位水酸基を O-メチル化した半

8.1. 〈効能共通〉凝固能検査(プロトロンビン時間(PT)、国際標準比(INR)、活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)等)は、本剤の抗凝固能をモニタリングする指標とはならないため、本剤投与中は出血や貧血等の徴候を十分に観察し、また、必要に応じて、血算値(ヘモグロビン値)、便潜血等の検査を実施し、急激なヘモグロビン値低下や血圧低下等の出血徴候を確認すること。臨床的に問題となる出血や貧血の徴候が認められた場合には、本剤の投与を中止し、出血の原因を確認すること。また、症状に応じて、適切な処置を行うこと〔1.1、2.2、11.1.1参照〕。8.2. 〈効能共通〉患者には、鼻出血、皮下出血、歯肉出血、血尿、喀血、吐血及び血便等、異常な出血の徴候が認められた場合、医師に連絡するよう指導すること〔1.1、2.2参照〕。

エリキュース®錠5mg2T2×→エリキュース®錠2.5mg2T2×

これ以外にも色々な副作用があります。クラリスロマイシンを飲みだしてから調子が悪くなった人は、処方したお医者さんに相談して下さい。